「太陽の家」お涙頂戴人情映画を作りたかったとは思いますが、建築業界なめないでください。 | ゆきがめのシネマ。劇場に映画を観に行こっ!!

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観てきた映画、全部、語っちゃいます!ほとんど1日に1本は観ているかな。映画祭も大好きで色々な映画祭に参加してみてます。最近は、演劇も好きで、良く観に行っていますよ。お気軽にコメントしてください。
スミマセンが、ペタの受付を一時中断しています。ごめんなさい。

「太陽の家」を観てきました。

 

ストーリーは、

人情に厚く、大工の腕は神技的な棟梁・川崎信吾。年ごろの娘としっかり者の女房と幸せに暮らす川崎だが、好みの女性にはどうしても弱い。現場で仕事に励む川崎の前を通りかかったのが、保険会社の営業・池田芽衣だった。芽衣は1人息子の龍生とともに暮らすシングルマザー。川崎は、父親を知らずに育った龍生が気になり、「俺が男にしてやる!」と、半ば強引に触れ合いを持ち、男同士の距離は次第に近くなっていく。そして、芽衣と龍生のために家を作ろうと思い立った川崎の前に、龍生の父親と名乗る男が現れ・・・。

というお話です。

 

 
大工の棟梁・川崎信吾。普段は強面風な川崎は、やんちゃで人情味の厚い男。そんな川崎が現場で木と向き合えば、職人気質なオーラを放つ。しっかり者の女房・美沙希と年頃の娘・柑奈と共に幸せに暮らす川崎。しかし、好みの女性には少々弱い。
 
いつものように弟子の入江たちと現場で仕事に励んでいるところに保険会社の営業ウーマンが通りかかる。彼女の名前は池田芽衣。タイプの女性だった為、建築中の建物を見ていくかと言い、見せていただいたお礼と言って、近所の彼女のアパートに招かれる。そして話に乗せられ、保険まで加入してしまう。
 
芽衣には、龍生という一人息子がおり、シングルマザーだった。父親を知らずに育った少年・龍生は、とても人見知りで、棟梁の顔も怖くてよく見れない。龍生が気になった川崎は、保険の仕事に出ている間、面倒を見てやると言い、強引に龍生と仲良くなれるように近づき始める。そして、”おかあちゃんはお前が守るんだから、鍛えなくちゃ。”と言って、走ったり、懸垂を教え始める。
 
 
段々と川崎に心を開き始めた龍生。そんなある日、芽衣が1週間ほどの出張に出なければならないので、川崎に龍生を預けられないかと頼みに来る。快く引き受ける川崎だったが芽衣の顔はどこか不安そうだった。
 
突然に他人の子を勝手に預かってきた父親に、娘の柑奈は怒りをぶつける。その上、一番弟子の高史も、家族がいるのに、蔑ろにして、他の女性の子供を連れてくるなんてと怒る。そんなに家族に怒りをぶつけられても、自分の考えを曲げない川崎は、芽衣と龍生の為に家を建ててやろうと考え始め・・・。後は、映画を観てくださいね。

 

あのぉ~、あまりにもありえないお話なので、どう感想を書いて良いものやら、悩みます。今時、こんな棟梁はいませんし、まして、お金が余って、他人の家を作ってやるような人間はいませんし、大体、神懸かり的な大工なんて、もう100年前に死滅したと言って良いと思います。今の大工さんは、全てシステム化されていて、こんな事を言っている棟梁は宮大工くらいかな。いや、宮大工だって、こんな人、いないです。

 

 

その上、地鎮祭でお酒を飲むなんて、車で来ているのですからやらないし、お客様が地鎮祭の時にプランの大幅変更など言ってきたら、最初からやり直しなんですから、追加料金を貰って、地鎮祭は取り止めです。玄関と階段の位置を変えるなんて、簡単に出来るものでは無いんですから。行政の許可も取り直しだし。大体、プランが変わったら地縄張りが出来ないでしょ。もー、あまりの適当な映画内容に、こんな事が本当に出来ると思われてしまったらどうしようと不安になりました。建築業界、潰す気かぁ~!!

 

もう一つ、家を建ててやるといって、土地も用意するのですが、それ、贈与ですからね。土地建物を贈与となると、凄い税金ですよ。それも、赤の他人だからね。優遇措置も何も無い。こんな事されたら、税金は払えないわ、借金はかさむわで、一家離散だと思います。無料ほど恐ろしいものは無いんですから。

 

 

はぁ、とにかく、夢のような人情映画だったので、今時、こんな内容で納得する人、いるのかなと思いました。凄いでしょ。新築中の家に訪ねて行って、そこの棟梁を家に招いちゃって、保険に入らせてしまうなんて、保険レディ、恐ろしやぁ~と思いませんか?よく、保険レディは身体で保険を取ると昔言われていましたが、それを地でいっている保険レディがここにいて、ビックリ。そのまま、子供を預けたりし始めて、恐ろしいでしょ。もし、この川崎が幼児にいたずらするような男だったらどうするんだろう。もう、観ていて、本当に怖くなりました。

 

それを奥さんも受け入れてしまうのが凄いですよね。まぁ、この棟梁の家庭は複雑そうだから、誰もが棟梁に逆らえないような立場なのかもしれませんが、いやぁ、あまりにも酷くて、ちょっと疲れました。真剣に見なければよいんだけど、やっぱり映画だと、真剣に見ちゃうんですよ。

 

 

あとね、無駄な長渕さんの筋肉映像は要らないでしょ。これ、長渕さんのプロモーションビデオなのかな?と思ってしまいました。映画にそんな場面は必要ありません。まして、今時、大工に筋肉はいりませんから。道具や材料が良くなっているので、女性でも出来るようになりました。まぁ、ボードを持ち上げるとかは大変だけど、機械を使って固定すればよい事です。無駄な筋肉映像は止めましょう。まして、若者なら良いけど、還暦過ぎているんですから。もしかして、長渕さんのファンの方の為の映画だったのなら、ファンでない私が観てはいけなかったということなのかな。

 

お涙頂戴内容を必死で繋ぎ合わせて、ストーリーを作ったのかなと思いましたが、申し訳ないですが、全く感動はありませんでした。あまりのやり過ぎに、鼻に付いてしまいました。何事もやり過ぎは良くありません。良い人をアピールしたいのかもしれないけど、良い人過ぎるのは人間ではありません。常識的なヒューマンドラマにして欲しかったです。

 

 

最後に、広末さんのこういうヒロイン役、最近、とても多いと思いませんか?TVドラマでも、映画でも、何かに困った未亡人とかシングルマザーとかを広末さんが演じて、男たちがそれに引っかかってしまうという内容が多くて、また広末さんなんですねって思ってしまいました。もうすぐ公開の「嘘八百2」もそうですよね。映画業界さん、もう少し、キャスティングを考えてくれませんか?毎度、同じ人が同じような役をやっていたのでは、面白くありません。またですか?になります。

 

スミマセン。文句しか出てきませんでした。だって、面白くなかったんだもん。主人公が、もう少し人間的だったら共感が出来たかもしれないけど、まるで聖人で、誰でも助けてあげる、お金も出してあげるって感じで、何様よって感じだったんですもん。

 

 

私は、この映画、お薦め出来ません。但し、長渕剛さんのファンの方には、喜ばれると思います。彼が全編通して出ているし、歌も聞けるし、ファンの方には、ありがたい映画なのかなと思いました。一般の方が観に行くと、聖人?ブッダ?キリスト?って疑問符がどんどん出てきてしまうかもしれません。気になったら、観に行ってみてください。

ぜひ、楽しんできてくださいね。カメ

 

 

太陽の家|映画情報のぴあ映画生活

 

 

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