「フッド ザ・ビギニング」若きロビン・フッドがカッコ良く活躍します。今までで一番若いんじゃない? | ゆきがめのシネマ。劇場に映画を観に行こっ!!

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「フッド ザ・ビギニング」を観てきました。

 

ストーリーは、

イングランドの広大な屋敷に暮らす若き領主ロビン・ロクスリーは、何の苦労も知らずに生きてきた。しかし、十字軍に徴兵され遠い異国で戦い、4年を過ごして帰ってくると、ロビンは戦死したものとして領地も財産も没収されていた。どん底に落ちたロビンだったが、戦地では敵だった最強の戦士ジョンに導かれ、腐敗した政府に対して反逆を開始する。頭巾(フッド)で顔を隠したロビンは、政府から盗んだ金を領主として献上し、次第に権力のトップに近づいていく。そんなロビンは、貧しき者たちの代弁者として民衆の心をつかんでいくのだが・・・。

というお話です。

 

 

イングランドの広大な領地をもつ若き領主ロビン・ロクスリー。苦労を知らずに生きてきた。ある日、自分の屋敷の馬小屋に女性が忍び込んでいるのを見つける。何をしているのか聞くと、馬がいなくなり生活が出来ないから、馬を盗もうとしているという。彼女の美しさに魅了されたロビンは、彼女に馬を与え、付き合うようになる。彼女の名はマリアン。下級市民だが、そんなことは関係なくロビンは彼女を愛していた。

 

ある日、ロビンの元にノッティンガム州長官から、十字軍に徴兵するとの手紙が届く。マリアンに必ず帰ってくると告げ、アラビア圏での戦いに赴く。戦いの中、十字軍は捕らえた敵を拷問し殺していく。ロビンは殺す必要は無いと止めようとし、大怪我をしてしまう。病人として帰還する船に乗せられたロビンは、出発から4年後に故郷に帰り着く。

 

 

ロビンの屋敷には、財産は没収するとの張り紙があり、ロビンは戦死との知らせが届いていた。落胆するロビンだったが、あまりのも荒廃した故郷と首都、そして貧困の差が激しくなり、貧しい人々は町に住むことが許されず、炭鉱に住まわされていた。これでは国がダメになってしまうと悩んでいたロビンの前に、戦地でロビンが助けようとした青年の父親であるジョンが現れる。敵の中でも最強だったジョンは、自分の息子を助けようとしてくれたロビンに、その技術を教え、腐敗した政府を変える手助けをする。

 

 

頭巾をかぶったロビンは政府が集める税金を盗み、一方では領主として多額の金額を献上し、政府の信用を得ていく。長官に近づき、多額の税金が何に使われているのかを調査し始める。ロビンは、民衆のあまりの貧困さに心を痛め、盗んだ税金の一部を市民に撒き始める。市民は段々と頭巾の男を民衆の代弁者とし、彼をヒーローとして崇めていくのだったが・・・。後は、映画を観てくださいね。

 

この映画は、何度か映画化されている”ロビン・フッド”の映画化です。ケビン・コスナーとかラッセル・クロウが演じてきましたが、今回は、大人気の、あの”タロン・エジャトン”が演じています。カッコ良かったですよ。やっぱりアクションは上手いですよね。キングスマンではパルクールをしたりと、カッコ良かったですから、今回も大満足が出来ます。ちなみに、私はケビン・コスナー版のロビン・フッドが一番好きです。

 

 

でもね、ストーリーは、いたって普通であり、ちょっとそれどうなの?っていうツッコミどころもありました。ロビンを助けてくれる、アラビア人のジョンですが、どーも観ていて無理やりなんですよねぇ。もう少し、スムーズにロビンに結べなかったのかしら。息子の恩を返すというのが、どーも弱かったんだよなぁ。ジェイミー・フォックスは好きだから、嬉しいんだけど、そこがちょっと引っかかりました。

 

 

マリアンとの事も、結構、無茶な展開でした。出会いも無理があるし、再会もちょっとどうなのかしら~って感じで、私はイマイチだったんですよねぇ。全体的にはアクションも面白いし、ロビン・フッドだから、ヒーローでいてくれていいんだけど、細々した設定が、おざなりだったような気がするんです。

 

 

どちらかと言うと、十字軍として闘っている時の方が敵は敵としてしっかりしていたから、楽しかったかな。イギリスに帰ってからの、ロビン・フッドとしての戦いは政府との戦いだし、最初は盗賊としてだから、それほどカッコいいという感じじゃないのよね。それに、イギリスに帰ってきてからは、マリアンの事を気にしてばかりで、”少しは吹っ切りなさいよっ!”って言ってやりたくなっちゃった。グズグズしてんじゃないのよ。

 

最後はちゃんとロビン・フッドとして立ち上がって、市民のヒーローとして認められるわけだから、ロビン・フッド伝説としては、正当な方だと思います。でもね、これ、人気が出たら続けようって感じの終わり方をしているんです。だから”ビギニング”なんだと思うんだけど。ちょっと、まだ続けるのかいっ!って思っちゃった。可愛いロビン・フッドで終って欲しい。

 

 

私は、この映画、お薦めしたいと思います。ストーリーは、私はちょっと納得出来ない部分もありましたが、タロンさんのロビンは素敵です。今までのおっさんロビンとは違います。若々しくて、リンゴを落としたとしても、美しそうなんですもん。だから、可愛いロビンを観に行くつもりで観に行ってみてください。

ぜひ、楽しんできてくださいね。カメ

 

 

フッド:ザ・ビギニング|映画情報のぴあ映画生活