「Dr.コトー診療所」おかえり、コトー先生。詰込み過ぎだけど面白かったです。やっぱりイイなぁ〜。 | ゆきがめのシネマ。劇場に映画を観に行こっ!!

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観てきた映画、全部、語っちゃいます!ほとんど1日に1本は観ているかな。映画祭も大好きで色々な映画祭に参加してみてます。最近は、演劇も好きで、良く観に行っていますよ。お気軽にコメントしてください。
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「Dr.コトー診療所」

 

を観てきました。

 

ストーリーは、

日本の西端に位置する孤島・志木那島。19年前に東京からこの島にやって来たコトーこと五島健助は、島にたった1人の医師として島民たちの命を背負ってきた。今やコトーは島にとってかけがえのない存在だ。コトーは数年前に看護師の星野彩佳と結婚し、2人の間にはもうすぐ子どもが誕生する。島民たちの誰もがコトーの診療所があることに安心し、変わらぬ暮らしを送り続けていた。しかし診療所の平穏な日常に、ある変化が忍び寄っていた。

というお話です。

 

 

日本の西の端にぽつんと在る美しい島・志木那島。本土からフェリーで6時間かかるこの絶海の孤島に、19年前、東京からやってきた五島健助=コトー。以来、島に”たったひとりの医師”として、島民すべての命を背負ってきた。長い年月をかけ、島民はコトーに、コトーは島民に信頼をよせ、今や彼は、島にとってかけがえのない存在であり、家族となった。

 

数年前、長年コトーを支えてきた看護婦の星野彩佳と結婚し、彩佳は現在妊娠7ヶ月。もうすぐ、コトーは父親になる。コトーは、彩佳、和田、研修医師の織田判斗、そして数年前から診療所に勤める島出身の看護婦・西野那美と共に診療所を切り盛りしている。

 

 

2022年現在、日本の多くの地方がそうであるように、志木那島もまた過疎高齢化が進んでいる。財政難にあえぐ近隣諸島との医療統合の話が持ち上がり、コトーに島を出て拠点病院で働かないかとの提案が。そうなればコトーは長年暮らした島を出て行くことになる。それが島の未来のためになると理解しながらも、コトーは返事を出来ずにいた。

そんな折、島に近づく台風の情報が。毎年多くの台風の通り道となっている志木那島だが、今回は想像を超える被害がもたらされているという話が役場に入ってくる。



 

次々と診療所に運び込まれる急患。限られた医療体制で対応を強いられる診療所は野戦病院と化す。そして再び、コトーたちは”家族”である島民たちの優しさと人の命の尊さに向き合い葛藤することになる。

時として残酷な自然、時を経て宿った新たな命、失われゆくもの、立ちはだかる現実。そんな状態でも、誰も死なせたくないという理想を求めるコトーは、島民の命を助け続ける。そして…。後は、映画を観てくださいね。

 

 

久しぶりのコトー先生、やっと帰ってきてくれました。皆さん、健在で元気に志木那島で暮らしている姿は、嬉しかったです。ドラマながら、こんなにも長くやってくれていると、なんか、本当にそんな場所があるような気持ちになっちゃっいますね。もう20年近くやっていると聞いて、そんなにも前からやっていたんだっけって思いました。でも観ていたら、神木くんがあんなにちっちゃかったのに、もう30歳に手が届く年齢になったと聞き、びっくり。10歳くらいだったんですね。可愛かったなぁ。

 

 

今回のコトー先生は、映画になって帰ってきて、内容は盛りだくさんでした。ちょっと、詰め込みすぎと思うほど、一気に出来事が起きていくので、ちょっとやりすぎかなと言う気もしないでもなかったけど、まぁ、楽しませてくれるためだったと思って、よしとしましょう。

 

研修医が島にやってくるところから始まりますます。ダメダメ研修医かと思ったら、少しチャラいだけで、腕はマトモでした。コトーの助手としては、十分に満足出来る医者で、これなら十分に使える医者だと思いました。ま、コトー先生のように患者に寄り添う血うことは、これから覚えるという感じでしたけどね。看護士の那美と良いコンビでした。

 

 

そんな力強い仲間も増えて、島の医療を続けるのですが、この島、人口はどれくらいいるのかしら。役場の人数を見ると、結構、島民はいるように思うけど、いつも同じ人しか出てこないから、コトー先生がそんなに忙しそうにするほど、仕事があるのかなと思ってしまいました。でも、いっぱい患者がいるんだろうな。

 

漁師の原が仕事中に怪我をして運び込まれてきて、足を切断するかというほどの大怪我なのですが、切断したら漁が出来なくなると言うことで、切断しない手術をします。父親の一大事なので息子・剛洋に連絡をすると、実はという展開になります。彼は医者になるために、東京に出ていましたよね。まだ学生なのですが、ある事件に巻き込まれています。

 

 

剛洋の話から始まり、他にも小さな出来事がいくつも重なっていき、台風がきて、土砂崩れの被害やらなんやら、いつもの災害が起きます。この台風で土砂崩れって、前もありませんでしたっけ。なんで、前回の災害で学ばないのかしら。行政が何か対策を取るべきですよね。島だから予算が無いと言ったって、島民に被害が出ているのに、それを放置して、毎回、被害者が出て野戦病院のようになってしまうって、バカみたいですよね。学習しようよ。そうしないと、島の暮らしは良くならないし、島民も減っていく一方じゃ無いかしら。これは、行政の怠慢としか思えませんでした。

 

土砂崩れの被害で、何人もの怪我人が運ばれてきて、診療所はいっぱいだけど、医者は2人だけ。そりゃ、捌けませんよ。大病院だって、災害の時は、トリアージをするのに、それをしないんですから、研修医の織田がキレます。当たり前だと思いました。この時ばかりは、織田が言う事が正しいと思いました。全員を助けるなんて、出来るわけが無いんです。ドラマだから良いけど、実際だったら死人がたくさん出てしまいます。

 

 

そしてこの時、実は、別の大変な問題も起きているのですが、それはネタバレになるので書けません。もう、盛り沢山で、コトー先生たちは、大変な状況になっているんです。それでも、医療を続けるという、理想を絵に描いたようなドラマですが、これはドラマだからね。実際に、こんな事をしていたら、医者の人権蹂躙になっちゃうので、ダメダメです。医者にだって、人権がありますから。

 

映画では、ちょっと内容を詰め込み過ぎかなと思いましたが、コトー先生の映画だから文句が言えません。だって、好きなんだもん。台風の土砂災害も、前にも観たような気がするけど、それも盛り上げるためってことで、許します。許すけど、本音をいれば、コトー先生の事件だけで、この映画良かったような気がします。そんなに無理しなくても、十分にこのキャストなら、みんな観に行きますよ。コトー先生にも事件が起きるので、その事件だけを取り上げて、2時間やっても、十分な内容だと思いました。これだけでも面白かったのに。

 

 

私は、この映画、超!超!お薦めしたいと思いました。ちょっと内容に難ありかなとは思ったけど、コトー先生が戻って来てくれただけで、もう嬉しくなっちゃって、それだけで満足してしまいました。私、吉岡さんが好きなんですよ。だから、このドラマも文句無しに好きなんです。ぜひ、観にいってみてください。

ぜひ、楽しんできてくださいね。カメ

 

P.S :アバターとコトーを初日に観たのですが、どちらも上映時間が長くて辛かったです。コトーは混んでいましたが、アバターは空いていたなぁ。不思議でした。

 

 

「Dr.コトー診療所」