「うみべの女の子」思春期14歳の恋愛や悩みなどを危うく描いた作品でした。青春はやっぱ青いね。 | ゆきがめのシネマ。劇場に映画を観に行こっ!!

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観てきた映画、全部、語っちゃいます!ほとんど1日に1本は観ているかな。映画祭も大好きで色々な映画祭に参加してみてます。最近は、演劇も好きで、良く観に行っていますよ。お気軽にコメントしてください。
スミマセンが、ペタの受付を一時中断しています。ごめんなさい。

「うみべの女の子」を観てきました。

 

ストーリーは、

海辺の小さな街で暮らす中学生の小梅。彼女は憧れの三崎先輩に振られたショックから、かつて自分のことを好きだと言ってくれた内向的な同級生・磯辺と関係を持ってしまう。初めは興味本位だったが、何度も身体を重ねるうち、磯辺への思いを募らせていく。その一方、小梅が好きだったはずの磯辺は小梅との関係を断ち切ろうとする。2人の気持ちがすれ違う中、磯辺は過去にイジメを苦に自殺した兄への贖罪から、ある行動に出る。

というお話です。

 

 

海辺の田舎町に暮らす中学二年生の小梅は、憧れの三崎先輩に手酷いフラれ方をして自棄になり、同級生の磯辺を誘って衝動的に初体験を済ませる。なぜその相手が自分だったのかと問う磯辺に、「一年の時あたしに告ったじゃん」と、ことも無げに言い放つ小梅。気持ちはまだ変わっていないとあらためて告白する磯辺だったが、小梅にその気はなかった。

しかし、その後も二人は体の関係を繰り返す。ただの友達には戻れない、恋人同士でもない。曖昧で奇妙なつき合いを続けるうちに、はじめは興味本位で「ただの気分転換」だったはずのセックスも、いつしかお互いにとって日々の生活の一部になっていった。



 

いつものように磯辺の部屋で体を重ねたある日、磯辺のパソコンのデスクトップにビキニ姿の少女の写真を見つけた小梅は、嫉妬にも似た感情を覚えて勝手にそれを削除してしまう。自分からフッたはずの磯辺の気持ちを、いまさら試す小梅に、「生きてるだけで息が苦しいって奴らの気持ちなんてわかんねーだろ?」と詰め寄る磯辺。磯辺は実の兄を自殺で亡くしていた。

磯辺の部屋にある大量の漫画やCD、下段の使われていない二段ベッド。それらはすべて兄が遺したものだった。ゲーム会社に勤める多忙な父親と、仕事で海外にいる母親は留守がちで、兄の死に罪悪感を抱える磯辺はその部屋で一人、生前の兄が使っていたSNSアカウントを引き継いで発信を続けていたのだ。



 

一方、小梅に片思いしている幼馴染の鹿島は、二人の仲を怪しんで磯辺を問い詰める。小梅との性的な関係をほのめかす磯辺に逆上した鹿島は、思わず拳を振り上げてしまう。そんな鹿島が小梅に向ける気持ちを知りつつ、小梅の親友の桂子は、人知れず鹿島に思いを寄せていた。

 磯辺に拒絶されたやるせなさから、三崎先輩に拠りどころを求める小梅。性行為を強いられそうになり、傷ついて押しかけてきた小梅を、磯辺は「帰れ」と突き放す。親友だからこそ、家族だからこそ言えない焦りや苛立ちも、磯辺にならぶつけられる。それぞれにねじれた喪失を抱え、心の穴を埋めるように激しく交わる二人。「ねぇ磯辺、してもしても何かが足りない気がするのはなんでだと思う?」



 

文化祭を前にして、会えないほど磯辺に執着していく小梅と、死んだ兄の幻影にとらわれていく磯辺。離れていく磯辺の心をつなぎとめようと小梅は手紙に思いをしたためる。しかしその頃、磯辺はポケットの中にスタンガンを握りしめ、夜道に足を踏み出していた。 (公式HPより) 後は、映画を観てくださいね。

 

浅野いにお先生による青春漫画の映画化です。14歳、中学校2年生の主人公・小梅は、まだまだ子供だけど、好奇心だけは旺盛で、恋愛や性に関しても興味はあるんだけど、まだ心がついて行かなくて、恋がどういうものなのか、よく解らないんです。カッコイイ先輩を好きになるんだけど、恐い部分もあって、どうも踏み込めません。そんな時、同級生の磯辺に出会い、二人で興味本位でSEXをしてしまいます。

 

 

それから、なんか猿みたいに、会う度にSEXするようになっていて、まだ14歳で猿みたいになっちゃって、年を取ったらどうなっちゃうんだろうなぁと笑ってしまいました。あ、猿みたいっていうのは、猿ってマスターベーションを教えると、死ぬまでやってしまうらしいという話を聞いての事です。それに、この二人、恋愛感情が無いのにやってるんです。本当に猿状態に見えて、まぁ、仕方ないかなぁと見ておりました。

 

そして、人物が複雑に絡み合いながら、成長していきます。小梅は少しづつ、自分の気持ちに気が付いて行くのですが、それが解った頃には、相手が心変わりしていたりと、若い頃は、色々あるわよね。楽しいことも、辛いこともあって、家庭の事情なんかもあったりして、思春期の子供たちは忙しいよねぇって感じでした。

 

 

うーん、たしかに浅野先生っぽいんだけど、どーも感情移入が出来ませんでした。オバサンの私は、既に14歳の頃の気持ちを忘れているのかしら。青春は眩しいなぁとは思ったけど、感動するとか、面白いとかは思えませんでした。私が14歳の頃も、先輩と付き合っている子はいたし、アノ頃はドラッグではなくシンナーを片手に不良をしている人が多かったかな。今は、直ぐにドラッグに行っちゃうのかしら。恐いです。ネットがあるから、14歳でも大人と同じことが出来ちゃいますもんね。荒れる気持ちは解るけど、まだまだ身体が出来上がる手前なので、身体を大切にして欲しいです。

 

中学生をもちろん大人の俳優が演じているので、少し苦しい感じがしました。頑張って14歳に見えるようにしているのですが、うーん、私は辛く感じました。主人公の小梅の女優さん、ごめんなさい、私のタイプじゃなくて、ダメでした。うみべの女の子を演じていた方がすんごく綺麗に見えるように映してあって、素敵でした。

 

 

私は、この映画、まぁ、お薦めしたいと思います。私は、それほど面白いとか、楽しいとか思えなかったのですが、雰囲気は良かったし、この年代の危うい雰囲気は描けていたと思います。ぜひ、観に行ってみてください。

ぜひ、楽しんできてくださいね。カメ

 

 

「うみべの女の子」