「シライサン」貞子の次はコレか?って言われたけど、ちょっと愛らしい感じで怖くないです。 | ゆきがめのシネマ。劇場に映画を観に行こっ!!

ゆきがめのシネマ。劇場に映画を観に行こっ!!

観てきた映画、全部、語っちゃいます!ほとんど1日に1本は観ているかな。映画祭も大好きで色々な映画祭に参加してみてます。最近は、演劇も好きで、良く観に行っていますよ。お気軽にコメントしてください。
スミマセンが、ペタの受付を一時中断しています。ごめんなさい。

「シライサン」を観てきました。

 

ストーリーは、

眼球の破裂した死体が連続して発見された。直接の死因はいずれも心臓麻痺で、死の直前に何かに怯えた様子だったという奇妙な共通点があった。親友を目の前で亡くした大学生の瑞紀と弟を失った春男は、ともに事件を調べ始める。2人は事件の鍵を握る女性・詠子を探し出すが、ほどなく彼女は「シライサン」という謎の言葉を残し、一連の事件の被害者と同じように死んでしまう。事件に目をつけた雑誌記者の間宮も加わり「シライサン」の呪いが徐々に明らかになっていくが・・・。

というお話です。

 

 
女子大生の瑞紀は、友人の香奈とランチをしていた。怖い話をするのが好きな香奈は、今日もネットで拾った怖い話を瑞紀にしていたのだが、ふと何かに気付いたように立ち上がり、外を見つめると、突然に動揺し、逃げようとする。倒れ込んだ香奈は瑞紀の手を凄い力で掴み、瑞紀はあまりの痛さに振り払ってしまう。すると、突然に香奈の眼球が弾けて死んでしまう。
 
あまりのショックから立ち直れない瑞紀の前に、春男が現れる。春男も、香奈と同じような死に方で弟を亡くしており、瑞紀に話を聞きに来たのだった。春男の弟と香奈はバイト仲間の3人で温泉に行った仲間だった。弟は死ぬ直前に春男に電話をしてきて、酷く怯えた様子で助けを求めた後に死んだらしい。
 
 
二人は、残ったバイト仲間の一人に会いに行くと、温泉旅館で酒屋の渡辺という男性から怪談話を聞き、その話がきっかけなのではないかと言う。しかし彼女は怪談に出てくる人物の名前を告げなかった。お茶を入れてくるという彼女を待っていると、彼女は突然に首を吊って自殺を図ってしまう。直ぐに病院へ連れて行き、事なきを得るが、うわごとで”シライサン”とつぶやく。
 
目を覚ました彼女に”シライサン”とは何だと聞くと、怪談の追って来る人物だと告げ、これであなた達も呪われてしまったという。”シライサン”という名前を知ると、名前を知っている人物の元にその化物が来るらしい。
 
 
真相を探るべく、二人は3人が行ったという温泉地を訪れ、旅館の人や、酒屋の渡辺を訪ねると、渡辺は死んでおり、旅館のバイトも休んでいるという。旅館のバイトで一緒に話を聞いたという男性を訪ねると、彼も”シライサン”に追われたと言い、目をそらさずに2時間ほど頑張れば消えていくという対処方を聞く。渡辺の家を訪ねると、昔、民俗学の先生にその話を聞いたらしく、その先生を探すと、やはり亡くなっていた。
 
同じ頃、雑誌記者の間宮も不審な死を遂げた香奈や友達の事件を追っていた。そして、瑞紀と春男と温泉地で出会い、一緒に、この怪談の呪いを解く方法を探し始めるのだが・・・。後は、映画を観てくださいね。
 

 

この映画、凄く怖そうなんだけど、”シライサン”が出てきちゃうと、ちょっとあまりの可愛さに”ププッ!”って笑っちゃうんです。目が大きい、恐ろしい女っていう触れ込みなんだけど、確かに目が大きくて、白目が無いから、なんか、ぬいぐるみみたいで、つい、見つめちゃうんです。誰もが目を逸らして死んでいくんだけど、本当に見たら、これ、見つめちゃうんじゃないかなぁ。愛らしいんですもん。もっと、影を付けて、全体が明るく見えないようにすれば、もっと怖いんだろうけど、昼でも出てくる訳よ。だから、全部丸見えで、ぬいぐるみみたいなんだよなぁ。

 

 

これ、続編が作りたいからなのか、”シライサン”の謎は一切解けていません。もう少し謎を解明してくれないと、知りたいという欲望が出ないんですよねぇ。お堂に女性が籠っていて周りに御札が沢山貼ってある映像と、”シライサン”の手に赤い紐と鈴が貫通しているくらいしか解明されていないので、まぁ、そんなもんかって諦めちゃうんですよねぇ。もう少し、こんな伝承があったとか、この地域ではこんな風習があったとかっていう、手掛かりみたいのが見えていれば、もっと知りたいと思って、次も観たいと思うんですけどね。

 

まぁ、解明されなかったのは仕方がない。内容に関しての話をしましょう。みんな、眼球が弾けて死ぬのですが、死因は心臓発作で、内部の眼圧が突然に上がってしまい、弾けたという事なんです。いやぁ、突然に目が爆発したら驚くよねぇ。でも、もし、目だけ弾けたくらいなら、人間死なないですよね。だって、脳や心臓とは繋がって無いもん。”シライサン”も、目だけにしてくれればいいのにねぇ。

 

 

始まって、最初の方は、どんな化物が来るのか分からないので、ずーっとドキドキハラハラなのですが、一度、シライサンを見てしまうと、その怖さが半減しちゃうんです。貞子の時は、もう、動き方とか這い方で、怖くてキャ~ッ!!て感じだったのですが、シライサンは素直で、お眼目がパッチリなので、何度も出てくると、愛らしく感じ始め、動きも普通なので、そんなに怖くないんですよ。見つめて、「知らないですよ」って言えば、帰ってくれそうに思えちゃうんです。ま、帰らないんですけどね。

 

うーん、ちょっと期待してしまっていたからなのか、イマイチ、ちょっと怖くなかったかな。貞子で鍛えられている日本人は、それほど恐怖を感じないと思います。

 

 

私は、この映画、お薦めしたいと思います。ホラー映画の初心者でも観れるんじゃないかというような作品だと思いました。私は、恐怖よりも、ちょっと笑ってしまう系かなって感じました。ぜひ、観に行ってみてください。

ぜひ、楽しんできてくださいね。カメ

 

 

シライサン|映画情報のぴあ映画生活

 

貞子 3D [Blu-ray] 貞子 3D [Blu-ray]
2,681円
Amazon

 

 

呪怨 [DVD] 呪怨 [DVD]
2,250円
Amazon