「バード・ボックス」を観ました。Netflixの映画です。話題作なのですが、私、観忘れていました。超!面白いです。
ストーリーは、
未曾有の異変に襲われ、人類の滅亡も迫る極限状態の中で、幼い命を守ろうとする主人公の決死の姿を描く。思いがけず子どもを身ごもったマロリーは、ある日突然訪れた世界の終焉と人類滅亡の危機に直面する。謎の異変が次々と起こる中、生き残るためにできることは、決して「それ」を見ないということだけ。幼い命を守るため、マロリーは目隠しをして逃避行に出る。
というお話です。
敵は、外に出たいでしょ~、楽しみたいでしょ~って、人間を外に出して、何かを見せようとするのですが、マロリーは生きる為に断固として見ようとしないんです。子供たちにも、可哀想なくらい厳しくするのですが、それは生きる為。死んでしまったら何も無くなっちゃうんです。この生きるためって、大切な事ですよね。私たちもそうですが、自分が生きる為だけじゃなく、周りも生かす為に、必死で戦うんです。それがどんなに困難でも、辛くても、外に出れなくても、食べ物が少なくなっても、それはみんなで生きる為なんです。
自粛して家に居ろと強制的みたいにされて、文句を言っている俳優さんをTwitterでみましたが、強制的でイイんです。命を守る為なんですから。政府の為じゃない。自分たちの為なんです。家から出ないようにするのは当たり前でしょ。外に出たければ、死を選ぶだけなんだから勝手にすれば良い。この映画と同じです。死にたくなければ、家族を守りたければ、家から出ない、人と接触しない、それなんです。この映画を観ると、命の為の必死さが解りますよ。マジでバカな事言っているなら、迷惑だから日本から消えて欲しいです。
目が良い人が外を見てはいけないと言われたら、辛いですよね。でも、盲目の方々は、この苦難を乗り越えてらっしゃるんだから、頭が下がります。杖一つで、道路を渡ったり、電車に乗ったり、本当に怖いだろうと思いました。普段は、あまり感じないことですが、日常の社会の中は、本当に目が見えない方々に不親切ですよね。この映画のような事件が起こったら、生き延びれる人は少ないだろうと思いました。見えることは嬉しいけど、もっと見えない方に寄り添える社会になったなら、もし、こんな事件が起こっても、人は優しく生きれるんじゃないかな。
そんな姿が、凄く良く描かれていて、良く出来ている映画でした。これ、ネトフリの映画の最初の頃の作品なのかしら。映画館での公開は無かったのですが、今、これ、話題になって欲しい。ここまで必死で家族を守るために、家から出ず、出る時は目隠しをし、敵が来れば戦うという、母親の強さが描かれていて、本当に感動しました。サンドラ・ブロック、やっぱりスゲー!って言いたくなりました。
そうそう、私の好きなマルコヴィッチも出てました。トム・ホランダーが、悪い男性役で出てましたねぇ。「ムーンライト」のトレヴァンテ・ローズがトム役でした。他にも、結構、有名どころが出演していましたよ。
ちょっと、今までに無いような内容で、凄く面白かったです。
私は、超!お薦めしたいと思います。とても楽しめました。もっと早く観れば良かったなぁ。こんなに面白かったんだ。確かに、配信が始まった頃、話題になっていたような気がするのですが、やっと観れました。Netflixの配信ですが面白いので、ぜひ、観てみてください。
ぜひ、楽しんでくださいね。