「映画ざんねんないきもの事典」を観てきました。
ストーリーは、
南極のアデリーペンギンたちは、道に迷ったコウテイペンギンを家族のもとまで送り届けることに。オーストラリアで暮らす甘えん坊なコアラのリロイは、自分だけのユーカリの木・ホームツリーを探す旅に出る。自分を最強だと思い込むニホンノウサギのウサオと、臆病なツキノワグマの月子。当てのない旅に出た彼らは、それぞれ森の中をさまよう中で、初めて見る生き物に出くわしパニックに陥る。
というお話です。
自然豊かな島で暮らす甘えんぼうのコアラ・リロイは、自分だけのユーカリの木、“ホームツリー”を探す旅に出発! 途中で出会ったアオバネワライカワセミのクーカ、ウォンバットのワンダと一緒に旅をつづけるけれど、天敵のディンゴにおそわれて、ホームツリー探しには危険がいっぱい!逃げる事しかできない自分を“ざんねん”だと悲しむリロイの前に、不思議ふしぎないきものが現あらわれて。リロイはピンチを乗りこえ、自分だけのホームツリーを見つけることができるのか?
できるだけラクをしてモテたい南極のアデリーペンギンと、仲間のペンギンたちは毎日ゆる~い日々をすごしていた。そんなある日、道に迷ったコウテイペンギンと出会い、家族のところまで送り届けることに! だけどその道中はスマホ(!?)の電波がつながらなかったり、天敵のいきものに遭遇したりと大ピンチ。
アデリーたちははたして無事にコウテイペンギンを送り届とどけることができるのか!?
二ホンノウサギのウサオは、くらしている森の中で自分は最強だと思いこんでいた。心配性な母親に嫌気がさし、家を飛び出したウサオは、森でクールな見た目のウサギ崎先輩に出会う。同じころ、臆病なツキノワグマの月子も自分に自信をなくし家を飛び出していた。ウサオとウサギ崎先輩、月子はそれぞれ森で行くあてもなくすごす中、さまざまないきものに出会って大パニック!
ウサオと月子はちゃんと自分のおうちに帰れるのかな?
そんな3つのお話を、モグラの親子・モグモグとグララが案内していく。後は、映画を観てくださいね。
この映画、面白くないとは言わないけど、ざんねんな映画でした。子供はどうなのかなぁ。そんなに楽しんでいそうではなかったけど、どう思ったのかしら。本の方が面白いので、あれをストーリーにして、映画にすると、どーも取ってつけたようなお話になっちゃうのよね。
コアラとウサギのお話は、私は、全く面白いと思えませんでした。まるで教育テレビでやっているような、そんな学習アニメっぽいんですもん。折角、映画でやるんだから、もう少し、力を入れられなかったのかしら。ペンギンのお話だけは、工夫してあって、面白かったんだけど、他の2本は、ストレートなお話で、ひねりも何も無いから、ちょっとがっかり、いや、ざんねんでした。
ペンギンは、紙兎ロペの人が声を当てていたし、絵も可愛くて、ちょっとヒネている感じが良かったんです。コアラとウサギは、普通のアニメなんですよ。昔ながらの動物アニメって感じで、現代風のひねりも無く、子どもに見せるには良いのかもしれないけど、それなら映画にする必要ある?って感じなんです。
ペンギンは、面白かったですよ。ジェンツーペンギン、岩飛びペンギンなど、色々なペンギンが住んでいる場所に、ちょっと違う場所に住んでいる皇帝ペンギンが間違って混ざってきちゃって、帰りたいってことで、送って行くのですが、結構な距離があって、歩いて行くのは大変だなーって言ってたら、シャチが出てきて、食べられちゃう!と思ったら、皇帝ペンギンのSNSのフォロワーさんで、じゃ、送りますよって言ってくれて、運んでくれるという、単純なお話なんだけど、会話劇が上手いんです。
でね、ペンギンなのに、スマホ持ってんの?って聞くと、スマホ会社に聞いてみれば売ってくれるよって言っていて、なんと、出会ったシャチもスマホを持っていて、ちゃんと契約していたりして、もー、その辺りが、ゆるーい感じで、イイんですよ。こういうユルイ感じのアニメを作ってくれると、大人も楽しめるんだけどな。癒されましたよ。
それ以外は、面白くなかったので、感想が書けません。ごめんなさい。これは、その内、配信されたり、地上波で放送したらでいいんじゃないかな。
私は、この映画、お薦め出来ません。ごめんなさい。面白くなかったんです。本は、あんなに面白いのにね。企画を間違っています。マジで、ざんねんな映画でした。その内、観る機会があったら、観てみてください。
ぜひ、楽しんでくださいね。
「映画ざんねんないきもの事典」