「ミニオンズフィーバー」を観てきました。
ストーリーは、
1970年代、ミニオンたちはミニボスとして崇拝する11歳の少年グルーのもとで日々悪事を働いていたが、ある日、グルーが何者かにさらわれてしまう。ミニオンのケビン、スチュアート、ボブは、グルーを救出するため奔走し、その過程でカンフーの達人マスター・チャウと出会う。ケビンたちはマスター・チャウに弟子入りを志願するが、その先にはさらなる険しい道が続いていた。
というお話です。
時は1970年代。ミニオンたちは、ミニボスとして崇拝する11歳の少年グルーのもと、日々悪事を働いていた。
グルーは悪党チーム「ヴィシャス・シックス」に憧れており、ある時、ヴィシャス・シックスの新人メンバー募集の広告を見つけ、応募することに。しかし、子供という理由で不採用になってしまう。でも、これで終るグルーじゃない。ヴィシャス・シックスが手に入れたお宝を盗み、逃げ出してしまう。
逃げる途中、お宝をミニオンのオットーに預けるが、オットーは自分の好きなモノと交換してしまい、お宝を取り返そうと外に出たとたん、グルーは何者かに誘拐されてしまう。彼を誘拐したのは、ヴィシャス・シックスの元リーダー・ワイルド・ナックルズだった。
憧れの人物に会えたグルーは大喜びで、ミニオンたちが助けに来るが、追い払われて、逆に追われる事になってしまう。そんな時に、鍼灸師のチャウに助けられ、カンフーマスターの彼女にカンフーを教わることに。カンフーを習得?したミニオンたちは、再度、グルーを救出に向かいます。そして・・・。後は、映画を観てくださいね。
公開するという情報から、2年くらい経ったのかしら。コロナのせいで、何度も公開延期になって、やっと、観ることが出来ました。長かったですねぇ。ずーっとミニオンズのCMを観続けてきたので、本編を観ていないのに、観たような気持ちになっていました。やっと観れて良かったぁ。
今回は、グルーがどうして”月を盗む”ような大怪盗になったのかというお話でした。既に、ミニオンたちと出会ったグルーですが、まだまだいたずらの延長程度だったのに、今回は、本当の悪党と出会うことで、その怪盗ぶりも凄みを増して行きます。
グルーが憧れていた悪党は、ヴィシャス・シックスというチームで、ボスはワイルド・ナックルズというお爺ちゃんでした。でも、ヴィシャス・シックスは仲間割れの末、ワイルド・ナックルズを殺して、5人になってしまったので、1人募集すると広告を出したんです。
仲間割れの事など知らないグルーは、憧れの人たちと悪党が出来ると思い、募集に応募するのですが、子供はダメと外されてしまいます。もちろん、簡単に引き下がるグルーではないので、ヴィシャス・シックスが保管していた大切な宝を盗んで逃亡します。
そのお宝は、ワイルド・ナックルズが最後に見つけた宝で、見つけたとたんに裏切られて、盗られてしまったものなんです。アジア系の宝で、十二支が刻んであったと思います。ペンダントになっていて、それを持って逃げるグルーをミニオンたちが助けて、でも、助けになって無くて、いつもの3匹のミニオン以外にオットーっていうポンコツミニオンが掻きまわしてくれちゃって、またも、”何をしても、ムダ!ムダ!ムダ!”(by.滝)の状態が続いていきます。
もう、毎度の事なのですが、ミニオンズの映画は、内容はほとんど無いに等しいんですけど、ミニオンが無駄な動きを沢山してくれるので、時間が経ってしまうという事で、今回も同じでした。もちろん、ミニオンたちは可愛いので、それで許されるのだけれど、今回のオットーには、困ったもんだと思いました。脳が入ってないんじゃないかと思うくらい、その場の思い付きのみで行動していて、脳が入っていても、記録容量が無いんだろうなぁという感じでした。まぁ、それでもかわいいんだけどね。
ミニオンたちがカンフーを習うのが、CMでは何度も取り上げられていましたが、それほど長い場面ではなかったです。思っていたよりも、あっさりと終わっちゃいました。カンフーの先生のマスター・チャウも、そんなに魅力的なキャラでは無かった気がしました。
その分、悪党のワイルド・ナックルズがよいキャラだったな。きっと、この映画の後にも、グルーと関わったりして、色々と教えて行ったんじゃないかなと想像させるような人物でした。そうそう、レコード店の店員がメカニックで、彼の発明が素晴らしいんです。それをグルーが引き継いだんだねって事が、今回の映画で解りますよ。
うーん、内容が無いので、あまり感想も無いかなぁ。かわいいから、何度観ても楽しいとは思うし、頭を使わなくて良いから、熱い夏にボーっとしながら観るのも良いかもしれませんね。
私は、この映画、お薦めしたいと思います。かわいくて、面白いんだけど、まぁ、そんなに内容が深い訳ではないので、軽く観に行く映画だと思います。子供は喜ぶんじゃないかな。ぜひ、観に行ってみてください。
ぜひ、楽しんできてくださいね。
「ミニオンズフィーバー」