「唐人街探偵 東京MISSION」何が何だかワチャワチャしてるけど本当に楽しい映画でした。 | ゆきがめのシネマ。劇場に映画を観に行こっ!!

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「唐人街探偵 東京MISSION」をFan's Voice独占オンライン試写会(@fansvoicejp)で観ました。

 

ストーリーは、

さまざまな国際的な事件を解決してきた中国の探偵コンビ、タン・レンとチン・フォンは、日本の探偵・野田昊から協力を依頼され、東京にやってくる。彼らが挑むのは、東南アジアのマフィアの会長が密室で何者かに殺され、犯人として起訴されたヤクザの組長・渡辺勝の冤罪を証明しなければならない。タイの探偵で元刑事のジャック・ジャーも加わり、一同は事件解決に向けて奔走するが、今度は、殺された会長の秘書である小林杏奈が何者かに誘拐されてしまう。エリート警視正の田中直己、謎の指名手配犯・村田昭らも絡み、事態はさらに複雑化していく。

というお話です。

 

 

国際的に事件を解決してきたチャイナタウンの探偵コンビ、タン・レンとチン・フォンは、日本の探偵・野田から難事件解決の協力を依頼され、東京に飛ぶ。

今回のミッションは、東南アジアのマフィアの会長の密室殺人事件で、犯人として起訴されたヤクザの組長・渡辺の冤罪を証明しなければならない。タイの探偵で元刑事のジャック・ジャーは、マフィアの会長側に雇われ、事件の解決に動き出す。

しかし突然に、殺された会長の秘書である小林が何者かに誘拐されてしまう。小林は事件の最初の目撃者であり、彼女が会長の最後を看取った人物なのだ。一番重要な鍵を握るのが小林なのだが、話を聞く前に誰かに拉致されてしまった。



 

そこに事件解決率100%を誇る日本のエリート警視正・田中が現れ、事件を調べ始める。そして謎の指名手配犯・村田も絡み、事件は複雑化していってしまう。

さらに、探偵専用アプリ「CRIMASTER(クライマスター)」の事件解決率世界ランキングに載る探偵たちが、このニュースを聞いて東京に集結し始める。その上、世界探偵ランク1位で正体不明の「Q」の登場により、さらなる混乱が巻き起こる。後は、映画を観てくださいね。

 

日本の探偵・野田が、中国の探偵タンとチンに、日本で起きたマフィアのボス殺人事件を解決する為に協力して貰おうと、日本に呼び寄せるところから始まります。この野田、超お金持ちのようで、顔も広いからなのか、容疑者となったヤクザの親分・渡辺に依頼され、彼の冤罪を証明する事が今回のミッションなんです。

 

 

密室殺人事件で、渡辺以外には殺されたマフィアのボスしかおらず、誰が殺したのかを探っていくのですが、ある人物が出てきて、どう見ても、この人が犯人よねって判っちゃうんですよねー。ま、でも、確実な証拠が無いので、謎解きは難航するんですけどね。

 

内容としては、密室殺人の謎解きなのですが、その謎解きに関わってくるのが、タンとチンの中国探偵と、日本の野田と、タイの探偵のジャック・ジャーが入り乱れ、そこにエリート警視正・田中が入ってくるので、解決出来そうで出来ません。いくつかの証拠が出てくるのですが、野田とタン&チンは渡辺の冤罪を晴らすため、ジャックは渡辺が殺したという証拠を手に入れる為に動いているので、推理合戦になってしまい、何がホントなのか、解らなくなっちゃうんです。

 

そんな事をしている内に、鍵を握っていそうな秘書の小林が誘拐されてしまい、小林を助け出さなければならなくなります。この誘拐、密室殺人の謎解きの妨害かと思ったら、どーも、それだけではないようで、全く関係無い犯罪者が関わってくるんです。この映画、突然に、全く関係無い出来事が混ざってきてしまい、後からその謎を回収してくれれば良いのですが、イマイチ、適当なんですよ。結構、かき混ぜるだけかき混ぜて、適当なオチになっていたりして、これは、邦画ではあり得ないだろうなぁという感じでした。

 

 

探偵の野田を妻夫木さん、ヤクザの親分を三浦さん、秘書の小林を長澤さん、警視の田中を浅野さん、裁判の川村検事を鈴木さん、そして謎の殺し屋を染谷さんが演じています。中国の探偵は、ワン・バオチャンとリウ・ハオラン、タイの探偵をトニー・ジャー。他にも、多数、日本人俳優が出演されていました。そしてそして、最後の最後に、”あの人”が出てきて、私、声が出てしまいました。うーん、素敵でした。言えないんだけど、お楽しみにね。誰もが驚くと思います。

 

なんか、日本の有名俳優が多数出演して、中国風味のメチャな謎解きをしながら、秘密結社なんかも出てきて、面白かったですよ。ちょっと普通の邦画とは違うので、楽しめると思います。日本の探偵モノや、刑事モノだと、どこかで真面目になっちゃうでしょ。でも、この映画、何処までもふざけていて、マジそうな場面になっても、切り替えてふざけてくれるのよ。そのオイオイっていう展開を楽しめる人には、とっても良い作品なのですが、真面目なシーンなのにおフザケは許せないと思う方には、ちょっとダメかなぁ。

 

最後の方で、探偵が山ほど出てくるんだけど、それも突然で、何でそんな人たちが来たのかな?って思うんだけど、この映画、シリーズ3作目らしく、前の2作からの続きもあるようなんです。なので、この映画だけ観ると、不可解な部分も多々あるんだけど、まぁ、そこは笑って許してあげて下さい。あまり厳格に観てしまうと、はぁ?っていう場面が多いので、ふわふわと楽しんで、あまり頭で考えないように楽しんでいただければ、大笑いして終わると思います。

 

 

私は、この映画、お薦めしたいと思います。私は、凄く楽しめたから、超を付けたいんだけど、これ、ワチャワチャして訳が分かんないから、若い方には良いけど、年配の方には怒られそうなのよ。凄くお金もかかっていて、豪華ではあるんだけど、内容が陳腐というか、軽すぎるコメディと言って良いほどなので、観る人を選ぶ作品だと思います。邦画では見られない軽さと楽しさがあるので、ぜひ、観に行ってみてください。

ぜひ、楽しんできてくださいね。

 

P.S : このシリーズのパート1、2が観たいなぁ。どっかで配信していないかしら。面白そうなんだけどなぁ。

 

 

「唐人街探偵 東京MISSION」