「エマの秘密に恋したら」王道のラブコメですが観ていてしあわせになりました。潤います。

「エマの秘密に恋したら」を観てきました。

ストーリーは、

ニューヨークに支店を構えるオーガニック飲料の大企業で働くエマは、昇進のチャンスでもあった出張で大失敗した挙句、帰路の飛行機で乱気流に巻き込まれる。恋も仕事もパッとしないまま死ぬのかと、パニックと悔しさで自分を見失ったエマは、隣の席の見知らぬ男性に、誰にも言えない秘密をぶちまけてしまう。しかし、気が付けば飛行機は無事に着陸。何事もなかったかのように出社したエマだったが、そこには会社のカリスマオーナー、ジャックが。そして、そのジャックこそが、彼女が秘密を打ち明けた隣の席の男性だった。

というお話です。

ニューヨークに支店を構えるオーガニック飲料の大企業で働くエマに、昇進のチャンスが訪れる。ところが、出張先でクライアントとの会議に大失敗。意気消沈したエマは、帰路につき、またも大嫌いな飛行機に乗らなければならない。恐さを忘れる為にアルコールを沢山飲み、飛行機に向かうと、あまりの落ち込み様にＣＡが空席のファーストクラスを案内してくれた。

席に着くと、隣にイケメンの男性が座ってくる。飛行機が離陸し、大丈夫そうかなと思っていると、突然に乱気流に巻き込まれる。あまりの揺れに我を忘れたエマは、「退屈な仕事にパッとしない恋人。私の人生、これで終わるなんて！」と、パニックと悔しさから、隣の席の男性に誰にも言えない秘密をすべてぶちまけてしまう。

気が付いたら飛行機は無事に着陸。もう着いたよと男性に言われたエマは、あまりの恥ずかしさに急いで席を出る。後日、何事もなかったかのように出社すると、オフィスはカリスマオーナー、ジャックの登場に沸いていた。会社はピーターとジャックという2人のオーナーで経営していたが、少し前にピーターが亡くなり、ジャック一人になったのだった。今までは、表に出てこなかったジャックだが、今日から会社に来るらしい。

誰もが認めて貰おうと身繕いをし、待っていると、なんと目の前には、先日、飛行機で隣に座っていた男性が。そう、あの男性がオーナーのジャックだったのだ。自分の秘密を全て知られているジャックに顔を合わせたくないエマは、後ろの方の席に隠れていたのだが、見つけられてしまい、声をかけられる。

エマは、ジャックと二人になったところで、秘密をバラさないで欲しいと頼み、ジャックは自分がシカゴに言っていたことを話さないで欲しいと、お互いに秘密にすることを約束する。その日から、お互いに気になり始め、距離が近づいていくのだが･･･。後は、映画を観て下さいね。

うーん、王道ラブコメです。主人公のエマは、天然ドジな可愛い子で、相手のジャックは若くてイケメンで大富豪という設定。もう、誰も文句を言いようが無いラブコメです。これ、文句じゃないですよ。楽しくて幸せになれる映画って事です。若くても、年を取っても、やっぱり素敵な王子様が現れて、恋をして幸せになるっていうお話は好きよね。おとぎ話と解っていても、気持ちがしあわせになります。

ま、でも、一応、感想を書かないとね。うーん、エマは、またもキャーキャーするような、ドジっ子ってヤツですね。もー、うるさいのよ。飛行機の中でも、これだけうるさく喋られたら、普通は引くんだけど、可愛いから許されます。でも、マジでうるさかったなぁ。聞いていてイライラしたもん。私、うるさい女、嫌いなんですよ。静かにして欲しい。でね、このエマ、仕事もダメなのよ。アイデアは良いようだったけど、相手との交渉がダメだったなぁ。営業は出来ない人だよね。高い声でこれだけ喋ったら、相手は断ります。脳にキンキン響くもん。

それに対してジャックは、共同経営者を亡くして落ち込み、悲しみから立ち直って、会社に出てきたんです。今までの成功で、随分と人に騙されたりしてきたので、人をあまり信用出来ないタイプなんです。でも、飛行機で、大騒ぎしながら自分のすべてをさらけ出していたエマを見て、ちょっと心が緩んだのかなと思いました。元々、穏やかな人物のようですが、エマに対しては、真っ直ぐに対していたような気がしました。

そして、段々と二人は恋に落ちて行くんです。そうそう、恋に落ちる前に、エマには彼氏がいるのですが、この彼氏がダメ男なのよぉ～！ちょっとキモくて、なんで付き合ったの？っていう感じの男なの。それも同じ会社の同僚です。うーん、これダメダメよね。

この映画、会話が面白くて、下ネタもバンバン出てきます。ストレートにＳＥＸの話とかもしているので、下ネタが苦手な人は止めた方が良いかもしれません。初々しいカップルは、二人で観ているとこっぱずかしい気持ちになるかもしれません。もー、だって舌使いとかを細かく解説するところとかあるのよ。ちょっと驚いた。それ、解説するんだって。