「G.I.ジョー 漆黒のスネークアイズ」異次元の日本が舞台と思って観ると超楽しいですよ。 | ゆきがめのシネマ。劇場に映画を観に行こっ!!

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観てきた映画、全部、語っちゃいます!ほとんど1日に1本は観ているかな。映画祭も大好きで色々な映画祭に参加してみてます。最近は、演劇も好きで、良く観に行っていますよ。お気軽にコメントしてください。
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「G.I.ジョー 漆黒のスネークアイズ」を観てきました。

 

ストーリーは、

日本の闇の組織からある男の命を救ったスネークアイズは、秘密忍者組織「嵐影」への入門を許可される。600年にわたり日本の平和を守ってきた嵐影だったが、悪の抜け忍組織と国際テロ集団「コブラ」の連合軍による攻撃にさらされ、危機に瀕していた。スネークアイズは嵐影の3つの試練を乗り越え真の忍者となり、世界を守るため戦う。

というお話です。

 

 

スネークアイズは、子供の頃、父親と二人で暮らしていたが、謎の集団に家を襲われ、父親を殺害されてしまいます。逃げ延びた少年は、その後、父親を殺した男の目印となるサイコロの目”スネークアイズ”を呼び名として、復讐を誓います。

父を殺した相手を探しながら、闇の格闘技場で腕を磨いていたスネークアイズは、ある日、日本人の鷹村ケンタというヤクザに、仇の居場所を教える変わりに手を貸して欲しいと言われ、手を貸すことにします。

ケンタの言う通りに行動していたスネークアイズは、トミーを殺せと言われますが、どうしても出来ずに、彼を助けて一緒に逃亡します。トミーは、日本の忍者組織「嵐影一族」の後継者であり、ケンタとの後継者争いで、ケンタを追放した人間でした。



 

トミーと一緒に日本に渡ったスネークアイズは、トミーの家である”お城”に行き、嵐影一族の一員として働いて欲しいと言われます。嵐影一族は、600年の間、日本の治安を守り続けている忍者一族ですが、国際犯罪組織”コブラ”や、ケンタ率いる抜け忍組織との攻撃により、危機に瀕していました。

しかし、嵐影の当主センは、よそ者を簡単に一族には入れられないと言って、スネークアイズに3つの試練を与えます。簡単には合格できない試練の上に、命の危険まであるので、トミーは心配しますが、スネークアイズは試練を受けることに。

3つの試練に合格出来るのか。そして忍者戦争に打ち勝つことが出来るのか。父の仇の情報を得ることが出来るのか。後は、映画を観てくださいね。

 

 

日本が舞台のハリウッドアクション映画です。もう、完璧に日本の解釈が間違っているのですが、それも楽しめる映画です。私は、大笑いしながら観ていました。アクションはかっこいいしね。

 

スネークアイズは、父親の仇を討つために、ケンタという日本人の男性の話に乗ります。ケンタに仇の行方を聞くために協力したのに、なぜか、すぐにケンタを裏切ることになっちゃって、トミーという日本の嵐影一族の男と一緒に日本に渡ります。ちょっとこの辺りの事は、ネタバレになるので、詳しくは書けませんが、色々な思惑が渦巻いています。

 

そして、日本に来て、トミーの家に招かれると、なんとお城がお家なんですよ。おいおいっていうほど、ガチなお城が家なんです。これ、姫路城とかで撮影したそうです。そして、城を守るのはセキュリティーの忍者です。あの忍者の衣装を着ています。おいおい、いつの時代だよっ!て言いたくなるけど、忍者以外は、普通の洋服を着ています。不思議でしょ~。

 

 

日本の平和を守ってきたのは嵐影一族で、忍者たちが戦っているから平和らしいんです。警察庁が怒るぞぉ~!(笑)東京で忍者の恰好している人なんて見たことないけど、ヤクザとかと戦っているのは忍者らしいです。その嵐影一族の頭領は、センという女性で、この役を石田えりさんが演じています。カッコよくて強かったなぁ。

 

まぁ、そんな設定で、その嵐影一族が守っている”石”があって、ケンタは、その石を狙っていたようなんです。その石は持っているだけで、”かめはめ波”みたいのが打てるので、それを手に持ってかざすだけで、相手が吹っ飛んでしまうというものなんです。でも、嵐影一族は、その力の石を決して使わないという誓いを立てていて、守っているだけなんです。

 

でね、まぁ、ケンタが攻めてくるんだけど、ケンタは”コブラ”という組織と手を組んでいて、嵐影一族と、ケンタ&コブラの戦争になっていくというのが、この映画なんだけど、一応、スネークアイズは、嵐影一族側かな。最初は、ケンタの依頼で戦いに参加したけど、紆余曲折あり、最終的には嵐影一族の味方となり、嵐影はGIジョーに助けを求めて、スネークアイズとGIジョーがつながることになります。結構、無理無理なストーリーだけど、そんな感じでした。

 

 

GIジョーと言いながら、GIジョーからは女性エージェント1人しか出てきません。この戦いの後に、スネークアイズはGIジョーになるみたいですね。今回の映画では、そこまでは描かれませんでした。あ、でも、父親の仇の話は、この映画で決着が付きます。それはスッキリかな。
 

とにかく、あまりにも設定が衝撃的で、日本を楽しく描いてくれているので、こんな日本も良いなぁと思いました。異次元の日本の姿ってことなのかしら。それにしても、日本人俳優はカッコ良かったですよ。ケンタ役で平岳大さんが出演されているのですが、カッコ良かったなぁ。日本でも、良い役者さんですし、舞台などでも活躍されているけど、とうとう世界で活躍ですね。嬉しいです。彼は体も大きいし、見栄えがするので、これから楽しみですね。そして石田えりさんが、またカッコ良かった。お二人とも、英語に問題はなく、スムーズに話していらっしゃいました。

 

 

他には、あまり有名な俳優さんはいなかったかな。ヘンリー・ゴールディングは、「クレイジー・リッチ!」で大人気となったけど、他の俳優さんたちは、よく見る方々だけど、名前までは知らないなぁという感じでした。

 

本当は、もっと踏み込んだ感想を書きたいんだけど、ネタバレになっちゃうんですよ。日本の描き方とか、めちゃくちゃな部分はあるんだけど、ストーリーとしては、よく練られているので、あまりそこら辺を突っ込んで書いてしまうと、面白みが無くなっちゃうんです。そこが面白いので、薄い感じの感想しか書けなくてごめんなさい。

 

それにしても、石を握って”かめはめ波”は楽しかったな。あれ、やってみたいな。頭領の石田さんに怒られるけど、それでも一度くらい、本当のかめはめ波を打ってみたいもんねー。それに、城に住みたいなぁ~。寒そうだったけどね。

 

 

私は、この映画、超!お薦めしたいと思います。はっきり言って、酷い作り方ですが、日本という国を楽しんでくれて作っているように見えて、それだけで嬉しくなってしまったんです。バカな映画と言ってしまえばそれまでなのですが、海外から見たら、こんな日本が嬉しいのかなっていうのが見えて、楽しかったですよ。一緒になって、楽しんで観てみると、また、新しい可能性も見えるんじゃないかしら。ぜひ、観に行ってみてください。

ぜひ、楽しんできてくださいね。カメ

 

 

「G.I.ジョー 漆黒のスネークアイズ」