「銀魂 THE FINAL」を観てきました。
ストーリーは、
地球滅亡までのカウントダウンが迫る中、かつての盟友である銀時、高杉、桂は、それぞれの思いを胸に奔走する。そんな銀時たちの前に立ちはだかったのは、幼少時代の彼らを教え導いた師匠・吉田松陽の別人格である虚(うつろ)だった。銀時たちを援護するべく、新八と神楽、さらには真選組やかぶき町の面々、かつてのライバルたちも立ち上がる。
というお話です。
地球滅亡のカウントダウンが迫る中、かつての盟友である銀時、高杉、桂はそれぞれの想いを胸にひた走る。
だが彼らの前に立ちはだかったのは、あまりにも哀しい絆を持つ人物。銀時たちを教え導いた師匠・吉田松陽とは別の人格、虚(うつろ)だった。
星の生命力“アルタナ”のエネルギーで生まれた魔人、虚(うつろ)。長い年月をかけて生まれ変わりを繰り返してきた不老不死の化け物。その中でつかの間に現れた人格が、かつて松下村塾を開き、幼い銀時たちを教え導いた師匠・吉田松陽だったのだ。
最後にして最大の敵・虚は、自らの命を終わらせるため、地球を丸ごと道連れにしようとしていた。虚の野望を阻止し、師匠・松陽の悲願を胸に戦い続ける銀時たちを援護するため、新八、神楽、真選組、かぶき町の面々、かつてのライバルたちまでもが参戦する!
巨大化してゆく虚の力。己の命をかけて対峙する高杉。ぼろぼろになった銀時が最後に見たものとは!銀時は果たして、すべてを終わらせることができるのか!後は、映画を観て下さいね。
銀魂、観てきました。本当は初日に行こうと思っていたのに、緊急事態宣言が出て、映画館もチケットを売ったり売らなかったりしていて、ちょっと心配だったので、今日、行って来ました。恐かったけど、銀魂だけは、ずーっとアニメも観ていたし、漫画も読んでいたので、どうしても早く観たかったんです。
今回は、本当に終わりました。やっと虚(松陽)との決着もついて、スッキリとは言えないけど、終わりました。いやぁ、やっぱりこれ、終わらせたくなかったんだろうなぁ~って感じが、画面からひしひしと伝わってきて、別に、本編の内容が終わっても、外伝でも何でも描けばいいじゃんって思いました。空地先生、本当に銀魂、好きだったんですね。うんうん、愛が伝わってきました。いくらでも描いてください。銀時の過去も判ってないし、色々な謎は残ったままなので、本編とは別に描いてくださったら大喜びです。
映画の内容になりますが、あの天鳥船が落下してから2年後の地球を描いています。虚復活を計画したのは虚の血を受けた者たちで、虚が操っていたとも考えられます。それを銀時たちが止めに行くというのが、映画の内容です。なので、ストーリーとしては、とても簡単です。虚を殺しに行くだけですから。深い内容はありません。
でもね、自分の敬愛する師匠を殺しに行く訳ですから、銀時も高杉も桂も心中穏やかではありません。出来ればやりたくないのですが、殺さなければ地球が壊れてしまうので、仕方ないんです。船を登りながら、何度も師匠の事を思い返すのですが、うーん、可哀想でした。本当に強い絆で結ばれていた3人と1人なのに、こんな終わり方をしなければならないなんて、辛かったなぁ。でも、ただ倒すのとはちょっと違いましたけどね。
銀魂のキャラクター、総決算という感じで、全員出ていたんじゃないかな?あまりにも多くて、キャラクター一人一人は、ほんのちょっとしか出番がありません。まぁ、仕方ないよね。新八と神楽は、ちょっと多いけどね。でも、無理無理と全員出しているので、辛そうでした。
ちょっと言いたかったのは、制作スタジオが、アニメシリーズが終わったから実力を出して映画を作ってくれているという場面があったのです。頑張ってくれたのだろうとは思うけど、絵が崩れていました。主役3人と虚は良かったけど、他の場面が、結構、キャラクターが崩れている場面があって、いや~ん、顔が崩れてるよぉ~って思った場面がいくつかありました。このコロナ禍で頑張ってくれたのだと思うけど、でも、ちょっと残念でした。
まぁ、最初の説明が長いのは仕方ないとは思ったけど、DBでやってて大笑いでした。途中でワンピースにもなっていて、ジャンプの力の入れようが解りましたよ。銀魂の最後だから、ジャンプも好きなことをやらせてくれたのでしょうね。楽しかったです。
最後の”たま”ちゃんへの説明も、うーん、銀魂らしいっつーか、銀魂だからねーって感じでした。それと、エンディングの後にも、長い続きがあるので、エンディングが始まったからと言って、出て行ってはいけません。その後、また、蛇足があります。(笑)
何のかんの言いましたが、私は銀魂大好きなので、松陽先生との決着がついて、本当にスッキリしました。原作の方で”終わる終わる詐欺”があったので、もしかしてっ!て思ったのですが、ちゃんと終わりました。これで安心して、外伝を描いてくださいよ。銀ちゃんの過去とか、高杉や桂が何をしていたのかとか、新選組の話とか、もっと読みたいな。
私は、この映画、超!超!お薦めしたいと思います。映画としては、内容は虚討伐だけだし、説明が長いし、絵が崩れているし、途中で脱線するしと、問題はあるのですが、銀魂ファンとしては、これで終わったのだと言う充実感で一杯です。はぁ~、長かった。でも、面白かったです。ぜひ、銀ちゃんの最後の勇姿を観に行ってみて下さい。
ぜひ、楽しんできてくださいね。
「銀魂 THE FINAL」