「100日間のシンプルライフ」喧嘩の後に勝負に選んだのが全裸からってどーいうこと?一部ネタバレ! | ゆきがめのシネマ。劇場に映画を観に行こっ!!

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観てきた映画、全部、語っちゃいます!ほとんど1日に1本は観ているかな。映画祭も大好きで色々な映画祭に参加してみてます。最近は、演劇も好きで、良く観に行っていますよ。お気軽にコメントしてください。
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「100日間のシンプルライフ」を観てきました。

 

ストーリーは、

スマホ依存症のパウルと、コンプレックスの塊であるトニー。幼なじみでビジネスパートナーでもある2人は、多くのモノに囲まれながら充実した生活を送っていた。そんなある日、2人は些細な言い争いをきっかけに、ある勝負をすることに。それは、1万個にも及ぶ全ての家財道具を倉庫に預け、所持品ゼロの状態から1日1つずつ必要なモノを取り戻して100日間生活するという前代未聞の勝負だった。

というお話です。

 

 

スマホ依存症のパウルと、コンプレックスの塊であるトニー。幼なじみでビジネスパートナーでもある2人は、多くのモノに囲まれながら充実した生活を送っていた。二人は一緒にアプリの開発を行う会社を経営しており、パウルが開発を、トニーが営業を受け持っていた。

彼らが開発したOSを売り出そうと、ある会社へプレゼンに行く。大手企業がアプリの売り込みを聞いてくれるのだ。パウルはOSにAIを組み込み、持つ人に合った性格や声で対応してくれる相談相手になれるOSを作ったのだった。



 

交渉相手の代理人は全く興味を示さなかったが、そこでトニーが「消費者の詳細なデータを収集できる。」と言って、AIに勧められてパウルが購入したモノのデータを提示する。それをリモートで見ていた責任者のザッカーバーグが契約をすると言ってくれる。交渉は成功したが、パウルは自分のデータを勝手に収集したトニーに激怒していた。

会社に帰り大喧嘩になった二人。買物依存症じゃないと訴えるパウルは、物への執着が無い事を証明するため、自分たちの所有物を全て倉庫に入れて1日1個だけ取り出せるという賭け勝負をすることに。先にギブアップした方が利益の半分を社員に譲渡する事にする。



 

翌朝、全裸で目覚めた二人は倉庫に滑り込み、まず、1品目を手に取る。トニーは寝袋、パウルはコートを。これから100日間の勝負が始まる。その倉庫で、二人は謎の美女と出会います。トニーは彼女に惹かれますが、彼女は名前も教えてくれず、毎日倉庫で会うだけ。

毎日、一つづつ物を出していく二人だったが、パウルの祖母との交流の中で、モノが溢れていても幸せを実感出来ていないことに気が付き・・・。後は、映画を観て下さいね。

 

 

この映画、笑いました。幼なじみの二人だから、いつも張り合っていて、仲が良いのに喧嘩してと、もう、めちゃくちゃなんです。でも、二人で会社をやっていて、自分たちのアプリを売り込みに行くと、なんと買ってもらえることに。でも、そのアプリで、トニーがコッソリとパウルの買物履歴を調べていたことから喧嘩になり、モノに依存なんてしてない!という言い合いになって、裸一貫からの始まりとなるわけです。

 

いやぁ~、男が裸で床に寝ているのって、ちょっと怖いわよね。いきなり立ち上がって、サラ・コナーを捜しに行きそうだもん。このトニーが、鍛えていてイイ身体をしているのよ。パウルは普通なんだけど、まぁ、それでもイイ身体でしたよ。いきなり寝袋を着ていて、直ぐに寝れるっていうアイデアには吹き出したなぁ。確かに1つのモノで、何通りも使えるから、最初に倉庫から出すには最適だったかもね。

 

 

スマホのOSにAIを組み込んで、持ち主の好みに合わせて、話し相手になったり、お薦め品を探したり、色々してくれるというアプリなんです。でも、これ「ジェクシー」や「har 世界でひとつの彼女」と一緒ですよね。なので、この部分は、大して重要じゃないんだけど、それによって、持ち主の行動が全て把握されてしまうというのが問題なんです。

 

ネットショッピングや、スマホ決済をしたものなど、全ての履歴がアプリに集められ、その上、持ち主好みのAIが商品を薦めるので、購入しちゃうんです。ということは、AIにモノを買えと薦めさせれば、売りたい物がどんどん売れるという事。そりゃ、ザッカーバーグもアプリを買うわよね。でも、トニーとパウルにとっては、そんな事よりも100日間の賭けの方が重要なんです。

 

 

裸から1つづつモノを持つんだけど、凄い考えて考えて、1枚づつ、パンツとか、シャツとか、面白いでしょ。途中で、何度もズルしようとするんだけど見つけられちゃって、食べ物も取り合いをしたりしていて、なんだか、子供のようで、途中から可愛くみえてしまいました。

 

そうそう、子供といえば、二人は子供の頃から一緒だったようで、子供の頃の童話の話をするのですが、日本だと「うさぎとかめ」でしょ。でも、ドイツでは「うさぎとはりねずみ」だそうです。グリム童話にあるらしいですね。日本の「うさぎとかめ」は、どこから来たのかしら。でも、グリム童話を読んでみたら、結構、残酷な終わり方でした。海外の童話って怖い話が多いですよね。

 

 

最後にひとつだけネタバレをしたいので、もし、観ていなくて、知りたくない方は、この部分を飛ばしてください。

 

最後にザッカーバーグに裏切られるのですが、でも、アプリを渡したなら契約をしたハズよね。もし、無断だったら訴訟になるし、なんで契約前にアプリを渡したのかな?という話になるので、この辺りが変だなぁと思いました。トニーが会社を買ってくれと言って、OKが出たのにね。どうして無一文になったの?誰か説明して欲しいなぁ。

 

 

私は、この映画、お薦めしたいと思います。頭を使わず、楽しめる映画だと思います。難しい会社の事とか、アプリの事とかは横に置いておいて、二人の裸一貫からの成長を観てあげて欲しい。マジで笑えます。ぜひ、観に行ってみてください。

ぜひ、楽しんできてくださいね。カメ

 

 

「100日間のシンプルライフ」