「ザ・スーサイド・スクワッド “極”悪党、集結」アクション映画というより怪獣映画で楽しいです。 | ゆきがめのシネマ。劇場に映画を観に行こっ!!

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観てきた映画、全部、語っちゃいます!ほとんど1日に1本は観ているかな。映画祭も大好きで色々な映画祭に参加してみてます。最近は、演劇も好きで、良く観に行っていますよ。お気軽にコメントしてください。
スミマセンが、ペタの受付を一時中断しています。ごめんなさい。

「ザ・スーサイド・スクワッド “極”悪党、集結」を観てきました。

 

ストーリーは、

ハーレイクインを筆頭に、最強スナイパーのブラッドスポート、敵をチーズに変えてしまう能力を持つポルカドットマン、平和のためには暴力もいとわないという矛盾な生き様のピース・メイカー、ネズミを操って戦うラットキャッチャー2、そして食欲意外に興味のないキング・シャークという、いずれも強烈な個性をもった悪党たちが、減刑と引き換えに、危険な独裁国家から世界を救うという決死のミッションに挑む。

というお話です。

 

 

“死亡率最悪”の刑務所に収容されている究極の悪党たち。ハーレイ・クインやブラッドスポートらは、アマンダ・ウォラー率いる政府の特命により、刑期の短縮を引き換えに「成功率ほぼ0%」のミッションに参加させられる。「首の後ろに爆弾が埋め込まれ、命令に背けば即死」「ミッション失敗でももちろん即死」という、ほとんど死刑みたいなデス・ミッションなのだ。

独裁者が支配する南米孤島のコルト・マルテス国。軍が反乱を起こし、軍事政権となったが、前の独裁者が秘密裏に研究していた宇宙生命体の実験を引き継ぎ、世界を支配する為に動き始める。



 

その国の実験を止めるべく、派遣されたスーサイド・スクワッドたち。孤島に2班に分かれて上陸するも、待ち伏せされてしまい、集中砲火を浴びる。1班に攻撃が集中したために、もう1班は無事に上陸が出来、作戦行動を始める。

上陸出来た班には、ブラッドスポートを中心に、キングシャーク、ポルカドットマン、ラットキャッチャー2、ピースメイカー、そして軍人のリック・フラッグだ。ブラッドスポートを中心に、不思議なヴィランたちは、それぞれの特徴を生かして、作戦を進めていくのだが、簡単にはいかず・・・。後は、映画を観てくださいね。

 

 

いやぁ、めちゃくちゃな映画でしたが、面白かったなぁ~。設定は、結構、無茶なお話でしたよ。政府がヴィランに仕事を依頼して戦わせるっていう、まぁ、前回と同じなのですが、今回は、ちょっとオカルトっぽい感じから離れて、日本の「ウルトラQ」っぽい雰囲気が流れていました。でも、前半は、戦闘映画でしたよ。

 

独裁政権との戦いから始まるので、オイオイっていうほど、残酷だし、ちょっとビックリするような展開から始まります。普通は、味方がやられるとかって無いんだけど、今回は、ちゃんと味方も撃たれます。大体、ハリウッドのヒーロー映画だと、味方は弾が当たらないでしょ。でも、今回は当たります。そして驚く展開になり、内容が3日前の出来事に戻って、どうしてそうなったのかな?ってお話になるんです。結構、この導入部は、よく出来ているなぁと思いました。私は好きですよ。こういう展開。

 

 

敵の独裁政権なのですが、独裁者が統治していて、軍が反乱を起こして制圧し、今度は自分たちが独裁政権で好き勝手しようとするんです。こいつらも、全くまとまりがなく、みんなが独裁者になりたいから、大騒ぎでした。まぁ、誰が独裁者になろうがどうでも良いんだけど、その国のヨトゥンヘイム?だったかな。そこにある塔の中で、宇宙生物の実験を行っていたらしく、それがネックになるんです。

 

このヨトゥンヘイムって、北欧神話の巨人の国なんですが、マーベルじゃないから、マイティソーとは繋がらないよね。このヨトゥンヘイムにロキの統治するウートガルズがあるんだけど、それはこの映画では関係ありません。スミマセン、気になったもので。

 

 

CMでも出てきていたけど、宇宙生物って、巨大なヒトデさんです。真ん中に目があって、ちょっとキモい感じでした。だってヒトデって、表面が舌みたいにざらざらしていて、うにょうにょ動くでしょ。それが大画面で大写しにされるから、マジでキモいのよ。そのヒトデさんが出てきてからは、もう怪獣映画になっちゃいます。そこまでは、スパイアクションさながら、面白いんですけど、そこからは、もう、いつウルトラマン来るの?って感じでした。でも、今回、怪獣を倒すのは、とんでもない生物でした。素晴らしいです。

 

キャラクターも多くて楽しいんだけど、沢山出てくる割には、あっという間に死んじゃったりするキャラもいて、だから、今回はヴィランが多いのかなぁって感じでした。今回は、ジョーカーは助けに来なかったなぁ。完璧にハーレイと別れたんですね。

 

 

お気に入りは、やっぱりキング・シャークとラット・キャッチャー2かな。キング・シャークは、マジでサメなので、サメ肌なのよ。よく表面の質感を描いていました。うんうん、サメ肌だった。一口で人間を食べちゃうんだけど、そんなに食べたら、排出物も多いんだろうなぁ。それも武器になるんじゃないの?(笑)そして、ラット・キャッチャーですが、彼女が好きなんじゃなくて、彼女が連れているネズミのセバスチャンが可愛いんです。頭が良くて、ブラッドスポートがお気に入り。膝の上でおネムしたりするんです。可愛いでしょ。

 

ちょっと気になったのが、”ウィーゼル”っていうキャラなんだけど、何の役にも立たないのに、なんでウォラーが選んだのか理解に苦しみました。このアマンダ・ウォラーって、酷いキャラですよね。アメリカ政府の酷さを体現しているような人物でした。

 

 

そうそう、敵の実験施設に、ヒトデちゃん以外に、メンダコみたいな子もいて、キング・シャークに懐いているのかと思ったら攻撃してきたりして、このメンダコも気に入りました。キャラクターとして、全く紹介はされていないんだけど、ちょっと紹介して欲しかったなぁ。これも宇宙生物なのかしら。それとも、地球の生物?この子たちだけでも、映画が作れそうな可愛さでした。

 

この映画、全体的に観ても面白いんだけど、各所に楽しい場面が散りばめられていて、本当に楽しめます。前作よりもふざけていて、楽しいと思いました。ちょっと残酷だし、下ネタも多いので、子供にはダメかもしれないけど、大人はとっても楽しめると思います。

 

 

私は、この映画、超!超!お薦めしたいと思います。あまり外に出れないし、楽しめるものが少ない昨今、この映画で、スッキリしたらどうかしら。結構、気持ち良くなると思いますよ。あ、エンディングロールの後に、続編に続く内容がありますので、途中で席を立たないでくださいね。きっと、これ、次回に続きますから。ぜひ、観に行ってみてください。

ぜひ、楽しんできてくださいね。カメ

 

 

「ザ・スーサイド・スクワッド “極”悪党、集結」