「ゴーストブック おばけずかん」
の完成披露試写会に連れて行ってもらいました。
ストーリーは、
寝静まった子どもたちの枕元に現れて「願いをかなえたいか？」とささやく謎のおばけ。どうしてもかなえたい願いがある一樹たちは、学校で噂になっているそのおばけに導かれ、「おばけずかん」を探すことに。あやしい店主がいる迷路のような古本屋で図鑑を手に入れたものの、古本屋から出ると、そこには知らない世界が広がっていた。一樹たちは図鑑の秘密を知る図鑑坊の助けを借りながら、おばけたちを相手に命がけの試練に挑むが･･･。
というお話です。
都市伝説で聞いた、願いが叶う祠に、あるお願いに行った一樹と太一とサニー。まさかと思ったが、その日の夜に変な夢を見る。次の日、学校に行く途中で太一とサニーにその話をすると、二人も同じ夢を見たらしい。
夜中に子供の枕元に現れて「願いを叶えたいか？」と耳元でささやく、白い布をかぶった謎のおばけ。3人が同じ夢を見たという事は、もしかして現実になるかもと思い、夢で告げられたことを思い返す。どうしても叶えたい願があった一樹たちは、おばけに導かれるまま、「おばけずかん」を探すことに。
瑤子先生と一緒に、あやしい店主のいる迷路のような古本屋で図鑑を手に入れるが、古本屋から出た外の世界は、もう彼らの知っている世界ではなかった。そこには自分たち以外に人影がなく、見知った町なのにおかしい。するとそこに同じクラスの橘湊が現れる。
願いをした３人と瑤子先生、そしてそこに現れた湊で、おばけずかんの秘密を解き明かし、願を叶えて、元の世界に帰ろうと動き始める。そこに図鑑の秘密を知る図鑑坊が現れ、彼の力を借り、おばけたちを相手に命がけの試練に挑むことになる子供たち。彼らはおばけを図鑑に封印することで願を叶え、運命を変えることはできるのか？後は、映画を観てくださいね。
お友だちが完成披露試写会に当たったと言って、誘ってくれました。コロナが怖くて大きな試写会を敬遠していたのですが、新垣さん、神木さん、そして城さんが登壇すると知り、これは行きたいと思い、連れて行って貰いました。ありがとうね、Nちゃん。
映画ですが、子供向けだろうなと思って観に行ったからなのか、とても楽しめて、可愛かったです。まず、子供たちが素晴らしいです。最近の子役は凄いですねぇ。もう、大人顔負けで、ビックリしてしまいます。もちろん、新垣さんと神木さんは上手いのですが、子供に期待していないじゃないですか。でもね、凄く上手いのよ。
やっぱり、この城くんは、「万引き家族」の時も素晴らしいと思ったけど、上手いですねぇ。それに、超イケメンに育っていて、背も高くなっちゃって、驚きました。雰囲気が、小栗旬さんに似ている感じかしら。その他の３人も上手いんだけど、特に、サニー・マックレンドンくん、可愛かったなぁ。コロコロっとしていて、本当に可愛いの。それに、演技も自然で、全く違和感が無いんです。この子、初めての映画出演みたいだけど、凄い子見つけてきましたねぇ。これからが楽しみです。
ストーリーは、ある願い事を叶えるために、手に入れた”おばけずかん”に収容する為のオバケを捕まえるというお話なんです。おばけは７匹。指示された１匹を見つけて、図鑑を押し付けて捕まえると、次の１匹を図鑑が指示してくるというシステムでした。それぞれのおばけの特性と弱点を見つけて、みんなでやっつけるんです。
子供たちに巻き込まれてしまった、クラス担任の瑤子先生も一緒に、おばけ退治に向かいます。それぞれに特徴があって、面倒なおばけだったけど、面白かったですよ。おばけはもちろんCGですが、既に、「鎌倉ものがたり」で、おばけを沢山登場させていた山崎監督なので、お手のものです。変なおばけが沢山出てきました。”図鑑坊”っていう子が、ちょっとネコっぽくて可愛かったけど、他のおばけは、結構、不気味系でしたね。目玉が一杯のは、”鬼滅の刃”を思い出しました。
子供たちはこの夏の２日間の冒険で、自分で考える大切さ、友達との友情、後ろを振り返るのではなく前に進むことという事を勉強して、少し大人になっていきます。大人の瑤子先生も、真剣に向き合う事の大切さに気が付き、成長していきます。凄く良い映画でしたよ。
映画のセリフで、サニーが、「子供は色々な事を捨てて大人になっていくんだね。」って言うんですけど、一樹が「心の中に残っている。」というんです。良いセリフだなって思いました。
子供たち、心配しないで大丈夫ですよ。大人になっても忘れませんから。私は忘れずに引きずったまま、大きな袋をしょって生きていますから。それは、凄くしあわせな事です。色々な経験をして、全て背負っていける事は、本当にしあわせな事です。それが、良い事でも悪い事でも、沢山あればあるほど、選択肢が選べるようになります。だからね、恐がってないで、自分が出来る事はいくらでも経験してください。失敗を恐れず、というか、失敗した方が沢山覚えるからね。
大人になったって、瑤子先生のように、面倒臭がらずに、何にでも首を突っ込んで行きましょう。その方が面白いし、きっと、得る物も多いと思います。大人になると臆病になって、遠慮するような態度で色々な事を回避する人がいるけど、何でも自分からやってみる方が楽しいですよ。それが失敗しても、何も恥ずかしくないです。だって、他の人はやる事さえ出来ないんですから。この映画、大人にも勇気を与えてくれる映画でした。
私は、この映画、超！お薦めしたいと思います。ま、子供向けの映画ではあるけど、子供と一緒に観ると、本当に楽しいと思いますよ。夏休みに子供と一緒に観に行ってあげて欲しいな。可愛いですよ。ぜひ、観に行ってみてください。
ぜひ、楽しんできてくださいね。
「ゴーストブック おばけずかん」
