「ストレンジャー・シングス 未知の世界」を観ました。シーズン3まで配信されていて、時間が有り余っているので、ずーっと観てしまいました。シーズン1が8話、シーズン2が9話、シーズン3が8話あります。
ストーリーは、
シーズン1
1983年11月6日、インディアナ州のホーキンス国立研究所付近の森で、12歳の少年ウィル・バイヤーズが失踪する。ウィルの母のジョイスは必死に息子を探し、警察署長のホッパーが捜査を始める。
そんな中、頭を剃った謎の少女エルが現れ、友人のウィルを探していたマイク・ウィーラーが出会う。家の地下にある隠れ家のテントに匿い、友人に紹介する。話をしていると、エルはウィルが何処にいるか知っているようだ。エルの話だと、自宅にいるらしいが見えないらしい。そしてエルは不思議な能力を見せ始める。
ホッパーは研究所を調べ、超自然現象が研究されていたことを知るが捜査は妨害される。研究所はエルを実験台としてある実験を行っていたらしい。マイクたちはエルに協力して貰い、ウィルを救い出す為に”裏側の世界”に入る決断をする。そしてジョイスとホッパーもその事に気が付き始め・・・。
シーズン2
1984年、エルは政府から隠れてホッパーに匿われて一緒に住む。マイクに会いたがるが許されない。エルの不満はとうとう爆発し、逃げ出してトランス状態の母親に会い、シカゴに行き自分と同じく超能力を持ち実験材料にされた少女カリに会う。そして自分が幸せな事に気付き始める。
ホーキンスでは転校生の少女マックスが少年たちの仲間に加わる。ウィルは再び裏側の世界の幻視にとりつかれ始め、ホーキンスには異変が続発し、研究所から町の地下には裏側の世界に通じるトンネルが張り巡らされ、町にはバイハザのリッカーのような"マインド・フレイヤー"が跋扈する。ナンシーとジョナサンはマインド・フレイヤーに殺されたバーバラのため、研究所の真相を公表する。
そんな時、ウィルはマインド・フレイヤーに支配されて研究所の兵士を罠にかけ、ほとんどの研究所の人間は怪物に殺されてしまう。裏の世界の怪物はウィルスを植え付けた人間を操れるらしい。ジョイスらはウィルの体内のウイルスを追い出してマインド・フレイヤーと切り離す。
マイクの危機を感じたエルは街に戻り、ジョイスとホッパーに状況を聞き、まだ怪物の意識を感知出来るウィルの指示に従い、裏側の世界へのゲートを閉じようと研究所へ向かうのだが・・・。
シーズン3
1985年夏、エルはマイクと恋仲になり、父代わりのホッパーを不快にする。同じ頃、ソ連がホーキンスのショッピングモールの地下深くに秘密基地を建設して裏側の世界へのゲートを開こうとしていた。ホーキンスは一度繋がった場所なので、入口があるらしい。
ある日、マグネットの磁気が全く無くなっている事に気が付いたジョイスはホッパーに相談する。2人はまた何か起こっているのではないかと調べ始める。同時期に新しい入口から出てきたマインド・フレイヤーが徘徊しはじめ、手始めにビリーの身体を乗っ取る。そして街の住民を一人また一人と乗っ取り始める。
怪しいロシア語の通信を傍受したダスティンは、スティーブ、その同僚のロビン、ルーカスの妹エリカらとともに謎を解明し、秘密基地を調査する。マインド・フレイヤーに気が付いたウィルとマイク、エルたちも加わり、ショッピングモールに合流すると、エルの存在に気が付いたマインド・フレイヤーが沢山の人間を同化し、襲ってくる。
一方、地下基地にに気付いたホッパーとジョイスは協力者を得て、基地に潜入する。そして・・・。
というお話です。
最初は、子供たちの話かぁと思って、あまり期待をしなかったのですが、この子供たち、天才ぞろいなんですよ。大人顔負けの天才で、それぞれが色々な事に秀でているんです。そこにエルという超能力を持った少女が逃げてきて匿うんです。
もちろん、エルが発端ではあるのですが、裏側の世界という異世界と、この世界が繋がることにより、怪物がこちらにやってきてしまうというお話です。このマインド・フレイヤーって怪物なのですが、バイハザのリッカーをもっと柔らかくして、その上、頭がバッカルコーンするんです。シリーズ1の時は、あまり変形しないのですが、シリーズが進むにつれ、色々な形に変化して行きます。でも、頭はバッカルコーンよ。
子供たち中心というけど、やっぱり活躍して戦うのは大人です。警察官のホッパーがほとんど戦いを担当してるかな。ウィノナ・ライダーがウィルの母親役を演じているのですが、とてもイイです。演技が上手いのは当たり前ですが、色々あって、良くなりましたねぇ。イイ役者になっています。
私は、シリーズ1が一番素直な進み方で、面白いと思いました。ちょっと、グーニーズ感が感じられて、面白いですよ。シリーズ3は、昨年の夏に配信が始まったので、シリーズ4も、上手く行けば今年中に配信されたら良いなぁと思っています。観始めると、次はどうなるんだろうと、どんどん先が観たくなるんです。そんなドラマでした。
子供たちも成長してきて青年期に差し掛かるので、そろそろ彼ら自身で戦い始めるようになるのかしら。面白そうです。でも、きっと力で押すんじゃなくて、頭脳で対抗してくれた方が面白そうだなぁ。シリーズ3の最終話でダスティンが、「プランク定数」と聞いて、覚えてないからと言って恋人に連絡して、一緒に”ネバーエンディングストーリー”の歌を熱唱して、聞き出すって部分があるのですが、そこ大好きです。プランク定数(量子論)を覚えている子供って・・・、それより知っている子供って・・・。うーん、面白い。
私は、このドラマ、超!超!お薦めしたいと思います。これは面白いです。長いけど飽きさせません。なんたって、リッカーがバッカルコーンしてくれます。そして量子論や数列などを簡単に答えるような子供たちが戦う姿が面白いです。ぜひ、観てみてください。
ぜひ、楽しんでくださいね。

今更聞けないストレンジャー・シングス