「アメイジング・グレイス アレサ・フランクリン」を観てきました。
ドキュメンタリー映画なので内容は、
1972年1月13、14日の2日間、ロサンゼルスのニュー・テンプル・ミッショナリー・バプティスト教会でおこなわれたライブを収録した、アレサ・フランクリンのアルバム「AMAZING GRACE」。そのライブの模様をポラック監督がドキュメンタリー映画として撮影した。その後、映像と音声がシンクロできない技術的トラブルに見舞われて未完となっていたが、その素材をもとに半世紀近い時間を経て完成し、公開に至った。
というお話です。
ドキュメンタリー映画で、この、アレサ・フランクリンさんという方が、アメイジング・グレイスや、ゴスペルなどを歌いまくるだけの映画なんです。普通の古そうな教会で、グランドピアノも、何故か、カバーがかけられ、半分ほどしか蓋が開けられていない状態で弾いているんですよ。なので、原音は悪いと思うんですけど、現代技術により、素晴らしい音に生まれ変わっています。
映像も粗かったのだろうけど、修整されていて、大画面で観ても、十分な映像になっていました。でも、古い映像だなぁというのは解りますよ。だって、歌っている時に、物が飛んできたり、観客が押し寄せてこようとしたり、何だか、現代のセキュリティなんて言葉を知らないような状態でのコンサートなので、ビックリしてしまいます。
とにかく、歌が素晴らしいです。1時間半弱の映画なのですが、気持ち良くて、眠くなるほどでした。彼女の声が、とても心地良いんです。面白く無くて眠くなるのではなく、あまりの心地良さで、眠くなるんです。これ、ソファが良ければ寝ていますよ。というか、リラクゼーションに持ってこいの音なので、DVDなどが発売されたら、購入して、家で聞こうかなと思いました。映像は観なくても、音だけでリラックスすると思います。
この映画、私は超!超!お薦めしたいと思います。もちろん、大画面の素晴らしい音で観て欲しいけど、音さえ良ければ、自宅で楽しむのも良いと思います。映像は、それほどでもないので、音さえ良い環境で聞けるならと思いました。ぜひ、観に行ってみてください。
ぜひ、楽しんできてくださいね。
「アメイジング・グレイス アレサ・フランクリン」