今日は、チャンネルNEKOで一挙放送していた「白い巨塔」について書かせてください。2日間も、つい、釘付けになってしまいました。唐沢寿明さんが財前役をやった2003年版です。
あらすじは、ザ・テレビジョンさんのサイトを見てくださいね。
https://thetv.jp/program/0000001018/plot/
以前も観たと思うのですが、もう17年も前なんですね。役者さんたちもまだ若くて、江口さんとかカッコ良くて、伊藤さんはまだ可愛くて、佐々木さんはチャラくて、本当に面白かったなぁ。唐沢さんの財前は、本当に凄かったんですね。今観ても、釘付けになってしまうほど、強くて、カッコ良くて、あの崩れていく感じは、完璧なまでの財前でした。
確か、昨年に岡田さんが財前を演じた「白い巨塔」が放送され、その時も面白いと感じたのですが、昨日今日と唐沢版を観たら、やっぱり迫力が凄いですね。こんなに凄いドラマだったんだと、驚いてしまいました。だって、夫と二人でずーっとTVの前に座っちゃいましたもん。
このドラマ、演出も上手いなぁと思いました。観ていたら、財前に義父役の西田さんがカツラを被っている役で、ある時のちょっとした場面で、そのカツラを取って、ちゃんとクシで手入れをしているんです。それに、財前の家に柳原先生を招いた時なんて、西田さん演じる財前の義父のカツラがズレているのを、娘の若村さん演じる財前の妻が直している場面があって、もう、大笑いでした。そんな細かい演出?もあって、本当に彼らの日常を見ているように思えて、面白かったなぁ。
元々、原作が面白い事もあるのでしょうね。最初は、素直に患者を治したいと思っていた医者が、大学病院で競争の中に放り込まれて、医学よりも、上の地位を目指すことが目標になってしまうという、悲しい話です。本当は、素晴らしい技術を持っているのに、大学病院では技術では上に登れず、政治的なことでしか上に登れないという、理不尽な事が続けられているという現実が描かれており、考えさせられる内容でした。
まぁ、医療の世界だけではなく、どんな会社でも、技術や能力ではなく、政治的な力でしか上に登れない=昇進出来ないというのは、当たり前の事です。だから、能力のある方はご自分で企業して仕事をされているのだと思いますが、日本大手企業の年功序列や、性差別、一族経営はいつ無くなるんでしょうね。本当に最悪だと思います。
それにしても、黒木さんや若村さん、矢田さん、水野さんなどなど、本当に美しかったです。もちろん今も美しいですが、やっぱり本当に綺麗でした。特に、黒木さんと若村さんの、愛人と本妻の対決も凄かった。うーん、マジで面白かった。
そうそう、ミッチー(及川光博さん)も、まだまだ若くて、弁護士役で出ているのですが、顔が美しくて、超カッコイイんです。半沢でも良い演技をしていましたが、この作品でも凄かったんだなぁと改めて見直しました。
ごめんなさい。あまりにも面白くて、2日間、映画館にも行かずにTVを観ていたもので、つい、感想を書きたくなってしまいました。これ、名作ですね。ビックリです。以前、観た時は、こんなにも感動しなかったような気がするのですが、一気見したからかしら。凄い感動しちゃいました。
また、放送したら、ぜひ、観てみて下さい。皆さん若いし、内容も素晴らしいです。名作って、本当に面白いんだね。2日間、TVに釘付けだったけど、とっても幸せでした。ぜひ、一度、この唐沢版「白い巨塔」を観てみて下さい。今は大御所と言って良いような役者さんも、まだまだ若くて、可愛いです。お薦めですよ。
ぜひ、楽しんで観てみて下さいね。
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