短編映画「カメラを止めるな!リモート大作戦」上田監督、また新しい試みをありがとうございます! | ゆきがめのシネマ。劇場に映画を観に行こっ!!

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カメ止めの上田監督がやってくれました!短編映画「カメラを止めるな!リモート大作戦」を観ました。これはYouTubeでの配信です。

 

ストーリーは、

 

新型ウィルスの感染拡大で外出自粛を余儀なくされ、自宅で過ごしていた映像ディレクターの日暮のもとに笹原、古沢の両プロデューサーから「今月中に再現ドラマを1本作ってほしい」という無茶ぶりな依頼が入る。「今は撮影できる状況ではない」と渋る日暮に対し、笹原と古沢は「スタッフ、キャスト全員が一度も会わずに作る」という完全リモートでの映像制作を提案する。
 
そんな無茶な・・・と思う日暮だが、押し切られてしまい、仕方なく依頼を受けてしまう。娘に相談すると、出演者それぞれが自宅で撮影すれば良いと提案し、色々と文句をいう俳優を誤魔化し、何とか撮影に入る事に。
 
無茶な撮影だが、何とかつなげ方によって誤魔化しも出来そうな雰囲気で、このまま出来るかなと考えていると、またもプロデューサーから連絡が入り、”連続犯”の話なので、沢山の被害者がいないとおかしいと言いだしてしまう。そんなに出演者を頼むほどの予算が無いと訴える日暮に、またしても娘が、SNSで出演者を募ればいいと言い出す。そして・・・。

 

後は、映画を観て下さいね。

 

 

この映画、面白かった。30分程のフィルムなのですが、笑えるんですよ。こんな新しい試みというか、確かに、今までもこういうフィルムはあったとは思うんだけど、映画として作ったというのは、素晴らしいと思いました。こんな時期ですから、このやり方で撮影して、繋げるというのは、また、面白い映像が出来るんだなぁと思いました。

 

あの”カメ止め”のキャストが、そのまま続編として続いていて、自宅に居ながらして、話がちゃんと進んで行くんです。そして、1本の映像が作られていくのは、爽快でした。

 

 

この”カメ止め”の基本内容って、主役の日暮は、結構、ネガティブ系な考え方なんですよね。それを、妻や娘に押し出されて、尻を叩かれて、前に前にと出ていくタイプで、その、ちょっと引いている感じが、また、面白いんです。俺が!俺が!って行くタイプじゃないところが、好感が持てるし、なんか、共感も出来るんです。今回も、娘に結構、尻を叩かれていて、楽しかったですよ。

 

 

短い映画なので、軽く観る事が出来るし、ちょっと感動しちゃったりして、家にいる時間を楽しく過ごせると思います。それにね、私、泣きそうになっちゃった場面がありました。最後の方で、この騒動が終わったら何をしたい?という質問に、娘が「映画館で映画を観たい。」って言うんです。本当に私も映画館で映画が観たい!本当に早く、映画館で新作映画が観たいです。まるで、水槽から外に出されちゃった金魚のように、映画館で泳げなくてアップアップしている感じなんですから。映画は家でも観れます。でもね、映画館で観たいんです。本当に、彼女の叫びが、私の叫びとなりました。泣きそうになっちゃった。

 

 

私は、この映画、超!超!お薦めしたいと思います。直ぐにYouTubeで観る事が出来ますので、観てみてください。今すぐにでも、ちょっとの時間で観ることが出来ます。そして「ミニシアターエイド基金」に賛同してくださった方には、特典映像が観れるようになっているので、もし、良かったら、「ミニシアターエイド基金」にもご協力ください。

ぜひ、観てみて下さい。

ぜひ、楽しんでくださいね。カメ

 

 

「カメラを止めるな!リモート大作戦」 YouTube

 

「ミニシアターエイド基金」

https://motion-gallery.net/projects/minitheateraid