「シティーハンター THE MOVIE 史上最香のミッション」フランス版・冴羽獠を堪能してね! | ゆきがめのシネマ。劇場に映画を観に行こっ!!

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「シティーハンター THE MOVIE 史上最香のミッション」を観てきました。

 

ストーリーは、

ボディガードや探偵を請け負う凄腕のスイーパー(始末屋)=「シティーハンター」ことリョウは、相棒のカオリとともに日々さまざま依頼を請け負っていた。そんな2人のもとにある日、その香りをかいだ者を虜にする「キューピッドの香水」の奪回という危険な任務が持ち込まれる。香水が悪用されれば世界は危機に陥ることは必至で、48時間というタイムリミットのなか、2人は香水を取り戻すために奔走する。

というお話です。

 

 

ある駅の伝言板に「XYZ」の文字。仕事の依頼だ。シティハンターのリョウは、今日もモッコリ覗きを楽しんでいた。そこへカオリが伝言板から依頼を受けた仕事を持ってくる。いつもの通り、カオリからの攻撃を受けながらも、依頼された仕事を調べ始める。依頼主は、その香をかいだ者を虜にする「キューピッドの香水」を開発した博士の息子。犯罪組織がその香水を狙っている為、シティハンターに守って欲しいと言うのだった。

 

仕事を受けたリョウだったが、その場でバイクの男に香水を盗まれ、男を追って香水を取り戻すが、何故か中身は全く違うものだった。男を追っている内に、どこかですり替わってしまった事に気が付き、その男を探し始める。一方、盗もうとしていたのはリョウと同業の”海坊主”だった。彼も香水を手に入れるようにと依頼されたらしい。

 

 

男は一般人のサラリーマンで、家に帰り中身が魅惑の香水だという事に気が付いてしまう。その香水を使って、自分がファンである映画女優に会って、その香水を嗅がせようと考えた男は、彼女がいるというモナコへ飛ぶ。香水を追って、リョウとカオリ、そして香水を盗もうとしている犯罪組織もモナコへと向かう。

 

モナコで男を見つけたリョウは、男に香水を在りかを聞き出し、手に入れるのだが、敵も追ってくる。何度も危ない目に遭いながらも、何とか香水を持ち帰れると思ったが、カオリが敵に捕まり人質となってしまう。そんな時、香水を追ってきた”海坊主”と出くわし、リョウはあることに気が付く。そしてカオリを助けるために動き出すのだが・・・。後は、映画を観てくださいね。

 

 

シティーハンターの実写版でした。日本の漫画原作ですが、フランス映画です。フランスのフィリップ・ラショーが、子供の頃から観ていたシティーハンターを映画化したいと、原作者の北条先生に連絡を取り、OKを戴いたそうです。フィリップは、監督、主演を務め、本当に良く出来上がっていました。大笑い出来てカッコイイ、シティーハンターが堪能出来ます。

 

 

リョウは、カッコ良くて、超強いのですが、女性が大好き!相変わらず、モッコリを貫いているのですが、今回は、魅惑の香水を嗅いで、変な男の依頼者に欲情してしまうというところが、笑えました。リョウが男が好き?というのって、笑っちゃうでしょ。女性のエロい姿を見ても、全然欲情しなくて、結構、悩んでいる姿が、今まで、あまり無い事だよなぁと楽しくなりました。コメディ部分と、マジなアクション部分との分け方が上手くて、同じ作品の中にあっても、全く違和感無く受け入れられて、観ていて気持ち良かったです。作り方が上手いなぁと思いました。

 

 

カオリは原作通りで、リョウが好きなんだけど言えなくて、ハンマーを振りかざして怒っている姿が面白かったなぁ。これ、マジでやってくれるとは思いませんでした。カオリを演じている女優さんも、美しいのに男みたいな恰好で、色気が無いように演じてくれているから、本当にそれっぽいんです。これも、フランスだからこそかなと思いました。カオリ以外の女性が本当にエロエロっぽい感じなのですが、厭らしくなくて面白いんですよねぇ。カオリと他の女性のギャップが、バランス良くて、笑えるんです。

 

ストーリーも、ちゃんと裏があって、リョウやカオリの過去にも繋がっているようになっていて、良く出来ていました。そうそう、オープニングで、カオリのお兄さんが殺されて、カオリを頼まれる場面もありましたよ。そこは、原作通りに大切な部分として描かれていました。

 

 

”海坊主(ファルコン)”も”冴子(サエコ)”も)、ちゃんとイメージ通りの方が演じていました。特に海坊主は、マジな海坊主だった。良くここまで再現したもんだと思いました。

 

日本では吹替版で作られていて、名前も日本名になっています。但し、主役級以外の人物は、フランス版の名前のままみたいでした。声は、日本のアニメ版の神谷さんと伊倉さんではなく、山寺さんと沢城さんでした。まぁ、全く違和感が無かったので、楽しめましたよ。神谷さんと伊倉さんは、ゲスト役で声をあてていました。

 

 

私は、この映画、超!お薦めしたいと思います。日本のシティーハンターのイメージを壊さずに、大切に作られていて、とても好感が持てる作品でした。私は、大好きです。続編を作ってくれたら嬉しいくらい満足しています。ぜひ、観に行ってみて下さい。

ぜひ、楽しんできてくださいね。カメ

 

 

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