「シャン・チー テン・リングスの伝説」マーベルの新しいシリーズとして楽しい作品が出てきました。 | ゆきがめのシネマ。劇場に映画を観に行こっ!!

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観てきた映画、全部、語っちゃいます!ほとんど1日に1本は観ているかな。映画祭も大好きで色々な映画祭に参加してみてます。最近は、演劇も好きで、良く観に行っていますよ。お気軽にコメントしてください。
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「シャン・チー テン・リングスの伝説」を観てきました。

 

ストーリーは、

犯罪組織を率いる父に幼いころから厳しく鍛えられ、最強の存在に仕立て上げられたシャン・チー。しかし心根の優しい彼は自ら戦うことを禁じ、父の後継者となる運命から逃げ出した。過去と決別し、サンフランシスコで平凡なホテルマンとして暮らしていたシャン・チーだったが、伝説の腕輪を操って世界を脅かそうとする父の陰謀に巻き込まれたことから、封印していた力を解き放ち、戦いに身を投じる。

というお話です。

 

 

幼い頃に母親が亡くなり、父が率いる犯罪組織テン・リングスで、厳しい修行をさせられていたシャン・チー。15歳になった彼は、父親に母親の仇を討ってくるのだと言われ、辺境の地にあったテン・リングスの基地を出ます。

シャン・チーは、その力を使う事を恐れ、与えられた仕事を辞めてしまい、父親の元へは戻りません。こっそりアメリカへ渡り、ショーンと名乗って、サンフランシスコでホテルの駐車係として生活を送っていました。



 

ある日、通勤時のバスの中で、彼は、父ウェンウーが送り込んだ刺客に襲われます。親友で同僚のケイティの前でとうとう驚異の戦闘力を見せた彼は、父が自分たちを殺そうとしていると悟ります。そして妹から来たハガキは、その予兆だったのだと理解し、妹のシャーリンがいるマカオへ、ケイティとともに会いに行くことにします。自分が襲われたという事は、次は妹が襲われると解ったからです。

マカオで地下闘技場を経営するシャーリンと再会したシャン・チーでしたが、そこへ父・ウェンウーが現れます。父に母親の形見であるペンダントを兄妹とも取られてしまい、3人は、テン・リングスに連れて行かれることになります。



 

故郷に戻ったシャン・チーたちに、父は、少し前から母親の声が聞こえ、母親の故郷の村に閉じこめられているという荒唐無稽な事を言い出します。母親は死んだと言っても聞き入れません。そして、母親の救出に行くために、母からの形見を故郷の村へ行く指標にすると言うんです。父を止められないシャン・チーとシャーリンは、父より先に母親の故郷へと赴き、危機を伝えようとするのですが・・・。後は、映画を観てくださいね。


 

今日から公開だったので、早速、観に行ってきました。マーベルで、アベンジャーズシリーズと繋がっている作品で、新しいキャラクターと言ったら、もう、我慢出来なくなっちゃっいました。シャン・チー、思っていたよりもファンタジー系で、面白かったですよ。

 

シャン・チーは、テン・リングスという組織の御曹司です。パパがテン・リングスのトップで、テン・リングスの使い手です。そして、ママは亡くなっちゃています。そんな基本設定から始まりました。御曹司っていうから、イケメンでお金持ちかと思うでしょ。でも、そうではなくて、サンフランシスコのホテルの駐車係をしているんです。4ヵ国語を話せて、頭が良いみたいなんだけど、何故か、その仕事についていて、静かに暮らしているんです。

 

 

実は、シャン・チーは、父親の所から逃げてきていて、もう組織に戻りたくないんです。だって、テン・リングスは、人殺し集団なんですから。で、静かに暮らしていたんだけど、それが破られ、父親に連れ戻されるんです。妹のシャーリンと一緒にね。

 

父のウェンウーは、テン・リングスという武器を手に入れてから年を取らなくなったようで、もう1000年以上も生きているらしいんです。何処で手に入れたのかは謎のままでした。でもね、ウェンウーを、トニー・レオン様が演じているんですよぉ。年を取っても、トニー・レオン、美しい!もー、父、好き!息子のシャン・チーは、ちょっと芋っぽいのに、お父様は、こんなにも美しくて、遺伝子どうなったんだぁ~!もう少し、美しいアジア系の俳優さんにやって欲しかったなぁ。だって、トニー・レオンの息子だよ。どうして彼なの?まぁ、アクションは上手いし、楽しかったし、愛嬌もあるので、彼は彼で良いんだけど、父がトニー様なのにぃ~!うーん、仕方ないか・・・。

 

 

シャン・チーの母親が伝説の村の生まれのようで、不思議な力を持っていて、神話に出てくるような動物も生きている場所に、その村はあるんです。私のお気に入りは、狛犬くんかな。モッサモサで出てきて、もちろん、”阿と吽”の2匹で対になって戦うんです。もふもふの狛犬、可愛いでしょ。狛犬だと思うけど、シーサーっぽい感じでもありました。それに、竜とか、空を駆ける馬とか、色々な動物が出てきて楽しめました。竜が、ちょっと「ネバーエンディングストーリー」のファルコンっぽくて、懐かしい気持ちになりました。

 

シャン・チーは正義感が強そうで、ヒーローとしても強そうでしたが、妹のシャーリンは、強いし、カッコイイんだけど、このまま良い人でいてくれるかなぁ。だって、闇の格闘場を経営していて、凄く儲けてそうでしたもん。組織とかの統率力は、妹の方がありそうでしたね。しっかりしていました。最初、シャーリンが出てきた時は、もしかして敵になるのかしらと思ってしまいました。心配したよぉ。でも、ちゃんと兄妹で一緒に戦っていましたよ。

 

 

シャン・チーの友人として、ケイティが出てきます。一緒に駐車係として働いているのですが、付き合ってそうで、イマイチ踏み込めていない感じでした。これからの展開で、親密になっていくのかな。でも、とても良いコンビでした。オークワフィナさんが演じていて、とても楽しかったです。声が独特なのよね。ケイティは、高学歴なのに何故か企業に勤める事もせず、好きな事をしています。きっと、これからケイティの高学歴の頭脳が活かされるんじゃないかな。いつもコントをしているように見えるけど、実は、ヒーロー並みの戦闘力をもつシャン・チーと、天才的な頭脳を持つケイティって感じになるのだと思います。

 

今回は、まず、シャン・チーの導入編という感じでしたね。まだ、大きな敵は出てきていないので、これからアベンジャーズ系と繋がるのだと思います。ドクターストレンジに出てきたウォンが出てきていたので、きっと、テン・リングスの不思議な力と、ストレンジが使うカーマ・タージの力が何か繋がっているんじゃないかなぁ。それに、映画のラストの方で、アベンジャーズの関係者が何人か出てきていました。お楽しみにね。

 

 

私は、この映画、超!お薦めしたいと思います。ちょっとファンタジー色が強いので、子供っぽく見えるけど、これからの壮大なお話に続く導入部と思ったら、十分に楽しめる映画だと思いました。次には、もう少し、シャン・チーの芋っぽい感じが抜けているとイイなぁ。なんたってお父様はトニー・レオン様なんだから、それに近づいて欲しいっ!あ、ごめんなさい、それは、私の願望です。(笑) ぜひ、観に行ってみてください。

ぜひ、楽しんできてくださいね。カメ

 

 

「シャン・チー テン・リングスの伝説」