「るろうに剣心 最終章 The Beginning」るろ剣シリーズ最後の究極ラブストーリーです。 | ゆきがめのシネマ。劇場に映画を観に行こっ!!

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観てきた映画、全部、語っちゃいます!ほとんど1日に1本は観ているかな。映画祭も大好きで色々な映画祭に参加してみてます。最近は、演劇も好きで、良く観に行っていますよ。お気軽にコメントしてください。
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「るろうに剣心 最終章 The Beginning」を観てきました。

 

ストーリーは、

動乱の幕末。緋村剣心は、倒幕派・長州藩のリーダー桂小五郎のもと暗殺者として暗躍。血も涙もない最強の人斬り・緋村抜刀斎と恐れられていた。ある夜、緋村は助けた若い女・雪代巴に人斬りの現場を見られ、口封じのため側に置くことに。その後、幕府の追手から逃れるため巴とともに農村へと身を隠すが、そこで、人を斬ることの正義に迷い、本当の幸せを見出していく。 しかし、ある日突然、巴は姿を消してしまう。彼女の後を追う剣心だったが・・・。

というお話です。

 

 

動乱の幕末。緋村剣心は、倒幕派・長州藩のリーダー桂小五郎のもと暗殺者として暗躍。血も涙もない最強の人斬り・緋村抜刀斎と恐れられていた。ある夜、緋村は、酒場で助けた若い女・雪代巴に人斬りの現場を見られてしまう。

彼女を切る訳にもいかず、その場に倒れた巴を宿へ連れ帰ると、次の朝、その宿の手伝いとして働き始めてしまう。家に帰るように促すが、帰る家が無いという。仕方なく、口封じのため、そのまま側に置くことに。



 

幕府の力は日々大きくなり、京を守る新選組は、その勢力を伸ばしていた。倒幕派の旗揚げをした桂たちだったが、幕府の力に押され、一時身を隠すことに。桂の手引きにより、剣心も農村へと身を隠すことになるが、男一人より女連れの方が怪しまれないと言って、巴も一緒に農村で暮らして貰えないかと提案される。巴は行く当てもないので、ご一緒させていただきますと剣心と共に農村へと向かう。

農村での暮らしは穏やかで、剣心は人を斬ることの正義に迷い、本当の幸せを見出していく。 巴も心なしか、よく笑うようになっていく。

しかし、ある日突然、巴は姿を消してしまう。彼女の後を追う剣心だったが、そこには幕府の陰謀と、数々の罠が仕掛けられていた。満身創痍でたどり着いたその先での衝撃の結末とは・・・。後は、映画を観てくださいね。

 

 

終わりました。最初に戻って、剣心の過去を描いて、スッキリと終わり、最初の”るろうに剣心”の映画に繋がりました。観終わった後、剣心の半生と、その半生が日本の歴史と共にあったのだという事に、感動しました。幕末の動乱に振り回された剣心は、巴という女性によって救われたことが解ります。

 

雪代巴こそ、幕末の動乱で人生を狂わされ、悲しい最後を遂げた人なのですが、ただ、哀しく死んでいったわけではなく、彼女は彼女なりに納得して、その人生を終わらせたのだという事が解り、だからこそ、幕府討伐が終わった時、剣心は人斬りを辞めて逆刃刀に持ち代え、穏やかに暮らす日々を迎えられたのだと思いました。全て、巴さんのおかげだったんだという事が、この映画で解ります。

 

 

原作漫画で知ってはいても、やっぱり実写で観ると、感動しますねぇ。るろうに剣心シリーズの実写化は、本当に成功だと思います。嫌な感じが無いですもん。特に、今回のThe Biginning は、綺麗に仕上がっていたと思います。剣心も若くて素敵でしたけど、巴さんが綺麗だった。本当に綺麗に描かれていました。これじゃ、雪代縁くんがシスコンになって、復讐しに来るのは当たり前かな。こんなに優しくて美しいお姉ちゃんがいたら、誰でもシスコンになるよね。うんうん。

 

今回もキャスティングがピッタリでしたね。桂さんを高橋さんが演じているんだけど、コソコソ逃げ回る感じがピッタリでした。その頃の桂さんは、そんな感じよねぇ。新選組も良かったけど、近藤さんと土方さんが全く前に出てこないで、剣心と戦うのは沖田だけなのよ。ま、斉藤さんも来るんだけど戦わないから。沖田役の村上くん、良かったです。美しくて強いというのが、ピッタリでした。突然に、げふげふって血を吐くのも沖田のお決まりで、それも合ってました。うーん、銀魂の新選組も良かったけど、るろ剣の新選組も良かったわぁ。

 

 

アクション場面も多いのですが、剣心が抜刀斎として人斬りをする場面は、あっという間に切り捨ててしまい、戦いという感じではありませんでした。「The Final」 とは違い、誰かと戦うのが主ではなく、桂の元で、どんな仕事をしていて、それを捨てるまでのお話なので、1対1で戦うという場面がほとんど無いんです。沖田との対峙だけかな?ラスボスとの戦いは、既に、剣心がボロボロにされているところに、弱い者虐めするの?ってくらいの戦いになるので、カッコイイアクションを期待してしまうと、あまり無いと思います。というか、この作品は、カッコイイアクションを期待する映画ではないと言うのが正しいと思います。だって、アクションをしないように、人斬りをしないようになる為のお話だからね。

 

 

でも、今までのるろ剣のお話からすると、とても人間らしい描き方だったと思います。もちろん、薫さんたちと暮らしている剣心も人間らしいけど、この映画では、剣心の心の苦しみを描いているので、剣心=佐藤さんの表情が、とても深いんです。やりたくない人斬りをしているけど、それは、人の為、世の為にしている事で、自分が我慢すれば良い世の中になると信じているんです。そんな剣心の前に巴が現れ、自分を捨ててはいけないと寄り添ってくれるので、剣心の心が揺れ始め、人間らしい生き方に変わっていく姿は、もう、何とも言えないほど、愛おしく感じるというか、巴さんが好きになったのが解るなぁと思ってしまいました。

 

 

そういえば、この剣心の年齢って原作だと16歳くらいだったので、佐藤さんだと辛いかなぁと思っていましたが、違和感がありませんでした。もう剣心は佐藤さんだと頭が認識しているので、年齢は関係無くなっていたのかなと思います。まぁ、もしかしたら、CGで顔色とか直していたかもしれませんが、気になりませんでしたよ。だから、佐藤さんは、16歳から36歳くらいまでの20年間を一人で演じられる、素晴らしい役者さんだってことですよね。うんうん、素敵です。大好きです。

 

そうそう、子供の頃の縁くん、マジで美少年でした。マッケンさんに似ているけど、うーん、可愛かった。今後、楽しみな少年でしたね。

 

今日、どうしても観たかったので、大雨の中を行ったのですが、さすがに遠くまで行かれず、普通のスクリーンで鑑賞しました。まだ、前売りのムビチケが残っているので、少し空いてきたらIMAXで観ようと思っています。美しい剣心と巴さんを大画面のIMAXで観たいです。

 

 

私は、この映画、超!超!超!お薦めしたいと思います。るろ剣シリーズでは、一番好きかもしれません。人を愛する可愛い剣心が観れるのは、この作品だけだと思うので、ファンにはたまらないと思いますよ。ぜひ、観に行ってみてください。

ぜひ、楽しんできてくださいね。カメ

 

 

「るろうに剣心 最終章 The Biginning」

 

 

 

 

 

 

 
 

 

 

 

 

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