「キャッシュトラック」をFan’s Voice独占最速オンライン試写会にて観せていただきました。(@fansvoicejp)
ストーリーは、
ロスにある現金輸送専門の警備会社フォルティコ・セキュリティ社では、特殊な訓練を受けた警備員たちが現金輸送車=キャッシュトラックを運転していた。そこに新人のパトリック・ヒル、通称“H”が警備員として採用される。ある時、トラックを襲った強盗を驚くほど高い戦闘スキルで阻止し、周囲を驚かせる。そして、彼の乗るトラックがふたたび強盗に襲われると、Hの顔を見た犯人たちはなぜか金も奪わずに逃げてしまう。周囲がHの正体に疑心を抱く中、全米で最も現金が動くブラック・フライデーにフォルティコ・セキュリティ社に集まる1億8000万ドルの大金を狙う強奪計画が進行していた。
というお話です。
LAにある現金輸送専門の武装警備会社フォーティコ・セキュリティ社。日々、百貨店やカジノ、銀行などあらゆる場所から集められた現金を積んだ現金輸送車(キャッシュトラック)を運転するのは、特殊な訓練を受け厳しい試験をくぐり抜けた強者の警備員たち。
ヨーロッパの別の警備会社の倒産で職を失くし、フォーティコに雇われた新人パトリック・ヒル、通称“H”。同僚の“ブレット”の指導のもと、試験をぎりぎりで合格した彼は周りから特に気に留められる存在ではなかった。
しかし、ある日彼の乗ったトラックが強盗に襲われ仲間が人質に取られた時、驚くほど高い戦闘スキルでそれを阻止してしまう。Hによって皆殺しにされた強盗への過剰防衛を疑うFBIも捜査に動くが、フォーティコの社長は仲間と現金を守り切った彼を英雄扱いする。Hはフォーティコでの地位を徐々に確立していくが、その数カ月後、新たな強盗によってHの乗るトラックがまた襲われる。しかし、今回は彼の顔を見た犯人たちがなぜか金も奪わずに逃げ出してしまった。
同僚のブレットやデイヴは彼が一体何者なのかを疑い始め、Hの周囲は疑心暗鬼に陥る。そんな中、感謝祭の次の金曜日、全米で最も現金が動く日とも称される“ブラック・フライデー”にフォーティコ社に集められる約1億8,000万ドルの大金を狙った緻密な強奪計画が、静かに進行していた。(公式HPより) 後は、映画を観てくださいね。
久しぶりのジェイソン主演のアクションサスペンスでした。面白かったですよぉ。やっぱりカッコいいよねぇ。凄く面白かったから、全部書いちゃいたいんだけど、ネタバレ出来ないから、苦しいです。重要な部分は一切書けないのですが、頑張ってみますね。この映画は、4章に分けられて描かれていきます。
LAの警備会社に入社した、通称H。入社試験はギリギリの合格点でしたが、実は、ワザとギリギリの70点にしたんです。もちろん、それは目立たないように。ある目的があって、この警備会社に入って来たので、目立って警戒されてしまっては、元も子もないんです。無事に入社したHは、目立たず、言われた通りの勤務を続けます。
ある日、現金を輸送している時、強盗が現れます。会社のマニュアル通りに、強盗の言う通りに行動し命を守るようにするのですが、一瞬の隙をつき、Hは強盗全員を撃ち殺します。マジ、カッコイイんだけど、撃ち殺した後、犯人の覆面を取り、一人一人の顔を確認するんです。そう、彼の目的は、どうも強盗を探しているらしいというのが解ってきます。
そして、章が変わって、Hの過去が描かれます。そこで、この警備会社に入った理由が解かってくるのですが、Hの正体は書けません。でも、実は凄い人で、FBIも簡単には手出しをしないような人らしいです。まぁ、ジェイソンが一般人な訳が無いんですけどね。理由が解るのですが、直ぐに動く訳ではなく、敵が現れるのを警備会社で待ち続けます。
強盗団は、ブラックフライデーに一番お金が集まる場所を狙って襲う計画を立てます。もちろん、大掛かりで何人もの仲間を引き連れているのですが、内部にも協力者がいないと襲えないという事で、以前の強盗の時と同じ人物を協力者として使います。Hは、それを待っていたんです。
良くある現金強奪事件のアクションサスペンスではあるのですが、Hという謎の人物が入ることにより、サスペンス部分が色濃くなり、どうなるのかなって感じで楽しめました。でも、2章でHの過去と、警備会社に入社した理由が解かってしまうので、その後に犯人捜しを進めていく3章部分は、ちょっと無駄っぽいかなって思いました。確かに犯人捜しをしないと、4章の真犯人に行き着かないとは思うんだけど、映画内では、2章で敵の顔を観客は観ちゃっているから、3章で探しているのが無駄っぽく見えちゃうんです。その人、全然違うんだけどって助言したくなっちゃうの。
でも、もちろんジェイソンと仲間たち(警備会社じゃない方の仲間です。)は固い絆で結ばれていたし、2章も3章も楽しめたんですけどね。あ、そうそう、警備会社で、強盗に遭って、Hの顔を見た犯人が逃げていくという場面ですが、ちょっと、お間抜けです。私は笑ってしまいました。おいおい、話をしておきなさいよ。何やってんのよ。(笑)
Hは、英雄か悪党かっていうコピーがチラシに入っているけど、彼は、英雄であり悪党だと思いました。ある部分ではヒールかもしれないけど、ある部分ではヒーローなのだと思います。誰だって、2面持っているし、立場によって、彼をヒーローと取る人もいるし、ヒールと取る人もいるんだろうと思うんです。
私は、この映画、お薦めしたいと思います。久々のジェイソンだから、超を付けたいけど、イマイチ、設定が解り難い部分があるんです。本当の彼の仕事と、何故FBIが絡んでくるのかという部分が、ちょっと解り難いんですよね。よく考えれば、そこ、繋がっていてもおかしくはないんだけど、うーん、ちょっとね。でも、アクションサスペンスは十分に楽しめます。ぜひ、観に行ってみてください。
ぜひ、楽しんできてくださいね。
「キャッシュトラック」