「ペット・セメタリー」前の作品とはちょっと違っているようです。私は前を覚えていませんが。(笑) | ゆきがめのシネマ。劇場に映画を観に行こっ!!

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観てきた映画、全部、語っちゃいます!ほとんど1日に1本は観ているかな。映画祭も大好きで色々な映画祭に参加してみてます。最近は、演劇も好きで、良く観に行っていますよ。お気軽にコメントしてください。
スミマセンが、ペタの受付を一時中断しています。ごめんなさい。

「ペット・セメタリー」を観てきました。

 

ストーリーは、

家族ともに田舎に越した医師ルイスの新居の裏には動物の墓地「ペット・セメタリー」があった。ある日、飼い猫が事故で死んでしまったため、ルイスは墓地ではなく、さらに奥深い森に猫を埋葬する。翌日、死んだはずの飼い猫が凶暴に豹変し、ルイス一家の前に姿を現わす。その地は、先住民が語り継ぐ秘密の森だった。誕生日を迎えた娘のエリーが交通事故で亡くなってしまったことから、ルイスはある行動に出るが・・・。

というお話です。

 

 
メイン州の田舎町に引っ越すことにした医者のルイス・クリードは、妻のレイチェルと娘のエリー、幼い息子のゲージと猫のチャーチルを連れて、新しい家にやって来た。田舎町の一軒家は広大な土地を供えており、裏山にはペット霊園が作ってあった。
 
隣の家には、年を取って一人で暮らしているジャド・クランドールが住んでいた。奥さんは亡くなったようだ。人の好さそうな老人だった。
 
ルイスは高校の校医として働き始めたその日、事故でパスコーという生徒が頭の半分を潰され運び込まれる。蘇生措置を施し生かそうとするのだが、結局、亡くなってしまう。しかしルイスに亡くなったパスコーが夢として現れ、助けようとしてくれたから、先生を助けたい。森の中に入らないでとメッセージを告げる。
 

 
田舎町なのだが、ルイスの家の前の道路が大きなトレーラーの運行ルートになっているらしく、気を付けなければと思っていた矢先、猫のチャーチルが車に轢かれてしまい、死んでいた。まだ”死”を受け入れたことの無い子供たちに話すべきか夫婦で悩むのだが、レイチェルが言わないで欲しいというので、仕方なく、近くのペット霊園に埋めに行こうかとジャドに相談する。するとジャドは、ルイスをつれて、ペット霊園のもっと奥にある、沼を抜けた先に埋めるようにと言う。言われた通り、ルイスはそこにチャーチルを埋めて家に帰る。
 
次の日、家にチャーチルが汚れた身体で帰ってくる。生き返ったようだ。居なくなったと聞かされていた子供たちは喜び、チャーチルに手を伸ばすが、何故かチャーチルは性格が変わったようで、とても凶暴になっていた。釈然としないまま過ごしていると、エリーの誕生日会に、今度はエリーがトレーラーの犠牲になり、亡くなってしまう。
 
 
エリーを亡くした悲しみに潰されそうになったルイスは、チャーチルが生き返った場所にエリーも埋めてみようと考え始める。そして・・・。後は、映画を観てくださいね。

 

昔、「ペット・セメタリー」って観たと思うのですが、あまり覚えていないんですよねぇ。確かTVで観たと思うけど、印象に無いんです。で、今回、観たのですが、うーん、予想通りの展開で、最後はちょっと衝撃でした。全く、救われないホラー映画ってやつですね。まぁ、そこが良いんだけど。

 

 

最初、猫ちゃんが車に轢かれて死んじゃって、それをある場所に埋めると、生き返ってくるんです。でもね、超凶暴になっているのよ。埋めたから汚いままだしね。お風呂に入れてあげたくなりました。触ろうとすると凶暴なんだけど、それでも、家に一緒に住んでいて、飼い主を嫌いなのか好きなのか分からないんです。

 

次に、娘のエリーが車に轢かれるんだけど、引っ越してきた当日から、大きなトレーラーがバンバン走ってたんだから、敷地の周りに柵を作るとかして、子供が外に飛び出さないようにしなきゃいけないよね。全く、子供が大切と言いながら、全然、考えてないところが、笑っちゃいます。

 

 

エリーが亡くなって、生き返らせるんだってことで、またもルイスが埋めに行くんですよ。ちゃんと埋葬をしたのに、そこから掘り起こして、森の奥に埋めに行くんです。これ、考えたんだけど、火葬をする日本では考えられないですよね。日本でこの内容をやるなら、灰を埋めて置いたら、生き返って帰ってくるとかなのかしら。まぁ、それも良いか。

 

もちろん、エリーも生き返ってくるんだけど、埋めたルイスや家族を恨んでいるんです。何故かって、それは映画を観て欲しいのですが、まぁ、西洋で言う”地獄の業火に焼かれる”ってやつなのかな。はっきり、映画の中で、理由を示してくれる訳ではないので、観た人が想像するしかないんだけど、辛かったのかもしれません。

 

 

憎んでいるから、襲って来るわよねぇ。恐かったです。力も強いし、なんか、子供の恐ろしい顔って、あまり見たくないです。私は怖かったな。恐いというか、嫌でした。

 

お話は、面白かったと思います。考えてみると単純なお話ですよね。深いところは一切なく、死んだから生き返らせるってだけだから。そこに、何の思惑も何もなく、子供に生きてて欲しい、ペットに生きてて欲しいってだけですから。でもね、ペット霊園と生き返る場所って、何か関係があるのかしら。この謎は、一切、明かされないので、終わっても、モヤモヤしたままです。出来れば理由が知りたかったな。モヤモヤしていると、気になって、いつまでも恐いんですもん。

 

 

私は、この映画、お薦めしたいと思います。スティーブン・キングの作品だし、単純で面白いです。でも、深く考えたいと思ったら、他の映画の方が良いかもしれません。内容は薄いです。まぁ、ホラー映画だからね。昔の作品と、ちょっと違っているようですよ。ぜひ、観てみてください。

ぜひ、楽しんできてくださいね。カメ

 

 

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