「東京クルド」難民を受容れる法律を作りながら受容れは1%満たないってどういうこと?意味ないよ。 | ゆきがめのシネマ。劇場に映画を観に行こっ!!

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観てきた映画、全部、語っちゃいます!ほとんど1日に1本は観ているかな。映画祭も大好きで色々な映画祭に参加してみてます。最近は、演劇も好きで、良く観に行っていますよ。お気軽にコメントしてください。
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「東京クルド」を観てきました。

ドキュメンタリー映画なので、内容は、

 

日本で生きる2人のクルド人青年を5年以上にわたって取材し、日本におけるクルド難民の実情を切り取ったドキュメンタリー。

 

故郷での迫害を逃れ、小学生の頃に日本へやってきたトルコ国籍のクルド人のオザンとラマザン。難民申請を続け、入管の収容を一旦解除される仮放免許可書を持つが、身分は不法滞在者だ。いつ収容されるかわからない不安を常に感じながらも、2人は夢を抱き、将来を思い描く。しかし、現実は住民票もなく、自由に移動することも働くこともできない。

 

 

そんなある時、東京入管で長期収容されていたラマザンの叔父メメットが極度の体調不良に陥る。しかし、入管は家族らが呼んだ救急車を2度にわたり拒否。メメットが病院に搬送されたのは30時間後のことだった。

 

2人のクルド青年の日常から、救いを求め懸命に生きようとする難民、移民に対する国や人々の在り方を問う。

 

というお話です。

 

 

この映画を観て、日本って何なの?って思いました。もちろん、国だから、法律があって、規制があって、政策があるのは解ります。でもね、ハイジャック事件の時に、首相の福田さんが「人の命は地球よりも重い」って言ったんじゃないの?もう少し、彼らの命の事を考えてあげられないのかしら。

 

クルド人は、別に好きで日本に来ている訳じゃなく、トルコの情勢が悪くて、国に居たら殺されるという事情があって日本に来たんでしょ。それなら、自分の国に帰れるまで、日本で生きれるようにしてあげるべきじゃないの?彼らは自分の国の国籍を捨てる気はないんだから、日本国籍をあげるんじゃなく、日本を退去するまでの生活を助けてあげてくれって言ってるの。

 

 

生活保護費をあげろじゃないですよ。ちゃんと仕事が出来るように、難民申請中証明書のようなモノを作って、就労許可証を与えてあげて欲しいって事です。技能実習生なんて招いてないで、日本にいる外国人の方々に仕事をして貰えばいいんです。それで、技能が身に就いたら、彼らは世界に出て行けばいいんじゃないの?自分の国に帰っても良いし、安住出来る国を探しても良いと思います。それが、未来の日本の為になるってこと、何で解らないの?

 

大体、難民として日本に来て、申請をしても受け入れられず、10年以上も住んでいるのに、働いちゃいけないってなんなの?どうやって生きていけっていうのかしら。カスミを食って生きろって言うの?やっている事が理解出来ないです。そんな事、恥ずかしくて世界に発信出来ないでしょ。どこが人道的なんですか。


 

この映画を観ると、オザンさんとラマザンさんは小学生の頃に日本に来て、もうすぐ20歳になるんです。思春期を全て日本で過ごしているのに、日本人にはなれなくて、仕事も許されず就職も出来ない。どうやって生きろっていうの?こんなに若い子たちが苦しんでいるのに、ほおっておく政府が信じられません。少子化とか言っているなら、こういう子たちを日本に組み込んで行けばよいんじゃないの?

 

それに、オザンさんとラマザンさんには妹弟たちがいて、日本で生まれた子もいると思います。そういう子たちは、戸籍も無く、これからどうやって生きて行けばよいの?まだ小さいのに、ほとんど日本語しか話せなくて、そんな子を放り出すつもりですか?日本の考え方、おかしいですよ。

 

 

こんな酷いことを続けているから、彼らだって犯罪でお金を稼ぐしか無くて、犯罪が増えていくんでしょ。ドラッグだって蔓延していくし、強盗も増えていくんです。国の政策によって、日本が汚れていくってことを解かっていないのかな。日本人は、子供の頃から、人に優しく、悪い事をせず、規律を守ろうと教わってきて、それがある程度実践出来ている数少ない国だと思っていましたが、国によって、それが壊されているんです。自分の首を絞めてどうするんですか。

 

はぁ~、この映画を観たら、凄く怒りが込み上げてしまいました。だって、凄くおかしいんですもん。確かにね、難民申請して日本人になろうとする悪い奴もいるとは思いますよ。日本に受け入れて貰えれば、生活保護費がずーっと貰えて、それだけ貰えれば本国にいる家族が養えるんだろうからね。でもね、それは審査すれば解る事でしょ。家族全員で逃げてきたなら、本当に命の危険があったんです。

 

 

トルコ政府が、そいつらテロリストですからと言っていて、日本としてトルコ政府の言い分を無視出来ないと言うなら、百歩譲って、表向きは難民申請中にしておいて、就労許可や住民票の作成、はしてあげるべきだと思います。彼らが生活をする権利は与えてあげるべきなんです。

 

本当に彼らに申し訳ない気持ちになりました。こんなバカな政府でごめんなさい。まだ20歳くらいの若い子に未来が見れないなんて、あってはならない事です。この子たちは、未来を見る気が無いのではなく、見れないんです。日本のグダグダしている未来を見ない人間とは違います。よぉ~く考えてください。光るかもしれない価値のある人間です。

 

 

私は、この映画、超!超!超!お薦めしたいと思います。もっと早く感想を書けばよかったんですけど、遅くなってしまいました。上映が少ないと思うけど、ぜひ、観て欲しい。これは日本人として、恥ずかしい事です。変えなくちゃいけないことだと思います。ぜひ、観に行ってみてください。

ぜひ、楽しんできてくださいね。カメ

 

 

「東京クルド」