「ALIVEHOON アライブフーン」eスポーツとドリフトレースどちらもチャンピオンになれるか! | ゆきがめのシネマ。劇場に映画を観に行こっ!!

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観てきた映画、全部、語っちゃいます!ほとんど1日に1本は観ているかな。映画祭も大好きで色々な映画祭に参加してみてます。最近は、演劇も好きで、良く観に行っていますよ。お気軽にコメントしてください。
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「ALIVEHOON アライブフーン」を観てきました。

 

ストーリーは、

内向的な性格で人付き合いは苦手だが驚異的なゲームの才能を持つ大羽紘一は、解散の危機に陥ったドリフトチームにスカウトされる。eスポーツの世界で日本一のレーサーになった紘一は、実車でもその才能を発揮して活躍するが、そんな彼の前に、生死を懸けてレースに挑む者たちが立ちはだかる。

というお話です。

 

 

内向的な性格から人付き合いが苦手で、会社でも周りからは浮いてしまう。だが、ゲームにだけは驚異的な才能を放つゲーマー・大羽紘一。グランツーリスモの日本チャンピオンだ。仕事以外は、部屋に籠って、ゲームをする毎日。

 

ある日、その大羽の元に、ある女性が現れる。武藤レーシングチームのメカニック・武藤夏実だった。彼女は、ゲーム日本一なら、ドリフトチームでも活躍出来るでしょという事で、スカウトに来たのだった。運動は苦手で、ゲームしかやってこなかった紘一だが、確かにハンドル操作やペダル操作は、ゲームも実物も大して変わらないハズなのだ。現に、ゲームからレーサーに転向した人も海外ではいるらしい。

 

 

紘一は、勤め先の父親的存在の社長に促され、やってみようと思い立つ。そしてテスト走行をしてみると、身体にかかる負荷は辛いが、運転に関しては、それ程変わらないことを実感する。そして、夏実のテストに合格した紘一は、ドリフトチームの社長である武藤亮介に、テスト走行を見てもらうことに。

 

最初は、ゲーム野郎なんかには走れないと言っていた亮介だが、紘一の走りを見て、もしかしてと思い始める。技術はそこらのレーサーには負けないほどの腕前だった。そこから、紘一の訓練が始まる。ゲームとは違い、身体にかかる負荷を軽減する為に筋力を付けなければならないし、体力、肺活量も必要となってくる。ランニングや筋トレを日々こなして、レースに挑む準備を始めるのだった。

 

 

実車でもその力を発揮する紘一だったが、彼の前に生死をかけてレースに挑む者たちが立ちはだかる。今、紘一の覚醒したテクニック・情熱・勇気、そしてチームワークは、バーチャルとリアルの壁をブチ破り、新たな極致へ到達する。実車でのレースに勝てるのか。後は、映画を観てくださいね。

 

この映画、以前流行った「頭文字D」っぽい映画なのかなぁと思いながら、何も解らず観に行ったのですが、その頃とは違い、ちゃんと、ドリフトで勝負をするレースがあるようで、ドリフト専門のレーシングチームも存在して、道路でドリフトをするのではなく、ちゃんとサーキットでレースをするというものでした。私は、車関係の事は全く解らないので、映画を観ながら、必死で理解しました。

 

 

このドリフトレース、早さを競うのではなく、相手にギリギリに寄せるとか、技術面を審査員が判定するという、ちょっとフィギュアスケートみたいな判定をするようでした。映画の中で、どんな基準で判定しているのかなと観ていたのですが、私には全く解りませんでした。なので、解説出来なくてごめんなさい。

 

でもね、解らなくても見せ方が上手いので、ドキドキハラハラするし、面白いんです。解らない分野だから、観てもダメかなぁなんて思っていたんだけど、これ、凄く面白かったです。でね、グランツーリスモのゲーム画面とリンクして、実際のレースを被せてくるので、自分が乗っているような気持ちになって、楽しめるんです。

 

 

ま、こういうレーシングモノにありがちなストーリーではあるのですが、私はとても楽しめました。もう、どんな展開をするか、大体読めてしまうのですが、映像が面白いし、自信なさげな紘一が、車に乗ると、人が変わったように、凄い技術で走り出すというところが、解っていても嬉しくなっちゃうんです。

 

久しぶりに野村さんが主演だったのですが、やっぱり、私は彼、好きです。やっぱり上手いと思うのよね。何でも、それなりに見せてくるので、引き込まれるんです。チャラい役も出来るし、こういう大人しい役も出来るし、嫌味なく演じてくれるので、好感が持てるんです。今後は、もっと幅を広げて、悪役や、敵役みたいのもして欲しいかな。ひねくれた不良みたいのは、今までもあったので、もっと冷たい感じを観てみたいと思いました。

 

 

吉川愛さん、大人になって、段々と良くなってきましたね。ワザとらしさも無く、素敵な女性になってきました。これから楽しみです。ライバル役に青柳さんと福山さん、脇を固めるのは陣内さんと本田さんでして、安心して観ていられました。やっぱり本田さんが出てくると、うんうん後ろで見てくれているのねって安心感があって、良いですね。

 

他に、ドリフトで有名な土屋さんが監修をしてくださっていて、レース関係は、本当のレーサーの方が演じているようでした。私にはどこがどうなのかよく解りませんでしたが、あんな運転は、普通の人には出来ないだろうから、苦労して撮影したのでしょう。きっと、そういう車関係を解かる人には、凄い場面が沢山あったんだと思うんだけど、それを解説出来ないから残念です。でも、凄いんだと思うよ。

 

 

なんか、本当に確実な感想が書けなくてごめんなさい。車に関しては本当によく解らず、乗っていても運転しているだけという状態なので、燃費は?とか言われても、それどうやって調べるの?って感じなんです。大体、若い頃は、軽自動車は”軽油”で走るのだと思っていた私ですから。(笑)もちろん、今は解りますよ。

 

そんな車音痴の私でさえ、夢中になるほど面白かったです。自分では出来ない世界だけど、もし、あんなレースが出来たら、楽しいだろうなぁと思いました。この映画も、あまり宣伝していないけど、拾い物だと思いますよ。

 

 

私は、この映画、超!お薦めしたいと思います。これ、面白いです。車が解らなくても、このドキドキ感や、ハラハラ感は、誰でも感じられて、楽しめると思います。子供もこれなら楽しめるんじゃないかな。車が好きな子には観せてあげたいな。ぜひ、観に行ってみてください。

ぜひ、楽しんできてくださいね。カメ

 

 

「ALIVEHOON アライブフーン」