「フェイス・ベースド ダメ男ふたりが人生で一発逆転する方法」を観てきました。
ストーリーは、
目的のない日々を過ごす幼なじみのルークとタナ―。ある日ルークは副業が会社にバレてクビになり、お金を稼ぐためにタナーと映画制作を始める。製作資金やキャストなど、何のあてもないふたりはルークの父親をはじめ、周囲の人間を巻き込んで奔走するが・・・。
というお話です。
ルークとタナーは、小さい頃からの幼なじみ。時が過ぎて大人になった今も、その腐れ縁は続いている。そんなふたりは、特に目的もなく、仕事も適当で、何気ない人生を過ごしていた。
ある日、プール掃除の仕事をしていたルークは、勤務中に別の副業をしていたことがバレ、仕事をクビになる。さすがのルークも遂に一念発起?親父が「映画制作は儲かるらしい」と話しているのを小耳に挟んだルークは、タナーを説得して、一緒に映画制作を始めることに。
何のノウハウもない二人は、ネットで調べた制作会社を訪れて、どんな映画を作ればヒットするのか聞き出したりしていると、その会社から、「もし良い映画を作れたら2,000万円で買い取るわ」と言われ、より一層、その気になる。
とはいえ、制作資金も無く、キャストのあてもないふたりは、親父が大好きな俳優が我らの映画に出演してくれることになった!とウソをつき、親父をそそのかして、映画の制作費を出してもらうことに成功。しかし、そのウソはあっという間にバレて、親父は激怒り!いよいよルークとタナーの仲も崩壊寸前。
しかし、それでもあきらめないルークは、もはや金儲けのためじゃない!タナーのため・親父のため・みんなのために何としても映画を作る!そう意気込んで、再びみんなを巻き込んで走り出す!起死回生・一発逆転はあるのか?(公式HPより) 後は、映画を観てくださいね。
うーん、この映画、あまりにもバカバカしくて、途中でウトウトしちゃいました。ストーリーに無理があり過ぎるし、はっきり言って、全く共感が出来ない主人公たちでした。仕事が上手く行かないから、じゃ、映画でも作って儲けようなんて、簡単に言い始めちゃうところがムカつくのよね。映画好きが集まって、何となく作ってみて上手く行ったというなら解るけど、最初から金儲けだけで映画を製作しようというのがムカつきました。
で、まぁ、色々あるんだけど、それで上手く行っちゃうから嫌でしょ。有名俳優を呼んでとか言ってたけど呼べなくて、結局、知り合いを頼んだり、父親や友人に頼んで制作をするんだけど、適当に撮影して、上手く出来ないっ!と大騒ぎになると、何故か、その友達の中の一人が、大手の映画会社でCG制作をしている人で、適当に爆破を合成しときますよとか言われちゃって、映画が出来上がっちゃうの。
もー、そんないい加減なのある?適当な仲間だけで作った映画なのに、そのプロのCG制作者がいたことで、凄い映画になっちゃって、成功するってお話なんですよ。あ、ごめん、完全にネタバレしちゃってますね。でも、もう、ネタバレしないと、こんな映画の感想、書けません。だって、酷いんだもの。
私、出来るだけどんな映画でも、褒めるところを探して、感想を書いているつもりなんだけど、今回は、無理でした。褒めるところが無いんですもん。久しぶりに、お金を返して欲しいと思っちゃいました。もちろん、自分の意志で観に行ったので、そんな事は言いたくありませんが、でも、それくらい、酷かったです。
そうそう、既に成功するってネタバレしちゃったので、ラストのオチも書いちゃいます。成功して、次回作は「シャークネード12」の監督をしてくれっていうオファーが入って終わりでした。Z級映画でしょ。(笑)
もう、これ以上の感想は書けません。ああー、この映画を観ないで、ヴァイオレット・エヴァーガーデンをもう一度観れば良かった・・・。
私は、この映画、お薦め出来ません。ごめんなさい。久々のお薦め出来ない映画でした。だって、面白くないんだもん。これでも、頑張って観てみようと思ったんですよ。でもね、撃沈されました。観ているのが辛かった。途中でウトウトして良かったです。でも、基本は映画館で眠れないので、何となく観ちゃっているんですよねぇ。はぁ~、辛かった。もし、気になったら、観に行ってみてください。
それなりに、楽しんできてくださいね。
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