「AI崩壊」崩壊する前にちゃんとリカバリーしよう。AIはアナログ操作で止められるようにしなきゃ。 | ゆきがめのシネマ。劇場に映画を観に行こっ!!

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観てきた映画、全部、語っちゃいます!ほとんど1日に1本は観ているかな。映画祭も大好きで色々な映画祭に参加してみてます。最近は、演劇も好きで、良く観に行っていますよ。お気軽にコメントしてください。
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「AI崩壊」を観てきました。

 

ストーリーは、

2030年。科学者の桐生浩介が亡き妻のために開発した医療AI「のぞみ」は、全国民の個人情報と健康を管理していた。いまや社会インフラとして欠かせない存在となった「のぞみ」だったが、ある時突然、暴走を開始。AIが生きる価値のない人間を選別して殺戮するという事態が巻き起こる。警察庁の捜査官・桜庭は、AIを暴走させたのは開発者である桐生と断定。身に覚えのない桐生は逃亡を開始する。「のぞみ」を管理するHOPE社の代表で義弟でもある西村悟とひそかに連絡を取りながら、なんとか事態の収拾を目指すが・・・。

という内容です。

 

 
2030年。人々の生活を支える医療AI「のぞみ」の開発者である桐生浩介は、その功績が認められ娘と共に久々にシンガポールから日本に帰国する。
 
桐生は、2020年頃からAIの開発を妻の望と始め、人を助ける為のAI開発を進めていた。しかし、そのAIが政府の認可を受ける前に望が病魔に侵され、AIが使えていたら助かったかもしれないが、結局は亡くなってしまう。その後、望の意志を継ぎ、桐生が一人でAI開発を進めて、政府の認可を受け、人の病気治療や早期発見に使えるようになる。そのAIの会社を望の弟・西村に任せて、桐生は娘と二人、シンガポールに生活拠点を移したのだった。
 
日本に帰り、英雄のような扱いを受ける桐生だったが、総理との面会に向う車の中で、突如”のぞみ”が暴走を開始してしまう。生活に密着している”のぞみ”の暴走で交通網は麻痺し、のぞみのサーバーは外部から遮断されてしまう。のぞみは学習を進めて、人間の生きる価値を合理的に選別し、簡単な方法で処分し始める。
 
 
警察庁の捜査官・桜庭は、のぞみに外部からハッキングをかけている端末を調査し、位置確定をすると、車にいる桐生を特定する。AIを暴走させたテロリストを開発者である桐生と断定する。自分のカバンの中に見知らぬ端末が入っていて、それが原因であると気が付いた桐生は警察に包囲されるが、隙を見て逃亡をする。
 
警察は独自に開発していたAIプログラムを起動し、日本中に張り巡らされたAI監視網で逃亡者・桐生を追い詰める。何処までも追って来る警察を回避し”のぞみ”を止めなければ、不要とされた人間は全て”のぞみ”に殺戮されてしまう。桐生は・・・。後は、映画を観てくださいね。
 

 

題名がストレート過ぎて、ちょっとどうかなぁ~って思って観に行ったのですが、この映画、面白かったです。未来の予想としたら、結構、あり得るかもしれないと思って、怖くなりました。AIが暴走するって、あり得る事なので、バカに出来ないんです。

 

この映画では、AIのネットワークで国民の医療を監視するということなのですが、これ、本当に出来るなら、やって欲しいと思いました。身体の情報をいつも監視してくれたら、そんなにありがたいことはありません。例えば、糖尿病の方は、血糖値が少し下がり始めた時点でインシュリンを打つように指示してくれたり、心臓が悪ければ、血管の流れが悪くなってる事を察知して、直ぐに休むとかニトログリセリンを摂取するとかが出来るんです。人間は慣れというのがあるので、このくらいならまだ大丈夫と考えてしまう事が多々あるので、数値的に危険を知らせてくれることは、とっても大切だと思うんです。なので、もし、この医療にAIを活用するということが上手く行けば、病気が酷くなることも減るし、無理をして亡くなってしまうという事も減ると思うんです。

 

 

子供の出生率が下がり、人口が減る一方ならば、高齢でも働けばよいでしょ。これだけネットワークが進めば、自宅で動かないで仕事だって出来るんです。高齢でも十分に働ける時代です。そうなったら、やっぱり健康って大切で、痴ほう症の方に責任ある仕事は任せられないでしょ。認識能力に関しても、AIでの管理が大切になるんじゃないかな。

 

でもね、この映画のように、暴走されちゃったら困りますよね。いつも思うんだけど、AIに全てを任せて、非常電源までも全て管理されちゃってて、それダメですよね。ヤバいと思ったら、それこそコンセントを抜く、という行為みたいので全てを断線出来るようにしておかないとダメでしょ。最後はアナログで操作が出来るようにしておかなければ、相手は人間じゃないんですから。

 

 

この”のぞみ”というAIは全てを管理していて、電源を切っても、自分で非常用電源を起動して電気を供給出来るようにしていたようで、全く人間が手を出せなくなっちゃうんです。もー、何でそんな風に作っといたのよぉ~って思っちゃいました。もっと、アナログを大切にしなさいよっ!サーバールームに子供が監禁されちゃって、死にそうだけど助けられないという、迷惑な状況に陥って、本当に迷惑でした。

 

そうそう、この桐生の娘の性格が可愛くなくて、イライラしたのよねぇ。父親と一緒に日本に帰ってくるのは良しとしよう。でもね、わがまま過ぎるんです。大人の世界に入り込んでいるんだから、いくらチヤホヤされていても、節度は守らないと。既に母親が亡くなって10年経っていて、13歳くらいにはなっているはずなので、それでこんなにわがままじゃ、親の顔が見たいと言われても仕方ないかな。顔は可愛いのに、性格が悪いという事は、脚本が悪かったってことかしら。

 

 

でね、警察が桐生を犯人だと断定して追い始めるんだけど、あまりにも不自然なんです。それと、桜庭が西村にAIの連動をさせられないかという申し出をしたという話が最初にあり、副総理がある法案を国会に提出したいと総理に申し出る場面があるんです。最初に、この二つの場面が無理に入れ込んであるので、どう考えても、観ていると政府の陰謀説?という考えになっちゃいますよね。なので、始まってすぐに、何となく事件の全貌が見えてしまい、もう少し、出し惜しみは出来なかったのかしらと思いました。

 

最後に、大沢さんが脱いでくれる場面があるんだけど、王騎で身体を作り過ぎちゃって、もう、筋肉がパンパンなのよぉ~!顔のバランスから見ると、身体が大きすぎて、ちょっと怖いと思っちゃいました。もう少し、筋肉を落として欲しいなぁ。大沢さん、カッコいいんだけど、このバランスは、ちょっとマズくないですか。素敵なオジ様に戻って欲しい。筋肉オジ様はちょっと・・・。

 

 

いやぁ、面白かったので、感想が長くなっちゃった。もっと書きたい事あったんだけど、まぁ、次回にします。この映画、私は、超!超!お薦めしたいと思います。映画としては、面白かったです。私は、とっても楽しめました。ぜひ、観に行ってみてください。

ぜひ、楽しんできてくださいね。カメ

 

 

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