「コンフィデンスマンJP プリンセス編」本物も偽物もない。信じればそれが真実!やってくれました! | ゆきがめのシネマ。劇場に映画を観に行こっ!!

ゆきがめのシネマ。劇場に映画を観に行こっ!!

観てきた映画、全部、語っちゃいます!ほとんど1日に1本は観ているかな。映画祭も大好きで色々な映画祭に参加してみてます。最近は、演劇も好きで、良く観に行っていますよ。お気軽にコメントしてください。
スミマセンが、ペタの受付を一時中断しています。ごめんなさい。

「コンフィデンスマンJP プリンセス編」を観てきました。またも初日、あさイチで観に行ったのですが、平日なのに混んでましたよ。

 

ストーリーは、

世界有数の大富豪フウ家の当主レイモンドが他界した。10兆円とも言われる遺産をめぐりブリジット、クリストファー、アンドリューの3姉弟が火花を散らすが、執事トニーが相続人として発表したのは、誰もその存在を知らない隠し子ミシェルだった。世界中からミシェルを名乗る詐欺師たちが“伝説の島”ランカウイ島に集結する中、ダー子、ボクちゃん、リチャードの3人もフウ家に入り込み、華麗かつ大胆にコンゲームを仕かけるが・・・。

というお話です。

 

 

ある日、花粉症の治療薬を開発したという詐欺を働こうと、”スタア”と仕掛けていた”ダー子”。しかし詐欺がバレてしまい、もう一緒には組まないと喧嘩別れしてしまいます。

そのまたある日、街を歩いていたダー子の前で、スリを失敗して怒られている少女がいます。何を思ったか、ダー子は”コックリ”と呼ばれる少女を貰い受けます。

そしてある日、ダー子が今までにない大きなお宝を手に入れる詐欺をしようとリチャードとボクちゃんを集めて話す。実は、先日、世界有数の大富豪フウ家の当主レイモンド・フウが亡くなった。遺産を巡り火花を散らしていたブリジット、クリストファー、アンドリューの3姉弟の前で執事トニーが発表した相続人は、誰もその存在を知らない隠し子“ミシェル・フウ”だった。そのミシェル・フウに成りすまし、フウ家の財産を手に入れようと言うのだった。



 

リチャードもボクちゃんも、さすがに大きすぎる獲物だと言って納得しないが、ダー子がミシェルに仕立てる”コックリ”を連れてきて、彼女もヤル気なのを見て、作戦に乗ってくれる。

フウ家に乗り込んだダー子とコックリ。ダー子はレイモンドと恋仲になりミシェルを産んだという事にして、綿密な計画を進めていく。ミシェルとして乗り込めば、きっとフウ家の3人姉弟が黙っていないだろうから、手切れ金を貰って当主の座を譲って、ドロンすれば良いだろうと簡単に考えていたのだが、フウ家の人間としての教育を受けさせられ、3ヶ月先のフウ家のお披露目パーティに出席して貰うと言われてしまい、逃げられなくなってしまう。



 

フウ家のお披露目会は、世界各国から金持ちが集まり、それに詐欺師も群がってくる。有象無象の
人間たちが集まり、史上最大の騙し合いが始まる。ダー子たちは、無事に逃げ出すことが出来るのか。それとも・・・。後は、映画を観てくださいね。

 

今回も面白かったですねぇ。スピード感があって、詐欺師が騙すって解っていても、どこが騙しでどこが本当なのか、予測がつかないところが、このシリーズは本当に面白いです。今回も、いつものキャラクターたちが大集合で大暴れでした。もちろん、新しいキャラクターたちも濃くて濃くて、楽しかったです。

 

 

今回は、大富豪の跡取りとして偽物を仕立て上げるというお話で、金額がとんでもない数字なんだけど、まぁ、それを全部手に入れようと言うのではなく、ちょっと貰って逃げましょうっていう予定だったんだけど、予定はどんどん変わっていき、凄い結末に辿り着きました。うんうん、楽しかったし、今回は感動してしまいました。

 

ダー子が拾ってきたコックリという女の子は、とっても素直な子で、詐欺師の仲間なんだけど無垢なんです。だから、周りにどんなに邪悪な考えを持っている奴らがいても、毒気を抜かれちゃうんです。そんなコックリだからこそ、フウ家に入っても切り抜ける事が出来るとダー子も思ったんじゃないかな。コックリを見つけたからこその、フウ家の作戦だったのだと思いました。

 

 

それにしても、前作でブルース・リーのコスプレをしてレストランで食事をしている時に、このフウ家の問題が始まっていたとは、誰も思わないですね。よく出来ていました。レイモンド・フウ、そんな所にいたんかいっ!これ、ネタバレではありません。内容が終わった後の事です。

 

今回の目玉はやはりフウ家3姉弟ですね。長女役のビビアン・スーさんがビックリするほど美しくて若いので驚きました。あれでアラフィフとは思えません。そして長男役は、私の大好きな古川雄大さん、素敵でしたぁ。冷たいように見せていて、本当は昆虫を愛する優しい人って感じが良かったです。うーん、素敵です。そして次男役に白濱亜嵐さん。自由で楽しそうにしていながら、とっても寂しがり屋って感じで、こちらも素敵でした。こういう役、合っていますね。どこか甘えん坊って感じの雰囲気がオバサン心を揺らしました。

 

 

そうそう、この映画の中で、唯一、キャラを崩さず、カッコいいままの人が、執事トニー役の柴田さん。いやぁ、カッコいいですねぇ。私は”あぶ刑事”世代なので憧れです。柴田さんが「黒執事」の”田中さん”役をやってくれたらピッタリだと思うんだけどなぁ。いつもはお茶をゆっくり飲んでいるけど、時が来ると凄い能力を出すっていうの、ピッタリよ。

 

書くべきか迷ったけど、やっぱりジェシー=三浦春馬さんの事を書かせていただきます。本当に彼は映画の中で光っていました。ジェシーになり切っていて、何をやってもサマになる、こんなに美しい役者はいません。本当に今回の事は残念ですが、彼なりに考えた結果だろうと思うので、私は彼の選択を否定しません。安らかに眠っていただきたいと思います。でも、返す返すも残念です。彼の舞台「海盗セブン」「五右衛門ロックⅢ」「地獄のオルフェウス」「キンキーブーツ」「罪と罰」と、彼が好きだったので観に行きました。本当に素晴らしかったです。

 

 

コックリ役の関水さん、可愛かったなぁ。「町田くんの世界」でも可愛いなぁと思ったけど、今回は特に可愛いなぁって思いました。これからが楽しみです。もっと観たくなる女優さんですね。

 

主役の3人は、いつも通り、楽しくて面白かったです。東出さんも、色々問題はあったけど、この映画で少しは見直されるのかしら。ちゃんと家庭の事を解決して、出来るなら頑張って欲しいです。うーん、でも、ゲス不倫として大騒ぎされたからなぁ。世の奥様方が許してくれないかしら。私は、演技も勉強してやる気があるなら、心を入れ替えて頑張って欲しいです。地味に頑張ればみんなに認めて貰えると思いますよ。

 

 

今回の感想は、あまり内容について書いていません。だって、内容を書いてしまうと、ネタバレまで書かなくちゃ説明出来ないんですもん。この映画は、ネタバレしてしまうと面白くないので、どうしても書けませんでした。

 

ネタバレでは無いけど、エンディングの後に、またしてもインチキ舞台プロモーターとの交渉があります。前作と同じようにダー子がディスられてました。笑えますよ。

 

 

私は、この映画、超!超!お薦めしたいと思います。本当は、もう一つ超!を付けても良いくらいなんだけど、また続きそうなんで、一つは次に回そうかな。この連休と夏休みは、この映画で楽しんで感動出来ると思いますよ。ぜひ、観に行ってみてください。

ぜひ、楽しんできてくださいね。カメ

 

 

コンフィデンスマンJP プリンセス編|映画情報のぴあ映画生活