「マーベラス」を観てきました。
ストーリーは、
裏社会で長年トップクラスの暗殺成功率を誇り、親子のような絆で結ばれていた師弟コンビ、アンナとムーディ。ある日、ムーディが無残に殺され、アンナは復讐に乗り出す。そんな彼女の前に、ターゲットの護衛を請け負ったプロのセキュリティ、レンブラントが現れる。レンブラントは敵対関係にあるアンナに対し、すべてを見通しているかのように柔らかな物腰で迫るなど、うかがい知れない魅力を持っていた。
というお話です。
裏社会で長年トップクラスの暗殺成功率を誇ってきたアンナとムーディ。30年前のベトナム。ムーディが請け負った仕事先で、地元の暴漢たちの死体の中に少女が一人生きていた。ムーディは、少女アンナに殺し屋のセンスを見出し、彼女を連れ帰り教育を施した。
師弟コンビとして親子の様な絆で結ばれた二人。普段、アンナはイギリスで希少古書店を営んでおり、ムーディの誕生日にはケーキを作って届けるなど、裏の仕事以外は幸せな生活を送っていた。
ある日、ムーディの家に訪ねて行くと、お手伝いの女性も殺され、ムーディは顔も潰され惨殺されていた。手掛かりは、ムーディが残したUSBのみ。アンナはムーディを殺した相手を探し始める。
ムーディの過去の仕事を辿り、敵が誰なのかを見つけるのだが、復讐に乗り出したアンナの前に現れたのは、ターゲットの護衛を請け負ったプロのセキュリティ、レンブラントだった。敵対関係のはずのアンナに、意外にもソフトな物腰で迫る、底知れない魅力を持ったレンブラント。
復讐に燃える暗殺者vs完璧を追求するセキュリティ。超一流の知力とスキルを駆使した戦いには、予測不可能な結末が待っていた。後は、映画を観てくださいね。
カッコ良い映画でした。今までにも、女性暗殺者やスパイの映画はありましたよね。ニキータ、LUCY/ルーシー、ANNA/アナ、355、レッドスパロー、アトミック・ブロンド、などなど、どれも面白かったのですが、今作も他に引けを取らず、面白いです。
マギーQ演じる殺し屋アンナは、幼い頃にムーディに拾われて、教育を受けてきた女性です。見た目も魅力的だし、腕も一流なので、仕事はスムーズに進みます。そんなムーディとアンナのコンビに、試練が降りかかります。突然にムーディが殺されてしまうんです。ちょっとぉ~って言うくらい、ムーディは、手早く殺されてしまいます。
あんなに強かった殺し屋なのに、何で!って感じで殺されてしまうのですが、ムーディはもしもの時の為に、ドローンにUSBを託してあり、アンナに渡します。そこに、ムーディの過去の仕事データが全て入っており、その中から、ムーディがアンナに残した手掛かりを元に、敵を追い始めます。
思ったんだけど、この敵、そんな面倒な事をしてたんだって言うほど、自分の気配を消す為に、苦労して計画を立てていました。最初、はっきり言って、何でそんな事?って思い、理解が出来ませんでした。もちろん、映画の中のムーディやアンナも理解出来ずに敵のボスに聞いてくれたので、理解出来ましたが、まぁ、無いとは言えないけど、面倒臭いなぁって思っちゃいました。
そんな悪い奴の為に、ムーディもアンナも、面倒な仕事が増えたわけだし、レンブラントという最大の敵と戦うことになってしまうんです。このレンブラント、マイケル・キートンが演じているのですが、段々とイケオジに見えてきてしまった私です。カッコ良かったです。バットマンをやっていた頃のマイケル・キートンではないけど、今の彼も素敵だなと思いました。
アクションがとても美しくて、良かったと思います。ほとんど、マギーQが、スタントを使わずに演じているそうですが、結構、派手なアクションで、怪我してないと良いなぁって思うほどでした。マイケル・キートンは、さすがに年齢が高いので、スタントを使ったのかしら。もし、自分でやっていたなら、凄いと思います。オッサン、頑張ってるなって感じでした。でも、カッコ良かったですよ。さすがに、トップセキュリティと暗殺者だなと思わせるようなアクションでした。
そんな若手を後ろから支えている感じの、サミュエル・L・ジャクソンも、イイ味出していました。彼は、最近、この手の訳が増えましたよね。貫禄があるからだとは思うけど、アベンジャーズのニック・フューリー演じてから、とても増えたような気がします。好きだから良いんだけど、あ、まただって思っちゃいました。
私は、この映画、お薦めしたいと思います。面白いし、カッコいいし、アクションも見応えがありますが、ちょっとストーリーが面倒かなとは思いました。もう少し、シンプルにしてくれたら、もっと観やすかったかなぁと思いました。マギーQは、素晴らしかったですよ。ぜひ、観に行ってみてください。
ぜひ、楽しんできてくださいね。
「マーベラス」