「カムバック・トゥ・ハリウッド!!」を観てきました。
ストーリーは、
1970年代のハリウッド。B級映画プロデューサーのマックスは、ギャングのレジーからの借金返済に頭を悩ませていた。そんなマックスが苦し紛れに思いついたのが、危険なスタント撮影での死亡事故で保険金を手にするというとんでもないトリックだった。マックスは往年のスターであるデュークを老人ホームから担ぎ出し、西部劇の撮影をスタートさせる。撮影の本当の目的は映画を絶対に完成させずに、撮影中にデュークに死んでもらうこと。しかし、マックスの目論見ははずれ、デュークが思いのほかしぶとかったために撮影は順調に進んでしまう。
というお話です。
舞台は1970年代のハリウッド。B級映画ばかり作っているプロデューサーのマックスは、ギャングのレジーからの借金が返せず大ピンチだ。新作映画「尼さんは殺し屋」で、十分に稼げると思っていたのだが、キリスト教会の反発に遭い、映画館で上映しても、入口でボイコットのストをしている為に、入場が出来ないのだ。このまま、借金が返せなければ、レジーに殺されるしかない。
そんな時、マックスが見ていたTVニュースで、映画撮影中に死亡事故が起き、保険金500万ドルが払われるという。これだと思ったマックスは、起死回生の大トリックを思いつく。危険なスタント撮影で死亡事故が起きれば、保険金がガッポリ入って大儲けができる!
早速ボツにしていたサイテーの脚本を引っ張り出し、老人ホームから往年のスター、デュークを担ぎ出して西部劇の撮影を開始する。計画をレジーにも説明し、計画が成功するまで待ってもらう約束を交わすことが出来た。これで、映画撮影を進め、途中でデュークに死んでもらえば、保険金が入り、借金も返済出来ることになり、自分の映画会社も立て直すことが出来ると考えていた。
映画撮影に入り、危険なスタントもデュークにやって貰うように促すと、快く引き受けてやってくれる。これで直ぐに死ぬだろうと考えていたマックスだったが、デュークは思いの外しぶとく、撮影は順調に進んでしまう。崖から飛び降りても、火の中に落ちても、カッコ良く復活してしまうのだった。このままでは、映画が完成してしまい、保険金も入らないことになってしまう。慌てているマックスの前に、そろそろ死んだかと言いながらレジーが現れる。そして・・・。後は、映画を観てくださいね。
ハリウッドの大御所3人が出演しているけど、軽い、おバカなコメディ映画でした。何も考えず、ただ、笑って観ていられる映画です。でも、あまりにも内容が無いので、感想を書こうとしているのですが、書くことがありません。面白いという感想くらいで、後は、何も残っていないですから。
ホント、困るんですよ、こういう映画って。面白いんだけど、ネタバレは出来ないし、だけど、あまりにも単純でネタバレしないと感想書けないし、というか、既に内容はきっと予告編を観た方は最後まで解かってますよね。だって、この始まり方だったら、行き着くところは一か所だけですからね。でもね、それを書けないから困るんです。
ロバート・デ・ニーロが、何となくダニー・デビートに見えてくるような雰囲気で、おとぼけデ・ニーロさんを虐めるのが、モーガン・フリーマン演じるギャングです。闇金ウシジマくん的な感じかしら。借金を返さなかったら殺すって言われて、保険金詐欺を思いつき、実行に移すというストーリーでした。
その標的となるのが、トミー・リー・ジョーンズ。最近、ジョーンズさんを観ると、どーもコーヒーを持っている宇宙人に見えちゃって、ダメなんだけど、一応、今回は、有名な俳優だけど、既に引退したような状態のデューク役でした。もう、出れないよって言っているんだけど、マックスが引っ張り出すんです。まぁ、既に死にそうな老人だから、直ぐに死ぬだろうって思ったんでしょうね。そしたら、全然死なないって、うーん、良くある話だよね。そんなんだから、これ以上の感想が無いんです。ごめんなさい。
私は、この映画、お薦めしたいと思います。全く頭を使わなくて良い内容で、ただ、大御所3人を笑いながら観てください。観た後も、なーんにも残りません。笑う事でストレス発散だねって思うだけの作品です。ぜひ、観に行ってみてください。
ぜひ、楽しんできてくださいね。
「カムバック・トゥ・ハリウッド!!」