「映画すみっコぐらし青い月夜のまほうのコ」本当に癒される大人も子供もしあわせになれる映画です

「映画　すみっコぐらし　青い月夜のまほうのコ」を観てきました。

ストーリーは、

とある秋の日、キャンプへ出かけたすみっコたちは、空にいつもより大きく青く輝いている月を発見する。「5年に1度の青い大満月の夜、魔法使いたちがやって来て夢をかなえてくれる」という伝説の通り、すみっコたちの町に魔法使いの5人兄弟が出現。彼らはあちこちに魔法をかけ、町中をパーティ会場のように彩っていく。楽しい夜にも終わりが近づき魔法使いたちは月へと帰っていくが、たぴおかが魔法使いのすえっコ・ふぁいぶと間違えられて連れて行かれてしまう。

というお話です。

とある秋の日、スーパーマーケットのリニューアルオープンのチラシを見つけたすみっコたちは、買物をしてキャンプに行こうと思い立ち、沢山の買物とキャンプ道具を持って、すみっ湖へキャンプへ出かけて行った。キャンプ場では、プロのキャンパーのカワウソが手伝ってくれた。空を見上げると、いつもより大きく青く輝く月が出ている。

「５年に一度おとずれる、青い大満月の夜。魔法使いたちが町にやってきて、夢を叶えてくれる。」という伝説がある。伝説のとおり、すみっコたちの町に魔法使いの５人きょうだいが舞い降りてきた！

魔法使いたちは、公園、スーパーマーケット、森の中へ、次々と魔法をかけて、キラキラに彩られた町はまるでパーティー会場のようになった。やがて楽しい夜に終わりが近づき、月へと帰っていく魔法使いたち。そこにはなぜかたぴおかの姿が！？すえっコの”ふぁいぶ”と間違えて連れていかれてしまった。ということは、すえっコのふぁいぶが置いてけぼりに・・・。

置いて行かれてしまったふぁいぶは、森に住むとかげの家に泊まらせて貰う事になります。とかげと一緒に、すみっコたちと生活を始めたふぁいぶは、色々な事を教わり、”ゆめ”の意味を教えてもらいます。

次の青い満月は５年後。ふぁいぶは一人で寂しくなってしまいます。すると、何処からともなく光がさして、魔法使いの船の姿が･･･。後は、映画を観てくださいね。

はぁ～、ほんわかして、本当に良い映画でした。このすみっコたちを観ていると、ほっこりするのよねぇ。一緒に、すみっコでまったりしながらくつろぎたくなるんです。この映画もほっこりしたなぁ。

とは言っても、ツッコミどころは満載なのよ。どう見ても、ペンギンはぺんぎんじゃなくて河童でしょ。そんだけキュウリが好きなら気が付けよっ！とかげといいながら恐竜なんだけど、もうお母さんと同じ大きさに成長するころよねぇ。とんかつとエビフライのシッポは衣替えとか言って、新しいコロモで揚げなおして貰っていて、それ、美味しくないからね。寒がりのシロクマとか、太り過ぎの猫とか、まぁ、よくいそうだけどね。にせつむりってなんなの？ナメクジが殻を背負っているとかって、キモいからぁ～！と、まぁ、ツッコんだら再現が無くなる程あるんだけど、それもこれも、許容出来ちゃうほど、かわいいから許します。ナメクジだって、キモいけど、許します。触れないけどね。

そんなすみっコの所に、魔法使いがやってきて、素敵な魔法で楽しませてくれるんだけど、綺麗にしてくれてたけど、それ誰の夢だったのかなぁ。魔法使いは夢を叶えてくれるって言うお話なんだけど、夢、叶って無かったような気がしてしまいました。ま、最後の方のは、十分に夢が叶っていたけどね。

今回の脚本は、「ヴァイオレット・エヴァーガーデン」の吉田玲子さんで、監督は「夏目友人帳」の大森貴弘さん。この二人なら、感動作に仕上がりますよ。うんうん、最後の方は、ちょっとウルウルしたもん。まさかとかげに泣かされるとは。

この映画、本当に良くて、感想なんて、良かったです以外に無いのよ。ほんわかしていて、内容はほとんど無いので、あのコたちが、マイペースに暮らしていて、ゆっくりお茶したり、本を読んだり、そんな日常が描かれているだけなんですもん。そんな日常にも、ちょっとだけ、感動する部分があったり、しあわせな気持ちになったり、そんな小さな事が、良いんですよね。

そんな映画なので、仕事でカリカリしていたりする時に観ると、和んだりすると思いました。これから年末にかけて、ストレスが多くなっていく時期なのかなと思いますので、こんなすみっコたちを観て、ゆっくりする時間を作るのも良いのではないでしょうか。

私は、この映画、超！超！お薦めしたいと思います。もー、ホント、可愛いし、癒されるし、何とも言えません。良いです。気持ちが柔らかくなります。誰もが、こういう映画で和んでくれたら、電車内での凶悪事件なんて起きないと思うんだけど。本当に怖いです。もう少し、人間、柔らかくならないといけません。ぜひ、観に行ってみてください。

ぜひ、楽しんできてくださいね。