「グランパ・ウォーズ おじいちゃんと僕の宣戦布告」まぁ、面白いとは思うけど、子供向けかしら。 | ゆきがめのシネマ。劇場に映画を観に行こっ!!

ゆきがめのシネマ。劇場に映画を観に行こっ!!

観てきた映画、全部、語っちゃいます!ほとんど1日に1本は観ているかな。映画祭も大好きで色々な映画祭に参加してみてます。最近は、演劇も好きで、良く観に行っていますよ。お気軽にコメントしてください。
スミマセンが、ペタの受付を一時中断しています。ごめんなさい。

「グランパ・ウォーズ おじいちゃんと僕の宣戦布告」を観てきました。

 

ストーリーは、

妻を亡くしたことから、娘一家の家に越してきたエド。孫のピーターは、おじいちゃんと暮らせることを喜んでいたが、自分の部屋がエドのものになり、自分は屋根裏部屋で暮らさなければいけないことを知ったことから態度を急変。激怒したピーターはエドが部屋を明け渡すよう、さまざまな攻撃をしかける。あまりにも度を越したイタズラに怒り心頭となったエドは悪友ジェリーの悪知恵を借り、ピーターに報復を開始。孫と祖父の部屋をかけた小さな戦争は、やがて隣人をも巻き込んだ大騒動へと発展していく。

というお話です。

 

 

妻を亡くしたエドは、スーパーで買物をしようとするが自動支払機の使い方が解らず、支払いをせずに外に出てしまったために万引きしたことになってしまい、警備員とひと悶着起こしてしまう。

彼の娘サリーは、そんな父親を心配し、一緒に住むことを提案する。嫌がるエドだったが、サリーの説得の末、彼女の家族と一緒に暮らすために引っ越すことになる。

孫のピーターは喜んでいたものの、自分の部屋をエドに明け渡し、自分は屋根裏部屋で暮らすことを知り激怒する。サリーの家は狭くて、エドも一緒に住み、子供一人一人の部屋を確保することは難しかったのだった。



 

ピーターは、エドを追い出すために手紙を書き、宣戦布告。ピーターは、おじいちゃんが部屋を明け渡すようにあの手この手で攻撃をしかけるが、あまりにも度を越したイタズラにエドも大激怒。悪友ジェリーの悪知恵を借り、ピーターに報復を始める。

二人の部屋をかけた小さな戦争は、やがてサリーや隣人を巻き込み大騒動へと発展していく。果たして勝つのはエドか、ピーターか。後は、映画を観てくださいね。

 

この映画は、ロバート・デニーロ演じるエドお爺ちゃんと、孫息子のピーターの部屋を巡る闘いです。何となく可愛くて、面白いかなぁ~と思っていたのですが、うーん、只のドタバタ劇で、掴みどころも無く、面白くない訳ではないのですが、それほどワクワクするとか、ドキドキするとか、そういうものはありませんでした。まぁ、こんなもんかなぁ~って感じですかね。

 

 

只の祖父と孫の喧嘩というには、ちょっと行き過ぎた感があるような戦い方をするので、途中で、ちょっとやり過ぎじゃないの?と心配というか、引いてしまう部分もありました。最初の方の可愛い頃はイイんだけどね。でも、一応、只の喧嘩を戦争に見立てて、戦争は良くないんだよ~って事を描いていて、その辺りは、良いのかなぁと思いました。でも、私は、ちょっとやり過ぎじゃないかなぁと思いましたけどね。

 

この作品、原作があるらしいのですが、原作を知らずに観に行きました。原作は人気なのかな?きっと、本で読んだら面白いような気がしました。子供向けだと思うから、それなら良いんじゃないかしら。でも、大人が観ると、ちょっと物足りなさを感じます。

 

 

子役の男の子は、可愛くて、そんなにウザい感じも無いので、すんなりと受け入れて見ることが出来ました。妹役の子も愛嬌があって、それ以上やっちゃったら・・・って場面で、可愛く出てくるので、そこで和むって感じなんです。子供の可愛さに助けられている感はありました。あ、でも、ロバート演じるお爺ちゃんも可愛いんですよ。さすがに大物って感じで、寂しく微笑む顔を見ると、もう、イイのよお爺ちゃん、一緒に暮らそうって言いたくなっちゃう感じなの。さすがでした。

 

お爺ちゃんのお友達役で、クリストファー・ウォーケンが出演していて、彼がとってもイイ味を出していました。デニーロとウォーケンが並んでバスケ的なものをやっている姿が、なんともお宝を見せて貰ったような気持ちになって、嬉しくなりました。うーん、このお二人が、こんな事をしてくれるなんて・・・。嬉しかったです。

 

 

面白い部分もあるんだけど、やっぱりB級映画だと思います。話しの内容も薄いし、戦争は良く無いよっていう事を子供に教えるように作ってはあるのだけど、あまり心に響いてこなくて、もう少し、見せ方があったんじゃないかなぁという思いがしました。

 

少しネタバレですが、ベッドに蛇を忍び込ませるイタズラは、人間にも良くないけど、蛇にとっても危険なので、あういう動物虐待的な事は辞めて欲しいと思いました。ベッドに入って、蛇を見つけたら、普通なら直ぐに殺そうとするでしょ。映画に出てくる蛇ちゃんは、ペット用の子だから、大人しいし、そんな風に扱ってはいけない子です。止めて欲しかったです。

 

 

私は、この映画、お薦めしたいと思います。どちらかというと子供向けだと思います。頭を柔らかくして、下らなくてもスルーして観てください。途中で中だるみしますが、そこもウトウトしながら見ていれば、また面白い場面になるので、ちょっと我慢してくださいね。デニーロとウォーケンの共演は見ものですよ。ぜひ、観に行ってみてください。

ぜひ、楽しんできてくださいね。カメ

 

 

「グランパ・ウォーズ おじいちゃんと僕の宣戦布告」