「「はたらく細胞!!」最強の敵、再び。体の中は“腸”大騒ぎ！」自分の身体の中だと思うと怖いです。

「「はたらく細胞!!」最強の敵、再び。体の中は“腸”大騒ぎ！」を観てきました。

ストーリーは、

たくさんの細胞たちが働く人間の体の中。ある時、白血球（好中球）と赤血球は、迷子の乳酸菌を保護した一般細胞と出会う。乳酸菌を仲間のもとに送り届けるため、白血球（好中球）と一般細胞は腸へと向かうが、そこでは最強の敵であるがん細胞が待ち受けていた。がん細胞と悪玉菌により腸内環境は荒らされ、体内はかつてないピンチに陥る。

というお話です。

そこは人間の体の中。たくさんの細胞たちがはたらいている世界。

ある時、身体の中をうろうろしていた一般細胞の前を、体外へ排出される為に流されている細菌４匹が現れる。可愛い声で救けを求めている細菌をほおっておくことが出来ず、つい、助けてしまう細胞。何の細菌かも判らないのに助けて良かったのか、とても不安になるが、あまりの可愛さに、つい匿ってしまった。

細胞の目の前に白血球（好中球）が現れ、細菌があるという信号が出ていると探し回り、細胞が連れていた細菌に気が付く。見た感じ、悪玉菌には見えないがと悩んでいると、プリン体の処理に困っている場面に出くわす。すると、細菌の１つが、そのプリン体に飛びつき食べ始めた。どうもこの細菌はプリン体を分解する乳酸菌だったらしい。４匹の細菌は、種類は違うが乳酸菌たちだと解り、それならと仲間のいる場所へ送り届けようと、細胞と白血球は腸へと向かう事に。

だが、そこに待ち受けていたものは、望まざる最強の敵との再会だった。「僕とキミたちのどちらが正義か、はっきりさせよう」再び現れたがん細胞。そして悪玉菌により荒らされる腸内環境。
体内はかつてない大ピンチに!?

この世界、いや身体を守るため、白血球（好中球）たちは世界の命運をかけた大血戦に挑む！(公式HＰより)後は、映画を観てくださいね。

人気のアニメが映画化されました。原作はコミックです。私は原作を購入し読んでいたのですが、２巻か３巻くらいで挫折をいたしまして、あまり気に入っている作品ではありません。じゃぁ、なんで観に行ったんだって言われそうだけど、何で観に行ったのかなぁ。何となく、アニメ映画なら面白いかなって思って、行ってみました。

映画は面白かったですよ。漫画の５巻を映画化したそうで、これから読もうかなと思います。今回は、一般細胞くんが乳酸菌を拾って、白血球くんと協力して、仲間の所へ連れていくという内容です。うーん、身体の中の変な場所に乳酸菌が入っちゃったなら、直ぐに排出して欲しいなぁと思ったけど、とりあえずは漫画なので、まぁ、いっかって思いました。

この乳酸菌が可愛く描いてあって、つい、飼ってあげてもいいかもなんて思っちゃったりするのですが、いやいや、それ、乳酸菌だから。実際は可愛いとかいう対象じゃないから。惑わされてはいけません。そんな事を何度も思いながら観ていました。観ていると、時々、現実に戻って、自分の身体の中で起きている事なんだよなとか、ガンになったら、こんな風に身体の中で戦いになるんだなとか、色々、考えました。

人間の体内を擬人化して、説明してくれているととっても解りやすいのは確かなんだけど、実際はもっと恐ろしい治らないような病気になったりする訳でしょ。コメディ漫画だから、あまり深刻な内容は無いんだけど、時には人間が壊れてしまう事も描いてくれないと、人間って万能なんじゃないかって勘違いしちゃいそうな気がしました。今回のコロナの件でも、あっという間に亡くなられた方もいらっしゃったので、そういう事も考えて欲しいなって思いました。

うーん、面白いんだけど、私にはイマイチなのよねぇ。何でかなぁ。面白いんですよ。面白いんだけど、なんか、こう、ピンと来ないというか、感動も何も無いのよねぇ。可愛いとか、そんな事しか思い浮かばなくて、映画を観て、こんな考えに至ったみたいな事が無いのよねぇ。まぁ、イイんだけどね。