「劇場版 からかい上手の高木さん」を観てきました。
ストーリーは、
とある中学校で、隣の席の女の子・高木さんに何かとからかわれている男の子・西片。どうにか高木さんをからかい返そうと悪戦苦闘するも、いつも彼女に見透かされてしまう。3年生に進級し周囲が将来を考え始める中、2人の距離はいまだ変わらぬままだった。夏休みが始まる前日、高木さんと西片は帰り道で小さな子猫と遭遇する。2人はその子猫に「ハナ」と名づけ、母猫が見つかるまで神社の境内で世話することになる。
というお話です。
とある中学校、隣の席になった女の子・高木さんに、何かとからかわれる男の子・西片。どうにかして高木さんをからかい返そうと策を練るも、いつも高木さんに見透かされてしまう。西片は、高木さんにからかわれる度に、”からかわれ貯金”を貯金箱にしていた。
季節はめぐり、3年生に進級した2人。周囲は将来を考え始め、不安と期待が入り混じる中、高木さんと西片の距離は未だ変わらぬまま。
そして、中学最後の夏がはじまろうとしていた
夏休みが始まる前日、2人は帰り道で偶然ちいさな子ネコと出逢う。二人とも飼いたくても、家族にネコアレルギーがあり飼うことが出来ない。その子を「ハナ」と名付け、神社の境内で母ネコを見つけるまで面倒をみることに。徐々に懐いてゆくハナを見守りながら過ごす2人。そこで”からかわれ貯金”が役に立ち、ハナのミルクやご飯をペットショップのお姉さんに相談しながら育てていく。
ちいさな出会いがもたらした、幸せに包まれた真夏の日々が、あらたな想いを育んでゆく。そして・・・。後は、映画を観てくださいね。
アニメ映画だし、全く知らない作品だったので、あまり期待していなかったのですが、とても良い作品でした。これ、以前にTVアニメとして放送していた作品なんですね。それを映画化したということだったようです。でも、エピソードは新しかったのかしら。
香川県の小豆島で暮らす中学生のお話でした。映画紹介では、場所の特定はしていないようでしたが、映画の中に、島から出て行くというセリフがあったり、看板などに小豆島という文字があったので、そこなのかなと。私は行ったことがありませんが、美しい島のようです。風景も綺麗でした。
そんな島で暮らす西片と高木さん。お互いに好きなんだけど、まだ中学生だし、付かず離れずの状態で、仲良しなクラスメイトとして暮らしています。なんたって、中学生という設定なので、初々しくて、かわいいんです。もう、あまり自分が中学生の時の事を覚えていないけど、時々、あ、こんな事もあったかもしれないというシチュエーションがあったりして、観ていてしあわせな気持ちになりました。
中学生の日常を描いた、ほんわかしたアニメなので、そんなに感想が無いんです。癒されるとか、優しい気持ちになれるとか、そんな感じで、うーん、困っちゃいますね。とても良い映画だったと思います。
離島ならではの、高校進学時に島の高校に行くか、都会の高校に行くために島を出るかという選択があり、友達が出て行ってしまうかもとかそんな不安を抱えて、関係がギクシャクしてしまったりとか、そんな出来事もあって、思春期には、色々あるよなぁと改めて感じました。
猫の面倒を見るというお話は、まぁ、良くありますよね。私も、昔、空き地で犬を段ボールに入れて飼ってみたりしたことがありました。今の時代じゃ出来ないことですよ。だって、そもそも空き地が無いし、勝手に空き地に入ったりしたら”不法侵入”で訴えられちゃうし、まして、野良犬、猫がいなくなりましたよね。私、小学校以来、野良犬とか猫とか、観たことがありません。ふらふらしている猫でも、ちゃんと首輪をしていたりしますもん。懐かしいなぁと思いました。
この映画、何も言わずに懐かしく観れる映画ですので、私は、超!お薦めしたいと思います。若い人にはどうか解りませんが、おばさんの私には、とても懐かしい雰囲気の映画でした。こんな時代もあったんだよなぁと、じんわり感動してしまった次第です。絵も綺麗ですし、内容も良いので、ぜひ、観に行ってみてください。
ぜひ、楽しんできてくださいね。
「劇場版 からかい上手の高木さん」