「ジェミニマン」最新の3Dは素晴らしく美しいです。二役のウィルのアクションが飛び出しそうです。 | ゆきがめのシネマ。劇場に映画を観に行こっ!!

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観てきた映画、全部、語っちゃいます!ほとんど1日に1本は観ているかな。映画祭も大好きで色々な映画祭に参加してみてます。最近は、演劇も好きで、良く観に行っていますよ。お気軽にコメントしてください。
スミマセンが、ペタの受付を一時中断しています。ごめんなさい。

「ジェミニマン」のプレミア試写会に連れて行って貰いました。

 

ストーリーは、

史上最強とうたわれるスナイパーのヘンリーは政府に依頼されたミッションを遂行中、何者かに襲撃される。自分の動きをすべて把握し、神出鬼没な謎の襲撃者の正体は、秘密裏に作られた若い頃のヘンリーのクローンだった。その衝撃の事実を知ったヘンリーは、アメリカ国防情報局の捜査官ダニーの協力を得ながら、政府を巻き込む巨大な陰謀の渦中へと身を投じていく。

というお話です。

 

 
暗殺者のヘンリーは、ある依頼で高速鉄道に乗ったターゲットを狙っていた。見晴らしの良い場所から、鉄道が山間部から出て、影に入るまでの一瞬で仕留めなければならない。ターゲットの近くにスパイとして潜り込んでいる仲間から連絡が来るが、子供が邪魔に入りOKが出ない。ギリギリでOKが出て、ターゲットを仕留めるが、頭ではなく首に当たり、急所をハズしてしまう。自身を失くしたヘンリーは引退を考え、上司に伝える。
 
ヘンリーは古い友人のジャックと再会すると、高速鉄道で殺したターゲットは無実だという情報をユーリという情報提供者に聞いたことを話します。ヘンリーはユーリに連絡を取るように頼みます。それに気づいた本部長のラシターはヘンリーを暗殺させようと考え、「GEMINI」というコードネームの極秘作戦部隊を部隊長のクレイを使って動かします。
 
 
突然に襲撃されたヘンリーは、上手く対処をしようとするが、何故か襲撃者は自分の動きを読んでいるようなところがあり、何処までも喰いついてくる。戦った拍子に襲撃者のメットが脱げ、顔を見ると自分と同じ顔をしているではないか。何とか逃げおおせて、職業を偽りヘンリーを見張っていた防衛情報局(DIA)のダニーの所へ駆け込み、彼女に協力を求めます。何処までも襲ってくる襲撃者から逃げる為、ヘンリーの元同僚のバロンと会い、コロンビアへ逃げることになります。
 
一方、ターゲットを逃がした暗殺者は負傷をし、セーフハウスに戻ると、そこにはクレイがおり、暗殺者はクレイの養子となった”ジュニア”だという事が判ります。ジュニアもターゲットが自分にそっくりな事が気になりますが、父親からの暗殺するようにとの命令は絶対です。
 
 
ヘンリーは、暗殺者が自分に類似している事が気になっており、それを見たダニーは、戦いの時に手に入れた暗殺者のDNAサンプルとヘンリーのDNAサンプルを検査に出すと、暗殺者はヘンリーと同じDNAを持つクローンだという事が判ります。謎を解明する為に、ヘンリーはハンガリーにいるユーリと会い、クローンプロジェクトについての話を聞き、ヘンリーが暗殺した人物は、その研究者の一人だったと知ります。そして・・・。後は、映画を観てくださいね。ここで、まだ半分説明出来てないくらいです。

 

この映画、「3D+ in HFR」という進化系のデジタルフォーマットだそうです。1秒間に24コマという今までの2倍以上のフレーム数らしいのですが、それがどういう事なのかは、私は全く分かりません。でも、映像を見たら、全く違う事が判りました。本当に美しいです。でも、美し過ぎて、ゲームの画面を観ているような感覚になるの。特に、腰までの人物映像が中心に来ると、私、「龍が如く」をやっていたかしら?って思っちゃうほどでした。

 

 

内容についてですが、ありそうなSFですよね。このヘンリーは、歴代の戦線で素晴らしい成績を収めていて、彼以上のスナイパーは二度と現れないと言われる伝説の男なんです。軍は、それなら彼と同じDNAを持った人間を作れば、いつまでもヘンリーを失うことは無いと考え、クローン計画を始めるんです。まぁ、気持ちは解からないではない無いです。でもさ、ヘンリーは嫌だよね。自分と同じのが何人も作られるとか聞けば、人道的じゃないって思うわよ。

 

で、そんなのを辞めさせたいヘンリーと、最強部隊を持ちたいクレイとの戦いになる訳なんです。まぁ、これも良くありそうでしょ。だから、話としては、それほど目新しいとは思えませんでしたが、やっぱり映像が凄いのと、ウィル・スミスが2役演じていて、同じ二人が戦うという場面が凄いんです。アクション、凄かったなぁ。特に、バイクでの戦いは凄かったです。

 

 

でもね、これだけ映像が良くなってきちゃうと、何処までがCGで、どこからが実写なのかよく解らないんです。映画の世界が、どんどんアニメーション化されているような気持ちになり、複雑な思いがしました。アバターの時も感じたんだけど、あちらは完璧にCGと判るけど、今回は、実写に寄せてあるから、本当に何が本物なのか解らないんです。

 

ウィル・スミスは、魅力全開でした。若いウィルも、年取ったウィルもカッコいいけど、若いウィルはジェイデン君に似てましたねぇ。これ、息子でやっても良かったんじゃないかと思ったくらいです。それにしても、CG化工は凄いですね。本当に若くなるんだから、驚いちゃいますよ。これじゃ、TVや映画に出てくる人の本当の年齢なんて分かりませんね。

 

 

最近、私の好きなクライヴ・オーウェンが悪役ばかりで、ちょっと寂しいです。以前はアンジーとの恋愛ものとかやっていたのに、オッサンキャラ全開になってきたからなのかしら。オッサンだからこそ、色気があるんだけどなぁ。

 

そんなことを言いながらも、私はとっても楽しんだし、ドキドキしたし、プレミア試写会で観たので、ウィル・スミスは素敵だったしね。とってもファンを大切にしてくださる方で、沢山サービスをしてくれました。アン・リー監督とジェリー・ブラッカイマーさんも、明るく話をしてくださっていて、とても良かったです。

 

 

私は、この映画、お薦めしたいと思います。本当は”超”を付けたいけど、これ「3D+ in HFR」の方式で観て頂ければ、私と同じ感想を味わえると思いますが、普通の2Dで観ると、同じ迫力が出るとは思えません。良くあるSFになってしまうかも知れないので、何とも難しいです。でも面白いので、ぜひ、観に行ってみてください。

ぜひ、楽しんできてくださいね。カメ

 

 

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