「ヒックとドラゴン 聖地への冒険」の試写会に行ってきました。イオンシネマさんの試写会でした。
ストーリーは、
かつてドラゴンは人間の敵だったが、弱虫なバイキングの少年ヒックと傷ついたドラゴンのトゥースの活躍によって両者は共存する道を選び、バーク島で平和に暮らしていた。ところが、急激な人口&ドラゴン増加により、バーク島は定員オーバーに達してしまう。亡き父の跡を継いで若きリーダーとなったヒックは、皆と島を出て新天地を探し求めることを決意。しかし旅の途中、一行は最凶のドラゴンハンターに命を狙われ、トゥースの前には謎の白いドラゴン“ライト・フューリー”が姿を現す。やがて彼らがたどり着いたのは、人間が住むことのできないドラゴンだけの“隠された王国”だった。
というお話です。
バーク島に住むヒックとトゥース。数々の冒険をし、この島で平和に暮らしていた。今も、この島以外の地域の人間は、ドラゴンを敵だと思っており、海賊たちはドラゴンを捕獲して売ったり、殺したりしていた。そんな海賊たちを襲撃し、ドラゴンを開放して連れて来ていたヒックたちはだったが、バーク島が、既に満杯であることに困っていた。もうこれ以上、ドラゴンが住む場所がない。新しく住む場所を探さなければならない。
ヒックは、昔、父親が話してくれた、地図には載っていないドラゴンの聖地があると信じ、そこへ旅立とうと島の仲間たちを説得し始める。しかし、何処にあるかも判らない場所へ、この島を離れて旅立つのはみんな不安がっていた。
同じ頃、海賊たちとドラゴンハンターのグリメルが会合を開いていた。バーク島の奴らにドラゴンを奪われ、損害を被っている海賊たちは、凄腕のグリメルにヒックが連れているナイトフューリーをを殺して欲しいと頼んでいた。トゥースがドラゴンのリーダーなので、そいつを殺せば統率が取れなくなり、ドラゴンを使っての戦いも出来なくなるだろうと分かっていたのだ。グリメルは、白いフューリー=ライトフューリーをおとりに、トゥースを殺すと約束する。
そんな事とは知らず、ヒックは説得を続けていたが、ある日、森の中で、トゥースがライトフューリーに出会う。驚くトゥースだったが、同族に出会うのは初めてで、ライトフューリーに惹かれていく。しかし木陰から覗いていたヒックに気が付いたライトフューリーは、驚いて逃げて行ってしまう。ムッとしたトゥースだったが、戦いは直ぐそこまで迫っていた。
とうとう新しい土地を求めて旅立ったバーク島の人々は、ドラゴンの聖地は見つけられなかったが、とりあえずの広い土地は見つけることに成功する。疲れていたヒックたちは、そこにいったん腰を落ち着ける事にする。彼らが旅立って直ぐにバーク島に海賊たちが押し寄せるが、間一髪でヒックたちは逃れていた。しかし、海賊たちとグリメルは、ヒックとトゥースたちを追って、新しい地に向かってきて・・・。後は、映画を観てくださいね。
ヒックとドラゴンたちのお話は、この3作目を持って完結します。最初は弱虫だったヒックは、トゥースと出会ったことで強くなり、ドラゴンたちとの信頼は厚くなりました。そして、一緒に成長し、今作では、とうとう父親の後を継いで、バーク島のリーダーとなります。身体と力では、他のバイキングには敵いませんが、その知識と工夫により、誰よりも信頼されるようになり、彼女のアスティとの関係も上手くいっています。
そんな時、ヒックとトゥースの前にライトフューリーが現れます。トゥースは伝説のナイトフューリーですが、それに対して、白いフューリーなんです。どう見ても女の子。トゥースは、初めて出会った同族に大喜びで求愛のダンスなどをしてみせるのですが、全く取り合ってもらえず、ちょっとガッカリ。ライトフューリーは、現れては突然に消えてしまいます。実は、このライトフューリー、ある人物に利用されているのですが、それは映画で観てくださいね。
ドラゴンで一杯になっちゃったバーク島は、今回、引越をします。そして、ドラゴンの聖地を探して旅をして行くのですが、何処まで言っても、見つかりません。ある程度の場所で安息出来る土地を見つけて、家を作り始めるのですが、そこにも海賊たちが向かってくるんです。それに、最大のピンチも迫り、ヒックたちは窮地に立たされます。そこで、ヒックとトゥースの絆が試され、どうなるのかはお楽しみです。
やっぱりトゥースは可愛かったなぁ。他のドラゴンも可愛いけど、やっぱりトゥースが一番でした。新しいライトフューリーも可愛かったですよ。綺麗な子でした。ドラゴンたちと一緒に生活しているバーク島の人々は、それぞれ自分に合ったドラゴンと生活をしているのですが、色々なドラゴンがいたなぁ。ちっちゃい赤ちゃんドラゴンもいました。戦う時におんぶ紐で背負いながら戦う人もいて、笑っちゃいました。楽しそうでしょ。
今回は、恐ろしいドラゴンハンターのグリメルという人物が登場して、本当に強いんです。今まで、たくさんのナイトフューリーを殺してきて、トゥースを殺したら絶滅させたることが出来ると喜んでいて、凄い勢いで向ってきます。ヒックでも簡単には敵いません。トゥースと協力して戦うのですが・・・。本当に、今回は危機一髪という場面が多くて、ドキドキ、ハラハラの連続で、とっても楽しいです。それに、ヒックとアスティとの関係も変わってきていて、そろそろ”結婚”という文字がチラホラと。そちらも見どころです。
2作目で出てきたヒックの母親・ヴァルカが、ヒックたちの良い相談相手として出てきます。本当は父親がいてくれればと思いをはせるヒックに、優しく寄り添う母親の存在は、今回は欠かせません。
今回、劇場では吹替版の上映がほとんどなのかしら。試写会も吹替だったのですが、出来れば字幕でも観たかったな。ヒックの父親の声がジェラルド・バトラーで、母親の声がケイト・ブランシェットなんです。ちょっと聞いてみたいでしょ。でも、吹替版の方も、グリメルの声を松重豊さんが演じていて、こちらも見どころでした。良かったです。
この原作は、イギリス出身のクレシッダ・コーウェルさんが書いており、世界で大人気のシリーズです。2015年に全12作で完結したそうです。原作も面白そうなのですが、この映画の公開に合わせて、本屋さんに並ぶかしら。読んでみたいと思ってるんですけど、全部で16冊もあり、その上、ドラゴン大図鑑まで出ているので、また家が本で埋まってしまう・・・。もう、住む場所が無くなると怒られているのに、これ以上買ったらまずいんだよなぁ。でも、読みたいなぁ。困った困った。そろそろ電子書籍にする時期なのかもしれませんが、どーも紙じゃないと寂しくてねぇ。
私は、この映画、超!超!お薦めしたいと思います。とっても可愛くて、楽しめて、感動する作品なので、カップルでも、親子でも、友達とでも、観て欲しいです。1、2作目を観ていなくても、最初にあらすじを紹介してくれるので、問題ありませんよ。ちゃんと解りますから。ぜひ、観に行ってみて下さい。
ぜひ、楽しんできてくださいね。
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