「大脱出３」監獄からの脱出がテーマだったのに、ちょっと変わってしまい疲れました。

「大脱出３」を観てきました。

ストーリーは、

世界的ハイテク企業ジャン社の社長令嬢ダヤが何者かに誘拐された。かつてダヤの身辺警護を務めていたローは、世界で唯一の脱獄のプロフェッショナルであるブレスリンを訪ね、ダヤが「悪魔砦」に囚われているとの情報を入手する。悪魔砦は、すべてが謎に包まれ、これまで出たものは誰もいないという秘密監獄だった。ブレスリンは、ローたちとともにダヤ救出に動くが、ブレスリンのパートナーであるアビゲイルが何者かによって悪魔砦に拉致されてしまう。

というお話です。

世界的ハイテク産業ジャン社の社長令嬢ダヤが、アメリカ視察の最中に襲われ、誘拐された。ダヤのボディーガードのバオは、犯人に気絶させられ、胸ポケットにＵＳＢメモリを入れられる。

それから数日後、以前にダヤのボディーガードを務めていたシェン・ローが、レイ・ブレスリンのセキュリティ会社を訪ねてくる。アポ無しだった為にブレスリン社のボディガードが相手をするが、全て倒されてしまう。最後に出てきたブレスリンに銃を向けられ、ローは戦いを止めて、ブレスリンにダヤの救出を願い出る。ローはダヤと恋愛関係になってしまった為、彼女のボディーガードを解雇されたのだった。

話をするブレスリンとローの前に、ダヤの現在のボディーガードであるバオが現れ、ＵＳＢメモリを差し出す。犯人が彼の胸に残したメモリに、ブレスリンの名前があった為、バオはブレスリンを訪ねてきたのだった。

ブレスリンは、バオが持ってきたＵＳＢと、仲間のデローサの情報により、ダヤが監禁されているのは悪魔砦という謎に包まれた監獄であり、何の情報も無かった。しかし場所は解り、ダヤを奪還すべく悪魔砦に向かうが、ブレスリンの仕事のパートナーであり恋人でもあるアビゲイルまでが拉致されてしまう。

アビゲイルを拉致した犯人は、ブレスリンに復讐だというメッセージを送り、自分の父親がレスター・クラークであり、父親の復讐をさせてもらうと言う。レスターは、船上監獄でブレスリンを裏切り、粛清された男だった。そして・・・。後は、映画を観てくださいね。

これ、随分前に観たのに、感想を書くのを忘れていました。うーん、だって、面白くなかったんだもの。あのね、最初の「大脱出」は、シュワちゃんと共演していて、彼を助けるという目的があり、監獄を脱獄したのだけど、２作目では、監獄を脱出というテーマが少しズレてきて、今回の「大脱出３」では、監獄を脱出というのから逸脱してるじゃんって思っちゃいました。

まぁ、確かに悪魔砦っていう監獄から脱出するにはするんだけど、簡単に入れて、簡単に出てこれちゃうのよ、これが。そして、確かに、監獄にダヤとアビゲイルが監禁されているんだけど、そんなボロい部屋に閉じこめるだけでいいの？って感じなんですよ。古いお城の地下の牢屋みたいなとこなの。全くハイテクでも何でもないんです。

でね、なんでこのダヤが誘拐されたのかと言うと、父親の会社・ジャン社は、表向きはハイテク産業であり、裏では、そのハイテクを使って、高性能監獄を作っていて、ブレスリンは、このジャン社の監獄と今まで戦っていたという事なんです。で、このジャン社と、ブレスリンを裏切ったレスターが繋がっていたらしいんです。なので、息子は、自分の父親を殺したブレスリンと、父親を裏切ったジャン社の娘を誘拐したという事らしいのですが、なんか、ごちゃごちゃしていて解り難いし、途中からジャン社はどうでも良くなっちゃうのよ。

今回は、アクション担当はローさんで、ブレスリンはほんの少しのアクションになっていました。そりゃそうよねぇ。年も年だから、無理は禁物です。またも、銃をぶっ放すのは、デローサさんですね。アクションは、これだけやってくれたら、文句は言いません。スッキリ出来たし、楽しめました。

でも、やっぱりストーリーにツッコミどころがありすぎて、もう少し、ちゃんとストーリーを作って欲しいなぁと感じました。まぁ、スタローンの映画に内容を求めてはいけないのかもしれませんが、今回は、ちょっと酷かったなぁ。もう少し、ちゃんとして欲しかったです。

私は、この映画、まぁ、お薦めしても良いかなぁ～という感じです。薦めたくないのですが、既に３作目なので、前の２作を観ていると、どうしても観たくなるし、スタローンが出ているというと、ハズせないなぁと思う方も多いと思うので、まぁ、薦めておこうかなというくらいです。気になったら、観に行ってみてください。

ぜひ、楽しんできてくださいね。

・大脱出3|映画情報のぴあ映画生活

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