「イントゥ・ザ・スカイ 気球で未来を変えたふたり」を観てきました。
ストーリーは、
ビクトリア朝時代、当時では予測不可能と考えられていた天気の予測が可能であると唱えていた気象学者のジェームズは、信用されず、実験の資金も集められずにいた。そんな中、気球操縦士のアメリアに頼み込み、気球飛行に同乗することを許される。最愛の夫を亡くしたアメリアにとって、その気球飛行は悲しみから立ち直るための決意の飛行でもあった。正反対の性格から対立ばかりしていたアメリアとジェームスは、飛行していく中で次第に心を通わせていくが、前人未到の高度7000メートル超えに成功した2人に想像を絶する自然の脅威が待ち受けていた。
というお話です。
19世紀のビクトリア時代って、まだ天気予報が出来るなんて思われてなかったんですね。地上から雲を見るだけでも、ある程度、雨降りそうとか解りそうなもんなのに、予報をしていなかったなんて、不思議でした。だって、観ていたら、ちゃんと気圧を図ったり、温度を測ったり、風速や色々なものを計る計器は出来ていたみたいなのに、一体、何に使っていたのかしら。
天気予報は出来ると信じて、空に上がってみたかったジェームズは、気球乗りのアメリアを見つけて、一緒に気球に乗せて欲しいと頼み込みます。気球操縦士っていう仕事が、この時代、あったんですね。というか、今でもあるらしいです。ビックリしました。面白い資格ですよね。ちょっと取ってみたい気持ちもあるけど、高い所、怖そうだからなぁ。
今なら、ドローンで直ぐに観測なんて出来るんだろうけど、この時代は、気球で真っ直ぐに上に登って、大気圏ギリギリまで登って、気象を観測しようと思ったらしいんです。あ、でも、大気圏というものも、まだ見つかってないのよね。大体、昔の人って、空の星とかは、どうなっていたと思っているのかしら。空はそのまま宇宙と繋がっていると思っていたのかしら。宇宙の何処までも、酸素があると思っていたのかな?最初に、この地球を大気圏というのが包んでいて、空気が漏れないようになっているんだよーって分かったのは誰なのかしら。不思議よねぇ。地球って、風船の中に居る感じになっている訳でしょ。面白いですよね。
んで、気球で1万メートルくらいまで上がるんだけど、それって、大体、飛行機が飛ぶ高度でしょ。空気が少ないから、人間がそのままで上がるのは辛いんです。酸素不足で、意識が朦朧としてくるし、気温も極端に寒いので、長時間いたら死んじゃいます。だから、アメリアが下がろうとするのに、ジェームズがもう少し上に上にって、行っちゃうんですよぉ。とっても危険な状況に陥りました。まぁ、アメリアがしっかりしていたし、彼女の運動能力は素晴らしく長けていたので、何とか助かったという感じかしら。
それにしても、ジェームズは役に立たなかったなぁ。全部、アメリアが頑張っていたもんね。彼女の行動力の素晴らしさは、さすが気球操縦士って感じでした。カッコ良かったなぁ。でも、もしもの時に、こんな風に乗っている人を助けなければいけないのかなと思ったら、怖くて気球操縦士にはなりたくないかもなぁ。
こんなに努力した人がいたからこそ、今の天気予報があるのかと思うと、ありがたいなぁと思いました。天気予報って、大切ですよね。これがあるから、予定が建てられるんですもん。気象予報士さんの仕事も大変だろうなぁ。でも、彼らに頑張って貰わなくちゃ、みんな、予定が建てられなくて、困ってしまいます。
やっぱり、エディ・レッドメインさん、カッコ良かったな。彼を見ると、どーも、ニュート・スキャマンダーを思い出して、魔法使えばいいじゃんって思っちゃいます。普通の人だっつーの!(笑)アメリア役のフェリシティさんもステキでした。
私は、この映画、お薦めしたいと思います。ちょっと途中でもったりしていて、飽きる部分もあるけど、全体的には楽しめる作品だと思います。でも、あまり上映館が無いので、お近くで観れないようでしたら、配信やレンタルまで待ってくださいね。ぜひ、観てみてください。
ぜひ、楽しんできてくださいね。
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