「スター・ウォーズ　スカイウォーカーの夜明け」今回もネタバレあります。第一回感想です。

「スター・ウォーズ　スカイウォーカーの夜明け」を観てきました。今回は、2D字幕版ライブサウンドで観ました。早くＩＭＡＸ３Ｄ字幕版と４ＤＸ３Ｄ吹替版で観たいなぁ。この作品は、１回じゃ、書きたいことを書ききれないので、また観た後に感想を書きますね。今回は１回目です。

ストーリーは、

伝説のジェダイ、ルーク・スカイウォーカーの思いを受け継ぎ、フォースの力を覚醒させたレイ。彼女は、フィンやポーをはじめレジスタンスの仲間と共に戦い続けていた。一方、カイロ・レンはダース・ベイダーの遺志を継ぎ、銀河の支配者となり・・・。

というお話です。

前作でルーク・スカイウォーカーにフォースの教えを受け、その力を覚醒させたレイは、ルークも居なくなった今、レイアの元で、ファーストオーダーとの決戦に向けて、訓練を重ねていた。そんな時、ファーストオーダーにいるスパイから情報が入ってくる。既に決戦の用意が出来た彼らは、直ぐにでもレジスタンスへの攻撃を開始しそうだというのだった。レジスタンスのレイア将軍は、こんなに早くに攻撃とはと動揺する。

ファーストオーダーのトップに君臨したカイロ・レンは、ある声に導かれ、その声の元に行く為のキーを探していた。ある場所で、キーとなるものを見つけたカイロ・レンは、それを使って、未知の場所へと入っていく。するとそこには、父や母たちが戦ったダース・シディアス＝パルパティーンが待っていた。死んだはずなのに、今更何故というカイロ・レンに「スノークはどうだった。あいつは私が操っていたのだ。」という。そしてファーストオーダーは手始めで、世界を制圧するための軍隊は私が作ってあると言って、何隻ものスターデストロイヤーが揃っていた。

一方、レイたちも、スパイからの情報により、未知の場所に軍隊が揃っていることを突き止め、その空間に行くためのキーを探し始める。ルークも以前に探していたようで、それをヒントに、キーを探す為のヒントが書いてあるナイフを手に入れるが、そこに書いてある文字は暗黒面の文字であり、C-3POはロックがかかっていて翻訳が出来ないと答える。しかしこの状況の中、何とか文字を読ませるしかない。仕方なく、C-3POのシステムを弄って解読させようとするが、もし、それをすると、今までの記憶データが消えてしまうというのだった。それでもこの危機を乗り越える為にはと言って、C-3POのシステムを壊して解読するのだが・・・。後は、映画を観てくださいね。

では、映画の感想です。ここまででも、十分にネタバレになっているけど、これ以上書けません。マジで怒られちゃいます。（笑）この後に凄い展開になっていきますよ。レイの出生の秘密が明かされ、ええ～！ってことになりますが、実は私、前作の「最後のジェダイ」の時の感想に書いていた予想が当たっていました。ロミジュリ的になるのかもって書いていたのですが、まさに、それに近かった。そして、カイロ・レンの苦悩は、ハムレットっぽくて、基本はシェークスピアが入っているんだなぁと思いました。その上、ディズニーになったから、王子様とお姫様的な場面があって、マジでディズニーになってると思いました。おいおいネタバレになってるやんって言われそうですね。ごめんなさい。

色々な評価があると思いますが、私は凄く楽しめたし、本当に泣きました。涙がツーっと流れて、スカイウォーカーの血は、この為に生まれたのだと思いました。エピソード１を思い出して欲しいのですが、アナキンは父親がいなくて、まさにキリスト的に母親が処女受胎じゃないけど、産んだ子供でしたよね。クワイ＝ガン・ジンがフォースが産ませた子と言っていたと思うけど、そんなアナキンから続くスカイウォーカーの血は、やっぱりフォースに戻るのかなと思いました。映画「アンブレイカブル」で描かれているように、悪が誕生すれば、必ずそれを倒す為の善が生まれなければならない。ダース・シディアスが生まれた為に、フォースがスカイウォーカーを生んだのだと思いました。だから、ダース・シディアスが死んだと思っていたけど、スカイウォーカーが生きているなら、相手も死んでいないんですよね。相手がいなくなれば、スカイウォーカーの役目は終わるという事なのかなと思いました。

レイは、一体どこから来たのかというのも、映画でやっと明かされます。ふーん、そうだったんだと、ちょっと想像していたので、それほどの驚きはありませんでした。だって、シェイクスピアを辿ってロミジュリなら、そうなるよねぇ。あー、ネタバレじゃん。

という訳で、今回はネタバレオンパレードですね。ごめんなさい。だって、初日に観れて舞い上がってるんですもん。面白かった、私は面白かった。とっても満足しました。今回は、宇宙空間での戦闘シーンも多かったし、レイとカイロ・レンのライトサーベルでの戦いも多かったです。本当に最後の戦いって感じでした。その為、光がピカピカしていて、”てんかん”を起こす危険性があるので気を付けてくださいという注意書きがありました。