「鋼の錬金術師 完結編 最後の錬成」実写で頑張っていたと思うけど賛否があるかなぁ。私は好きです。 | ゆきがめのシネマ。劇場に映画を観に行こっ!!

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「鋼の錬金術師 完結編 最後の錬成」を観てきました。

 

TOHOシネマズのアプリで応募した試写会が当たりました。

 

ストーリーは、

暴食のホムンクルス、グラトニーに飲み込まれてしまったエドたちは、エドが思いついたある方法により脱出に成功する。そんな彼らの前に、エドとアルの父ホーエンハイムと全く同じ外見の謎の男が出現。「お父様」と呼ばれるその男は、兄弟がこれまで戦ってきたホムンクルスたちの生みの親だった。

というお話です。

 

 

暴食のホムンクルス、グラトニーに飲み込まれてしまったエドたちは、エドが思いついたある方法により脱出に成功する。

そんな彼らの前に、エドとアルの父ホーエンハイムと全く同じ外見の謎の男が出現。「お父様」と呼ばれるその男は、兄弟がこれまで戦ってきたホムンクルスたちの生みの親だった。お父様の支配は、既に国家中枢にまで及び、彼は、国民の魂と引き換えに完全な存在になろうと企てていたのだ。

国家の秘密と「約束の日」、ホーエンハイムの過去など様々な謎と真実が解き明かされていく中、エドとアルの兄弟と、軍の暗部に立ち向かうマスタングたち、そして賢者の石を求めてやって来たシン国の皇子リンたちは、共闘し、国家全体を揺るがす恐ろしい陰謀を阻止するべく戦いへと身を投じていく。



 

そして全ての鍵を握るエドとアルの父親の正体とは?彼が語る”約束の日”とは一体何なのか?残された時間はあとわずか。求め続けた身体と引き換えに兄弟が出した最後の答えとは?後は、映画を観てくださいね。
 

ハガレン、最後の錬成、観てきましたよ。イマイチ、盛り上がってないけど、ちゃんと楽しく観させていただきました。とっても頑張ってはいるんだけど、やっぱり原作ファンには、嫌がられるんだろうなぁ。あ、ちなみに、私だって原作ファンですよ。ただ、映画が好きなので、どんな映画でも良く観てあげようと努力しているところが、ちょっと違うかな。

 

 

俳優さんたちも頑張っていたし、うーんと思う部分もあったけど、あれだけの長い話を映画3本でまとめるってところで、無理は承知していたと思います。さすがに、あの話を、簡単にまとめるのは無理だもんね。まぁ、とりあえず、終わらせてくれて良かったです。山田くんも、それこそ”かわいい”の限界だろうから、今、終わらせないと、続編は難しかったと思いました。

 

今回は、もちろん”お父様”との戦いです。フラスコの小人ですね。この辺りは、一応、原作に沿った描かれ方をしていたように思いました。もちろん、端折っている部分は多々ありますが、ヴァン・ホーエンハイムとの関係もそのままでした。内野さんが演じているので、私は、結構、満足したんだけどな。内野さんだからこそ、ホーエンハイムと”お父様”が、同じ容姿なのに全く違うように見えて、良かったのだと思いました。やっぱりイケオジはイイよねぇ。

 

 

オリヴィエ・ミラ・アームストロング少将が出てこないと、セントラルの闘いに動いて行かないので、ちゃんと出てきましたが、この部分も、凄く端折ってありました。ブリッグズにエドが行くんだけど、あっという間にそこでの戦闘は終わって、セントラルに移動することになっちゃうので、この辺りは、ちょっとイラッとしました。私、このブリッグズでの話が好きなんですよ。オリヴィエさん、カッコいいんだもん。もっと観たかったし、活躍して欲しかった。栗山さんが演じていて、素敵でしたよ。弟のアレックス少佐を山本さんが演じているので、この二人、お気に入りでした。

 

私は原作を読んでいるので、原作に当てはめて映画を観たので、内容は良く解ったのですが、これ、原作を知らない人は理解出来たのかしら。セリフだけの説明も多かったし、突然に場所が飛ぶから、どうなんだろうと思って観ていました。私は、抜けた部分は、原作を思い出して埋めていたので問題無かったんだけどね。ブリッグズとセントラルの位置関係とか、全く解らないんじゃないの?それに、アメストリス全体で錬成陣を作ってという意味も、良く伝えていなかったように思えて、その部分は、ちゃんと説明して欲しいなと思いました。

 

 

アメストリス全体で錬成陣を作り、都市の住民の命を賢者の石に変えれば膨大なエネルギーとなり、真理の扉が開かれて、神を自分に取り入れる事が出来て、完全体となれるという事なんです。要は、エネルギーとなる人間の命が沢山欲しい。だから、まず、錬成陣のポイントとなる都市で内戦を起こして、人間の命を奪って賢者の石に変え、錬成陣の力を大きくしてから、「約束の日」に最後の錬成をして、莫大なエネルギーを手にすることにしたんです。この錬成陣をちゃんと説明してくれれば、イシュヴァールやブリッグズの位置関係が良く解ったと思うんだけど、ちょっと見せるだけだから難しいよね。ちょっと残念でした。この位置関係は重要なんだけどな。

 

それぞれのキャラクターは、それなりに良い味を出していたと思うので、私は文句を言いません。でも、やっぱり原作が良いので、どうしても受け入れられない人はいると思います。難しい所ですよね。キャスティングは失敗していないと思うけど、どうしても西洋名で日本人っていうのが、基本、辛い部分があるので、まぁ、今回、そんなに盛り上がらないのは仕方ないのかなと・・・。

 

 

それで、やっぱり時間制限があるからなのか、本当に端折っているんですよ。重要な部分は描いたと言われるかもしれないけど、個人的に、ここだけは入れて欲しかったなという部分とかってあるじゃないですか。だから、そこら辺がモヤモヤしています。

 

私は、この実写版ハガレン、失敗とは言いませんが、やっぱりアニメでやってくれた方が良かったんじゃないかなぁと、今更ながら思います。何作かアニメ制作したんだから、劇場版としてメインストーリーを再編集で、2部作とか3部作でやれば良いのに。TVアニメの時代よりも技術が進んでいるから、今、やり直したら、凄いアニメが出来そうな気がするんですけど。私は、全部作り直ししなくても、以前の動画も使って、デジタルで再編集してくれたら、本当に嬉しいなと思います。

 

 

私は、この映画、お薦めしたいと思います。賛否が分かれるとは思いますが、私はそれなりに気に入っています。特にアームストロング姉弟がね。お気に入りです。あまり原作にこだわらず、広い気持ちで観て貰えないかな。ぜひ、観に行ってみてください。

ぜひ、楽しんできてくださいね。カメ

 

 

「鋼の錬金術師 完結編 最後の錬成」