「SING シング ネクストステージ」2作目は内容も音楽も最高です。楽しくて踊り出しそうでした。 | ゆきがめのシネマ。劇場に映画を観に行こっ!!

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観てきた映画、全部、語っちゃいます!ほとんど1日に1本は観ているかな。映画祭も大好きで色々な映画祭に参加してみてます。最近は、演劇も好きで、良く観に行っていますよ。お気軽にコメントしてください。
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「SING シング ネクストステージ」(字幕)を観てきました。

 

ストーリーは、

コアラのバスター・ムーンが再建に成功した「ニュー・ムーン・シアター」は地元で人気となり、連日満席の活気にあふれていた。しかし、バスターには、世界的なエンタテインメントの中心地レッド・ショア・シティにあるクリスタル・タワー・シアターでショーを披露するという、さらなる夢があった。そのためには、クリスタル・エンターテインメント社の冷酷な経営者ジミーのオーディションに通過しなければならない。どうすればジミーの気を引くことができるか考えたバスターと仲間たちは、伝説のロック歌手で、今は隠遁生活を送っているクレイ・キャロウェイを自分たちのショーに出演させることを思いつくが・・・。

というお話です。

 

 

歌のオーディションを開催し、取り壊し寸前の劇場を見事に復活させたニュー・ムーン劇場の支配人バスター・ムーン。今、地元の劇場は、毎日、満席が続き、大盛況だった。だが、彼の夢はそれで終わらない。

次に目指したのは、エンターテインメントの聖地「レッドショア・シティ」での公演だった。ムーンは、レッドショアの記者を招いてショーを観て貰ったのだが、全く相手にされなかった。腹を立てたムーンは、仲間を引き連れて、ショービズ界の超大物、ジミー・クリスタルのオーディションに裏から潜入し、演技を見せようとするのだが、そこでも全く相手にされない。



 

そんな時、グンダーが言っていた「クレイ・キャロウェイ」の事を思い出し、つい、ハッタリでクレイ・キャロウェイを登場させますと約束してしまう。15年も人前に出ていない伝説のロック歌手を引っ張り出せるなら、ショーとして成功するだろうと、ジミー・クリスタルは、ムーンに次回作を任せることにする。

クレイ・キャロウェイが何処にいるかも知らないムーンは、ミス・クローリーに頼み、彼を探させる。しかしクレイは全く外に出てくる気配は無かった。



 

キャロウェイが出てくれないのでは、舞台は開けられない。何とか彼を引っ張り出そうとするムーンとキャロウェイのファンであるアッシュは、彼を説得すべく、森林の中の彼の家に辿り着くのだが・・・。

一方、舞台でも問題が山積。ミーナは恋する気持ちを理解出来ず、ロジータは高い場所で飛ぶのが怖くなり、ジョニーは一流のダンスに付いて行く事が出来ない。ジミー・クリスタルの娘ポーシャも出演させることを約束してしまい、舞台は混乱を極めていく。バスター・ムーンは、無事にショーを開幕させることが出来るのか。 後は、映画を観てくださいね。

 

 

2作目のシング、面白かったですよ。今回は、どうしても字幕版が観たかったんです。そして、始まったと思ったら、プリンスの”レッツゴー・クレイジー”が流れてきて、痛快な音楽に合わせて、何故か不思議の国のアリスが演じられていて、楽しかったです。プリンス、いいなぁ~!

 

始まりから盛り上がりまして、今度はレッドショア・シティが目的地となります。現実で言うと、”ラスベガス”かなと思います。ムーンは、地元では成功したので、次の夢であるレッドショアでも自分のショーを開きたいと思っていて、記者を呼ぶのですが、全く相手にして貰えないんです。で、無理やりに、ジミー・クリスタルのオフィスに忍び込み、彼のオーディションを受けようとします。もちろん、何もしない内に失格になるんだけど、そこで”クレイ・キャロウェイ”という名前を出した事で、ジミーが振り向きます。伝説のロック歌手が表に出てくるとなれば、大ヒット間違いなし。それならという事で、ムーンは合格になります。

 

 

でも、そんなに上手く行く訳がありません。クレイ・キャロウェイは見つからず、見つけたと思っても、全く外に出てくる気配はありません。ミス・クローリーは彼の家からボロボロになって逃げ帰ります。とっても可哀想でした。このミス・クローリーって、バットマンに付いているアルフレッドみたいなんですよ。何でも出来ちゃうの。というか、ムーンよりも実力があるんじゃないかしら。舞台の演出も完璧にこなし、統率力もあり、なんたって、誰にも文句を言わせないってところが、スゲーって感じでした。

 

今回の見どころは、クレイ・キャロウェイの部分もあるのですが、それ以上に、地方とレッドショアの違いかしら。レッドショア・シティは、世界のエンタメの中心地。レベルもハンパじゃないんです。地方では、自分のレベルでやれていたのに、レベルが高いので、凄い努力をしないと、付いて行けないんです。その辺りが、良く描かれていました。

 

 

ジミー・クリスタルの娘のポーシャを舞台に出すという約束もしてしまい、高い場所などでのフライングはとても上手いのですが、演技が下手なので、どーしようとなるのですが、このポーシャちゃん、思い込みが激しいだけで、性格は悪くないんです。良い子なんですよ。なので、ちゃんと説明をして、納得させればちゃんと出来るんです。とっても良い仲間になりましたよ。

 

実は、1作目でもそうだったのですが、今回も、バスター・ムーンの行き当たりばったりのいい加減なやり方に、ちょっとイライラしました。確かに、エンタメの世界は勢いが大切なのかもしれないけど、ちょっと酷いですよね。だって、はっきり言って、ムーンは、ほとんど何もしてないんですよ。ストーリーを考えたのはグンターだし、キャロウェイを説得出来たのもアッシュのおかげで、ほどんどムーンは役立たずって感じなんだけど、何故か、みんな、彼が大好きなのよね。悪い奴じゃないとは思うけど、うーん・・・、あ、解った、私がムーンをそんなに好きじゃないのは、”コアラ”だからだっ!コアラって、顔の大きさに対して鼻が大きいでしょ。あのバランスがあまり好きじゃないんですよねぇ。仕草はとっても可愛いんだけど、コアラさん、ごめんなさい。

 

 

そういえば、キャ~!って思った場面がありました。夜のお掃除屋さんに出会うんだけど、お掃除屋さんは「メガネザル」なんです。あの大きな目で見つめてきて、それが、何十匹と働いているんですよ。もー、ミニオンがワラワラいて狂気するのと同じように、メガネザルがワラワラいると、やっぱり狂気しちゃうのよ。もー、あまりの可愛さにビックリでした。あの大きな目をくりくりさせながらダンスされたら、最高でしょ。

 

今回は、内容も良かったのですが、特に音楽が良かったなぁ。凄く乗れる曲が多くて、観ていて楽しくなりました。字幕版だと、全部英語だから、聞いたことのある曲が流れてくると、もう、全部思い出せるんですよ。良かったなぁ。最初にプリンスが来てくれたことがサイコーだと思ったけど、その後も、良い曲が続いて、全く飽きませんでした。良かったです。

 

 

私は、この映画、超!超!お薦めしたいと思います。本当に楽しかったです。キャロウェイの声がボノだったので、吹替版の松本さんも聞いてみたくなりました。うーん、どうなっているのかな。楽しみだな。これなら、字幕版でも吹替版でも楽しめそうです。ぜひ、観に行ってみてください。

ぜひ、楽しんできてくださいね。カメ

 

 

「SING シング ネクストステージ」