「スパイダーマン ノー・ウェイ・ホーム」ネタバレ無し!皆に映画館で驚いて楽しんで欲しいです。 | ゆきがめのシネマ。劇場に映画を観に行こっ!!

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観てきた映画、全部、語っちゃいます!ほとんど1日に1本は観ているかな。映画祭も大好きで色々な映画祭に参加してみてます。最近は、演劇も好きで、良く観に行っていますよ。お気軽にコメントしてください。
スミマセンが、ペタの受付を一時中断しています。ごめんなさい。

「スパイダーマン ノー・ウェイ・ホーム」の前夜祭試写会に行ってきました。雪で真っ白なTOHOシネマズ六本木で開催され、自分がノー・ウェイ・ホームになるのでは、と心配しながらの参加でしたが、終わる頃には雪も止み、無事に帰宅出来ました。

 

ストーリーは、

前作でホログラム技術を武器に操るミステリオを倒したピーターだったが、ミステリオが残した映像をタブロイド紙の「デイリー・ビューグル」が世界に公開したことでミステリオ殺害の容疑がかけられてしまい、その上、正体も暴かれてしまう。マスコミに騒ぎ立てられ、ピーターの生活は一変。身近な大切な人にも危険が及ぶことを恐れたピーターは、共にサノスと闘ったドクター・ストレンジに助力を求め、魔術の力で自分がスパイダーマンだという事を一般の人に忘れさせて欲しいと頼むのだが・・・。

というお話です。

 

 

前作の終わりに、詐欺師のミステリオによって作られた映像により、スパイダーマンは殺人犯だとされ、正体はピーター・パーカーだとバラされてしまった。映像によりミステリオの殺人罪で警察が動き出し、一般の人々からも注目され、家族や友人に迷惑がかかってしまい、困り果てたピーターは、ドクター・ストレンジの家の門をたたくことに。

ドクター・ストレンジに会い、サノスの時のように、自分がスパイダーマンだと知られていない時まで時間を戻して欲しいと頼むが、既に”時の石”は無くなってしまったので時間を戻すことは出来ない。ドクター・ストレンジは、魔術で人々の記憶からピーターがスパイダーマンだという事を忘れさせる事なら出来るかもしれないと言うので、それをして欲しいと頼む。



 

ピーターの望み通りの呪文を唱え始めるドクターだが、途中でピーターが、MJとネッドは忘れないように、メイおばさんも忘れないようにと、呪文中に何度も注文を付けてしまい、ドクターの集中が削がれたのか、呪文が上手くいかなくなり、マルチバースの壁を開けてしまった。

直ぐに、ドクターは呪文を封印してしまうのだが、一瞬の間にマルチバースの亀裂から、何人かの人間が他の世界からこの世界に移動してしまった。ピーター=スパイダーマンの存在を知っている人間が引っ張られたようだ。



 

ピーターの前に、他の世界のヴィランである、ドック・オク、グリーン・ゴブリン、エレクトロ、サンドマン、リザードなどが現れてしまう。そしてスパイダーマンの姿を見て襲い掛かってくる。ヴィランたちを送り返し、世界からスパイダーマンの正体を忘れさせるにはどうしたら良いのか。後は、映画を観てくださいね。

 

スパイダーマンの新作、海外でも大騒ぎしていますが、これは日本でも大騒ぎになるでしょう。凄いし、素晴らしいです。よく、これをやってくれました。期待していた甲斐がありました。マジで素晴らしいです。これは、誰が観ても、”ある場面”で、声をあげてしまうでしょう。コロナ禍なので、声を出さないようにとは思いますが、これは仕方ありません。どうしようもなく、驚き、感嘆するからです。だから、マスクは外さずにね。

 

 

そんな素晴らしいことが起こる映画なので、感想が書けません。このあらすじで書いた、マルチバースの口が開いて、他の世界から、ヴィランが移動してきてしまったところまでは、CMや予告で出されているのでここまでです。これ以上は書けません。なので、マルチバースでヴィランが来ちゃって困るところまでは、感想を書きますね。その内、皆さんが観終わった後くらいに、ネタバレの感想を書きますので。

 

という訳で、マルチバースが開いちゃうんですけど、これ、どう見ても、ドクター・ストレンジの失敗なのよねぇ。確かに、ピーターが途中で何度も注文を付けちゃったのも悪いけど、その前にドクターは、ウォンに何度も、その魔術を使っちゃダメですよって言われているんです。でね、ドクターも、使わないから大丈夫って言っているのに、ウォンがいなくなると、直ぐに魔術を使っちゃうのよねぇ。あんなに危ないからダメって言われていたのにさー!ピーターが可愛そうと思って、やってくれたのだとは思うけど、失敗しちゃダメよねぇ。

 

 

で、マルチバースの口が開いちゃったから、ヤバいと思って、直ぐに、その呪文を箱にしまっちゃうんです。その辺りが、ちょっとどうして?って感じなんだけど、しまうくらいだったら、そのまま反転させて、ヴィランたちを元の世界に戻しちゃえば良かったのにね。ま、そうすると、ピーターがスパイダーマンだっていう記憶を消すことは出来なくなっちゃうんだけどね。

 

そして今回は、全てのスパイダーマンの根底にある大切な言葉、「大いなる力には、大いなる責任が伴う」というセリフが、今回も大切な役割をしています。この言葉を聞くと、「鬼滅の刃」の煉獄さんのお母さんの言葉、「生まれついて人よりも多くの才に恵まれた者は その力を世のため人のために使わねばなりません。弱き人を助けることは 強く生まれた者の責務です。責任を持って果たさなければならない使命なのです。決して忘れることなきように。」を思い出します。

 

 

この言葉があるからこそ、煉獄さんも最後まで頑張り、ピーター・パーカーも、人助けを辞める事は無いんです。どんなに苦しくても、どんなに悲しくても、自分の気持ちだけで行動することは許されないと解っている。そこが、スパイダーマンの素晴らしい所であり、哀しいところです。投げ出したくもなるだろうし、憎んで復讐したいと思う事もあるだろうけど、そこは自分の考えだけで行動することは決してしてはいけないと制御している。その部分が、スパイダーマンを世界のヒーローにしたんじゃないかなと、今回は特に思いました。

 

 

ちゃんとネタバレしなくても、前部分だけでも、感想が書けたかしら。これ以上書いちゃうと、どーしても、色々と書きたくなっちゃうから、止めましょうね。これ、ネタバレを知っちゃうと、本当に面白くないので、映画館で驚いて欲しいのよ。ピーターがどんな戦い方をするのか、ヴィランたちをどうするのか、それがネックなんだから、そこはお伝え出来ません。

 

でもね、言わなくても解るでしょ。本当に面白いんです。もう、これ、私、何度も観に行っちゃうと思うけど、まず、IMAXで観に行きます。今回の試写は普通のスクリーンだったので、これはIMAXで観ないと!上下の部分がIMAXだと大きいので、切れている部分まで観れるんです。楽しみだなぁ。そして、今回は、吹替でも観たいかな。前夜祭の舞台挨拶で、目の前に宮野さんと獅童さんが並ばれていて、とっても優しそうだったんです。お二人とも吹替に参加しているらしいので、楽しみです。

 

 

私は、この映画、超!超!超!お薦めしたいと思います。これは、この正月映画の中で一番です。マトリックスも呪術廻戦も、超面白いんだけど、それを吹き飛ばしてしまいました!これは、誰が観ても最高だと思うと思います。出来れば、過去作品のヴィランが出てくるので、サム・ライミ版のスパイダーマンとアメイジングスパイダーマンも観てから行った方が、より一層、楽しめると思います。ヴィランの過去を知っていると、話しが解りやすいですから。ま、TVで何度も放送しているので、観ているとは思いますが。この映画、ぜひ、観に行ってみてください。

ぜひ、楽しんできてくださいね。カメ

 

P.S : エンドロールの途中で1つ、最後の最後で1つ、重要なヒント映像が入っていますので、最後の最後、明るくなるまで席にいてください。ちょっと驚くような映像があります。

 

 

「スパイダーマン ノー・ウェイ・ホーム」