「355」女性版スパイ映画は、何も考えずに楽しめるアクション満載の楽しい内容でした。 | ゆきがめのシネマ。劇場に映画を観に行こっ!!

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観てきた映画、全部、語っちゃいます!ほとんど1日に1本は観ているかな。映画祭も大好きで色々な映画祭に参加してみてます。最近は、演劇も好きで、良く観に行っていますよ。お気軽にコメントしてください。
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「355」を観てきました。

 

ストーリーは、

格闘術を得意とするCIAのメイス、トラウマを抱えるドイツ連邦情報局のマリー、コンピューターのスペシャリストであるMI6のハディージャ、優秀な心理学者であるコロンビア諜報組織のグラシー、中国政府で働くリン・ミーシェン。秘密兵器を求めて各国から集まった彼女たちは、ライバル同士だったが互いの手を取り、コードネーム「355」と呼ばれるチームを結成。世界を混乱に陥れるテクノロジーデバイスの利用を画策する国際テロ組織を阻止するべく立ち上がる。

というお話です。

 

 

アメリカのCIA本部に緊急情報がもたらされた。あらゆるセキュリティをくぐり抜け、世界中のインフラや金融システムなどを攻撃可能なデジタル・デバイスが南米で開発され、その途方もなく危険なテクノロジーが闇マーケットに流出しようとしているのだった。

この非常事態に対処するため、CIAは最強の格闘スキルを誇る女性エージェント、メイスをパリに送り込む。相棒のニックと共に作戦を遂行していたのだが、ドイツの秘密工作員マリーに邪魔をされ、デバイスを持っているコロンビアの特殊部隊要員ルイスを取り逃がしてしまう。その上、メイスは相棒のニックを殺されてしまうのだった。



 

そのデバイスは国際テロ組織の殺し屋の手に渡り、このままでは世界は大混乱の陥ってしまう。メイスはMI6のサイバー・インテリジェンスの専門家ハディージャに協力を求め、これまで敵だったBND(ドイツ連邦情報局)の秘密工作員マリーにも、敵の敵は味方と言って仲間に引き入れる。そしてルイスのメンタル診療をしていたコロンビア諜報組織の心理学者グラシエラは、ルイスが殺されデバイスを持ち去られた時にそばにいて、ルイスよりデバイスを追跡するスマホを託される。

メイス率いる4人の女性エージェントは、世界を股にかけた追跡戦を繰り広げていく。やがて中国政府のエージェント、リンもチームに加わるが、彼女たちの行く手には想像を絶する苦難が待ち受けていた。果たして第三次世界大戦を阻止することができるのか。
後は、映画を観てくださいね。

 

 

この映画、あまり考えずに楽しめるスパイ映画でした。どんなシステムにも入り込むことが出来るデバイスが開発されたっていうことで、それの取り合いになるというお話なんです。でも、ちょっと、あまりにもあり得ない話なんだけど、まぁ、楽しいからいいかなーって感じですかね。何にでも侵入出来るデバイスって、日々、システムなんて進化しているんだから、デバイスの方も日々進化させないと、追いつかないと思うんだけど、それをいつまでも取り合っているから、その間に、他のシステムが変わっちゃうよーって思ったのは私だけなのだろうか。

 

元々、デバイスを開発したのがコロンビアの秘密組織のようで、そこからデバイスを手に入れたコロンビアの諜報員が保管していたんですけど、何だかそいつがデバイスを売ろうとしていて、同じ組織のカウンセラーのグラシエラが説得に行ったのかしら。ちょっと、この部分が解り難かったんだけど、それで追ってから逃げようとするんだけど、何故かとても弱くて、諜報員が殺されちゃって、デバイスを取られちゃうんです。で、デバイスの行先のGPSが入ったスマホのアクセスキーをグラシエラの指紋認証にしてしまったので、カウンセラーだったグラシエラも巻き込まれてしまいます。

 

 

最初は、アメリカのCIAが、この諜報員を追っているんだけど、デバイスを手に入れることが出来ず、イギリスの諜報員とドイツの工作員に協力を求めて、GPSを持っているグラシエラも仲間にいれて、4人でデバイスを追うことになります。一応、トップ女優をそれぞれに集めたという感じでしたが、ペネロペさんとダイアンさんとファン・ビンビンさんは、ちょっと最近は、旬から外れていますかね。凄くしいけど。ジェシカさんとルピタさんは、よく出てますよね。

 

4人でデバイスを追って行くんだけど、ちょっとジェイソン・ボーンとか、イーサン・ハントというような、スパイ大作戦的なアクションで、グイグイと迫っていきます。それでも逃げられちゃったりするんだけどね。なんか、この作品の悪役ですが、凄く悪い奴だったな。ちょっとでも、情があるかなと思ったんだけど、お金の為なら何でもするって感じで、極悪でしたね。

 

 

そして、途中から中国のスパイであるリンも仲間に入って、相手を追い詰めて行くんだけど、反対に追い詰められたりと、やったりやられたりの攻防が続きます。何度も取り返したり、取られたりするんだけど、これね、最初に手に入れた人が壊しちゃえば、何てことなかったと思うんだけど、何故か、手に入れると、誰も壊そうとしないのよ。只のデバイスなんだから、割っちゃえばいいじゃんって思うのに、勿体ぶるのよねぇ。ケチケチすんなよって感じでした。

 

 

美しい彼女たちのアクションは綺麗でした。やっぱり、綺麗な人たちは、何をやっても綺麗ですよねぇ。それに、身体能力も高くて、ビックりでした。ジェシカさん、男性を投げ飛ばしてましたよ。うーん、美しい。いいなぁ、こんなに細いのに、大きな男を投げ飛ばすって、マジで素敵です。絵になりました。他の方々も、美しかったですよ。これだけ美女を集めたのだから、満足するアクションになるのは当たり前です。

 

でもね、やっぱり内容に難があるかなと思いました。デバイスの争奪戦というのが、少しリアリティに欠けるんです。もう少し現実的に恐ろしいモノ(細菌とかプルトニウムとか)にしてくれたら、もっと怖かったかな。デバイスだと、ふわふわしていてそんなに怖くないですもん。ま、でも、今時は、デバイスのような電子関係が一番怖いから、このストーリーになっているんでしょうけどね。私がアナログ過ぎるのかな?(笑)

 

 

私は、このスパイ映画、気に入りました。お薦めしたいと思います。本当に頭を使わないで、アクションを楽しめる作品だと思います。きゃっきゃしながら観て、楽しめるんじゃないかな。あ、でも、今はコロナだから、無言で楽しんでくださいね。ぜひ、観に行ってみてください。

ぜひ、楽しんできてくださいね。カメ

 

 

「355」