「燃えよスーリヤ!!」を観てきました。
ストーリーは、
生まれながらにして痛みを感じない体質を持つ少年スーリヤはいじめられていたが、幼なじみのスプリだけは彼を守ってくれていた。そんなある日、祖父から見せられた映画で、「空手マン」と呼ばれる片足の格闘家マニに衝撃を受けたスーリヤは、カンフーの特訓を開始する。成長したスーリヤは、カンフーと痛み知らずの体を武器に、街の悪党たちを退治するべく日々戦っていた。ある日、彼の前に、長い間離れ離れになっていたスプリが現れる。スプリが街を牛耳る悪の組織に狙われていることを知ったスーリヤは、愛する彼女を守るべく立ち上がる。
というお話です。
この映画、インド映画なのに、カンフーを取り入れたり、空手マンだと言ったりしていて、もっと、ベストキッド的なものを想像していたのですが、全く違いました。うーん、ごめんなさい、面白くなかったです。
無痛症という、何をされても痛みを感じないという身体で生まれてきてしまい、、事故に合っても、事件に巻き込まれても、何も感じない内に死んでしまうという特性があるので、普通は5歳までに亡くなりますと医者に言われるのですが、父親と祖父の教育と努力で、スーリヤは元気に育ちます。でも、教育がおかしかったので、スーリヤは空手マンとなって、悪い奴らを倒すという目標を持ってしまいます。
そのヒーローになるという目標が、超ウザいんですよ。スーリヤは良い子なんだろうけど、子供のころからウザくて、観ていてイライラしちゃうんです。祖父や父親が、基礎教育を正しくしなかったせいで、とても偏った考え方になってしまい、悪は倒してよいと思っているんです。でも、相手は人間でしょ。簡単に殺したりなんてしちゃいけないのに、酷いんですよ。
幼馴染のスプリは、まだマトモなんだけど、それでもちょっとおかしくて、マニという片足の空手家と一緒に戦うんです。でもねー、マニとジミーの兄弟の確執が、どーも変なんですよ。なんだか納得出来ず、おまけにジミーの方が強いし。普通なら、片足を失ったマニではなく、ジミーの方に引き継がせるでしょ。この空手道場の先生が、エコ贔屓をしたから、こんな事になったのよね。先生に文句言いなさいよって感じでした。
中盤で、スプリの家庭の問題やら、スーリヤの父親の再婚やらが絡んできて、話がぐちゃぐちゃして、たるむんです。なので、面白くなくて、眠くなっちゃったんですよねぇ。ウトウトくらいだったので、何とか内容は覚えていますが、寝ていても、何の変化も無かったというのが本当かしら。
とりあえず、筋肉ムキムキしたスーリヤが出てきて、暴れてくれるので、そういう面では、楽しめると思います。とりあえず、私は、この映画、お薦めしておきます。でも、ストーリーを追って行くと、途中で眠くなる部分が多数あると思います。気になるようでしたら、アクションのみを観るのなら、場面が少ないですが、面白いと思いますよ。気になったら、ぜひ、観に行ってみてください。
ぜひ、楽しんできてくださいね。
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