「劇場版 ポルノグラファー プレイバック」を観てきました。
ストーリーは、
官能小説の口述代筆という奇妙な出会いを経て恋人となった作家の木島と大学生の久住。木島が帰郷してからも文通で遠距離恋愛を続けていたが、就職したばかりの久住とすれ違い、気まずい空気に陥ってしまう。そんな折、再び腕を負傷した木島はかつてを思い出すように、地元で知り合った青年・静雄にペンを握らせる。ところが、そこへ久住がやって来てしまい･･･。
というお話です。
官能小説の「口述代筆」。奇妙な出会いをへて恋人になった、官能小説家・木島理生と大学生・久住春彦。木島が田舎へ里帰りしてからも、文通で遠距離恋愛を続けていた二人だったが、就職したての久住とすれ違い、気まずい空気に。
そんな折、ある場所で奇しくも再び腕を負傷してしまう木島。実は、妹と喧嘩をし、家出をしている最中だった。怪我の原因となった女性が何かお詫びをというので、その女性の経営するスナックの２階の空いている部屋を借りることにする。
ハル子というスナック経営する女性には静雄という息子がいて、利き腕の左腕を負傷した木島は、その静雄に口述代筆を頼み、昔を思い出しながら小説を書き始める。
久住は、連絡が来ない木島が心配になり、自宅へ電話をすると、家出をしていて久住の家に行っていると思っていたと妹が言う。驚いた久住は、仕事の休みを取り、木島を捜しに彼の田舎へ急いで駆けつける。色々な人の話を聞き、あるスナックにいるらしいという事を聞きつけ、そのスナックに行ってみると、そこには、自分ではない青年に口述代筆をさせている木島が･･･。ショックを受けた久住は、その家を飛び出して･･･。後は、映画を観て下さいね。
この映画、「ポルノグラファー」という題名でフジテレビで深夜ドラマとして放送されていた作品の続編になるのかしら。放送されている時、時々、気が付くと観ていたので、何となくは解りましたし、映画の最初に、一応、あらすじのような説明がありましたので、理解が出来ました。
木島は、都会での生活を捨てて田舎の実家へ帰り、小説の仕事を続けていた。就職をした久住との関係は続いていて、彼は仕事の休みが取れると、木島のいる実家へ訪ねてきていた。ということで、二人は遠距離恋愛を始めたって事なんです。
なんか、遠距離恋愛にありがちな、何となく遠慮をしてしまって、段々と逢えなくなってしまうという、悪いループにハマっているようで、木島は連絡を取らず、久住も遠慮をして連絡を止めているというような事もあり、ちょっと冷えている関係になっている時に、ちょっとした事件が起こってしまうというお話でした。
話しとしては単純だし、ちょっと笑っちゃうような痴話げんかが続いたりするんだけど、ＢＬ作品ということで、注目なのだと思うんです。R指定がついていて、結構、私のようなBLに慣れていない人間が観ると、ドキドキするような凄いシーンも多々ありました。なんだか、すんごくイヤらしく見えちゃって、珍しく恥ずかしい気持ちになっちゃっいました。
主演の竹財さんですが、結構、有名な作品に出演されているのに、この映画で観ると、全然違う人のように見えて、ちょっと驚きました。彼が出ている映画やドラマは、ほとんど観ていると思うけど、今回は、別人に見えていましたもん。後からHPを見たら、色々な映画に出演されていて、驚きました。やっぱり役者って凄いですねぇ。
相手役の猪塚さんは、今回、初めて観たような気がします。可愛いんだけど、ちょっと髪がモッサリしていて、もう少しスッキリ目にしてくれた方が私のタイプなんだけどな。いやぁ、でも、お二人で絡んでいるシーンは、本当にドキドキしましたよ。
うーん、上手く感想が書けないなぁ。BLでも、感想が書きやすい作品と、書きにくい作品があって、この映画は書きにくいかな。作品が悪いとかではなく、BLでも、濃厚なシーンが無くて、気持ちで繋がっていくような作品だと、私でもサラサラかけるのですが、この映画のように、本当にドロドロしているような、ねっとりしたような、そんな愛が繰り広げられる作品だと、私は慣れていないので、恥ずかしさもあり、書けないんです。期待していた方、ごめんなさい。でも、慣れてないと、男性同士であんな濃厚なラブシーンを見せられると、もー、あぶあぶしちゃうのよっ。解ってください。あ、でも、とっても綺麗でした。だから観ていられたんです。
私もそろそろＢＬ作品に慣れて行かないといけないと思いながらも、まだまだダメですね。観ていられなくなっちゃう。この作品、ＴＶでは、こんなラブシーンは無かったんですよね。これ、ＴＶでやったらダメなヤツでしょ。
私は、この映画、お薦めしたいと思います。とても綺麗な作品でした。ＢＬ作品で、とっても濃厚なラブシーンもありますが、綺麗に描かれているので、慣れていなくても観られます。でも、観ていて恥ずかしくなるので、出来れば一人か、ＢＬ仲間さんと行かれる方が良いでしょう。映画館は、とっても混んでいました。今のＢＬ人気が解りました。ぜひ、観に行ってみてください。
ぜひ、楽しんできてくださいね。
「劇場版 ポルノグラファー プレイバック」
