「ソー ラブ＆サンダー」(IMAX 3D)を観てきました。
ストーリーは、
ソーは、サノスとの激闘の後、自分とは何者かを見つめ直す日々を送っていた。そんなソーの前に、神々のせん滅をもくろむ最悪の敵、神殺しのゴアが出現。アスガルドに戻ったソーとヴァルキリーは、ゴアを相手に苦戦を強いられるが、そこへ、ソーの元恋人ジェーンが、ソーのコスチュームを身にまとい、選ばれた者しか振るうことができないムジョルニアを手に取り現れる。
というお話です。
サノスとの激闘の後、ガーディアンズ・オブ・ギャラクシーの面々とともに宇宙へ旅立ったソー。これまでの道のりで多くの大切な人々を失った彼は、いつしか戦いを避けるようになり、ぶくぶく太った身体を絞り、トレーニングを重ねて、自分とは何者かを見つめ直す日々を送っていた。
ある星で、ガーディアンズ・オブ・ギャラクシーの面々が苦戦し、その星の皇帝に助けて欲しいと願われたソーは、やっと自分の出番だと言わんばかりに、派手に暴れて敵を一人で殲滅する。お礼に大ヤギを2匹貰ったソーは、友人からのSOSを感知し、ガーディアンズとは別れて、友人を助けに行く。すると、ソーの前に、神々のせん滅をもくろむ最悪の敵、神殺しのゴアが出現。次はアスガルドが狙われている事を知り、新生アスガルドへと戻ることにする。
アスガルドの新たな王となったヴァルキリーは、精力的にアスガルドを発展させ、良き国として栄えていたのだが、そこへゴアが現れ、苦戦を強いられる。そこへソーが現れ、一緒に戦い始めると、そこに、もう一人、ソーに似たコスチュームでムルジョニアを武器に戦う女性が現れる。
驚いたソーは彼女に顔を見せろと言い、マスクを取ると、目の前には元カノのジェーンが。全く訳が分からないソーだが、ゴアとの戦闘に集中し、彼を追い払えたと思ったら、ゴアは子供たちを誘拐して去って行ってしまう。
アスガルドの子供たちを取り返すため、ジェーンとヴァルキリーと共に、”神殺しの武器”を持つゴアを倒す為に、他の神々の力を借りようとするのだが･･･。後は、映画を観てくださいね。
うわ～ん！！面白かったよぉ～！内容としては、そんなに考えさせられるモノではないんだけど、ソーの身体が凄かったよぉ～！筋肉が素晴らしい～！それに、マイティソーであるジェーンもカッコ良かったです。ムルジョニアを手にして、ソーと一緒に戦う姿は、勇ましくて、誰もが憧れるような戦士でした。いや、女神かな。もう、この二人を観れただけでも、私は大満足なのですが、お遊びもある内容も、楽しみました。
指パッチンの後、ぷっくぷくに太っていたソーは、ちゃんと鍛え直して、素晴らしい身体に戻ります。そして、戦わずに瞑想したり、自分探しを続けるのですが、周りではガーディアンズの連中がドンチャカ戦いをしていて、ソーは、”助けてくれって言われれば戦うんだけどなー。”みたいな事を言い、ある星の皇帝が助けて欲しいと言って、やっと動き出します。そして、やり過ぎて、ちょっと怒られるみたいな感じ。でも、ヤギを２匹貰ったから良いのかな。
重い腰を上げたソーは、自分の故郷が危ない事を知り、新生アスガルドに帰ってきます。そこで、ジェーンと再会するんですよ。ジェーンは、ある理由があってアスガルドに来ていて、またもある理由により、マイティソーになる事になるんです。ジェーンは、結構、深刻な理由があって、変身することになるんだけど、ソーは再会出来て、凄く喜んでいるみたいだったなぁ。観ていて、まるで、”アイアンマン”とペッパーが着る”レスキュー”が、一緒に戦っている姿を思い出しました。あの夫婦もカッコ良かったけど、ソーも、一緒に戦える夫婦になれるのかは、映画を観てのお楽しみ。結構、辛い展開なのですが、涙をこらえて観てください。
アスガルドを狙ってきたのはゴアという男。元々、神を崇める人間だったけど神に裏切られ、神殺しの剣に取り込まれて、神を殺しまわる男として、色々な神を殺し始めるんです。でも、本当は良い人で、剣の呪いに取り込まれているだけなんです。とても可愛そうな過去を持つ人でした。人生って神頼みをしても、そう上手く行かないじゃない。それでも神を信じるって、凄い精神力だよね。その精神力があるのなら、神なんて頼らなくてもいいじゃんって思うけど、そういうもんじゃないのかな。
そんなこんなで、ジェーンと二人で、ゴアとの戦いに挑むソー。でも、ゴアは凄く強くて、アスガルドの子供たちを誘拐されちゃって、どうにかして取り戻そうと、今度は、色々な神様に力を借りようとして、オリンピアに助けを求めに行くんです。
オリンピアって、様々な神様が集って、何となくワイワイガヤガヤ、会合するところみたいでした。ギリシャ神話から、付喪神まで居て、なんと”小籠包の神”が居たのよぉ～！もー、可愛いけど、それ只の小籠包じゃん！”むいむい”しているだけで、神の意味あるの？それに、日本の甲冑を着ている神様もいましたよ。この場面、沢山の面白い神様がいるから、とっても見どころです。ここで、CMでも使われている、ソーの全裸場面があるんです。うーん、モヤがかかっていたけど、上半身と後ろ姿は見れるからね。素敵でした。
まぁ、神話を読んでも解るように、神って、全く人間の事なんて考えてなくて、自分たちの欲望しか頭に無いのよ。だから、助けてって言ったって、はぁ～？何で？みたいな感じなの。ソーが頑張るんだけど、相手にされなくて、とうとう、そこでも戦いになっちゃいます。その辺りも、面白いですよぉ。小籠包の神はどうなったのかな。食べられちゃったのかな。もう一度、観てみないとわかんないけど。
それで、まぁ、ゴアとの戦いに備えて行くってことなんです。内容としては、キャラクターが多すぎて、ワチャワチャした感じがありますが、芯となっているのは、ゴアとの戦いだけですから、間違えないでね。そこさえハズさなければ、ちゃんと解ります。
前作同様、またも映画の中で、ソーの演劇をしている場面があり、マット・デイモン、サム・ニール、ルーク・ヘムズワースが役者としてカメオ？出演しています。そして、クリス・ヘムズワースの子供３人と、奥さんもちょっと出演していました。クリスの娘・インドちゃんが、ゴアの娘・ラブ役を演じています。最後の方の親子共演部分は、微笑ましかったです。他にも、結構、豪華な顔ぶれがちょこちょこっと出ているのでお楽しみにね。
ネタバレ出来ないから、最後の方は書けないんだけど、感動しました。うーん、悲しくて、ちょっと泣きました。だって、ねぇ。うんうん、悲しくなるのは仕方ないです。そんな内容でした。私は良かったです。
私は、この映画、超！超！お薦めしたいと思います。私は、IMAX 3D で観たのですが、映像は素晴らしく、３Dの飛び出し具合も丁度良くて、やっぱり好きっ！て思いました。アベンジャーズシリーズを観ている方には、本当に楽しんで貰えると思います。エンドロール後まで、しっかり見てくださいね。大切な”ヴァルハラ”を見逃しちゃいます。お遊びとは思いながらも、少し救われる感じが良かったです。ぜひ、観に行ってみてください。
ぜひ、楽しんできてくださいね。
「ソー ラブ＆サンダー」
