「エクストリーム・ジョブ」を観てきました。
ストーリーは、
忙しく走り回りながらも、思うような実績を積めずに解散の危機を迎えている麻薬班。国際犯罪組織の国内麻薬密搬入情報を入手したコ班長は、チャン刑事、マ刑事、ヨンホ、ジェフンの4人のチーム員たちとともに潜伏捜査を開始する。24時間監視のため、犯罪組織のアジト前にあるチキン屋を買い取り、麻薬班メンバーによるチキン屋稼業をスタートさせるが、絶対味覚を持つマ刑事の隠れた才能により評判が広まり、チキン屋は捜査にも手が回らないほどの大人気店となってしまう。そんなある日、麻薬班に捜査の絶好の機会が訪れるが・・・。というお話です。
この映画、面白かったです。最初、チラシや予告を観た時、警察がチキン屋というフレーズで、「踊る大捜査線」のパクりかなと思っていたのですが、パクりだったのはチキン屋という部分だけ。話は、とてもよく出来ていて、本当に楽しめる作品でした。
麻薬班は５人組の刑事で構成されていて、麻薬常習者や販売組織などを捕まえる仕事なんです。なんですけど、能力のある５人なのに、手際が悪いというか、ドン臭いというのでしょうか。犯人を逃がして、何故か犯人がバスに跳ねられてしまい、捕まえることが出来るというような、能力じゃないじゃんっていう逮捕の仕方ばかりなんです。で、上司に麻薬班は解体するからと言われてしまうんです。
だけど、このコ班長、しつこい男で、犯罪組織を逮捕することを諦めないんですよ。なので、チキン屋で張り込むことになるんです。それにしても、韓国のチキン屋さんって、こんな風にチキンだけ出すんですね。ちょっとビックリしちゃった。日本だと唐揚げ定食とかで、お酒を飲むならつまみに唐揚げになるけど、ただ唐揚げがドンっと出てきてて、ちょっと驚きました。鶏肉だけじゃ身体に悪いよね。野菜も取らないと。
このチキン屋が繁盛しちゃったところが面白いんですよ。チキンを作るマ刑事は、ちょっと変な顔だけど、チキン作りは上手くて、カルビソースがけというのが、凄くウケちゃうんです。チキンに焼肉のたれをかけただけだと思うんだけど。でも、見た目は凄く美味しそうでした。
映画の面白い所は、このストーリーが簡単に逮捕に結びつかない所です。犯罪組織は居なくなっちゃうし、チキン屋は閉店寸前になるし、大変になったところから、凄い展開になって行くんです。フランチャイズ化？という話が入ってきて、それが犯罪組織のある計画になっているんですよ。それが上手いなぁと思いました。
最初は、踊る大捜査線のパクりかと思って観に行ったのですが、もう、観ているうちに釘付けになりました。だって、本当にこの刑事たち、めちゃくちゃなんですもん。本当に酷い刑事なんだけど、でも、実は、凄い能力を持った精鋭たちだという事が、最後に判ってくるんです。それまで、大笑いしながら観てくださいね。
私は、この映画、超！お薦めしたいと思います。年明けに観るには、とってもスッキリするし、展開は楽しいし、満足出来る作品だと思います。観た後に、唐揚げが食べたくなるかもしれません。ぜひ、観に行ってみてください。
ぜひ、楽しんできてくださいね。
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