「王様になれ」the pillows 30周年記念の映画だそうです。良い音楽でした。 | ゆきがめのシネマ。劇場に映画を観に行こっ!!

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観てきた映画、全部、語っちゃいます!ほとんど1日に1本は観ているかな。映画祭も大好きで色々な映画祭に参加してみてます。最近は、演劇も好きで、良く観に行っていますよ。お気軽にコメントしてください。
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「王様になれ」を観てきました。

 

ストーリーは、

カメラマンになる夢を抱きながらも、厳しい現実を前に苛立ちと焦りを感じながら叔父のラーメン店で働く祐介。初めて足を運んだ「the pillows」のライブで、思いを寄せるユカリを偶然見かけた祐介は、ユカリと話すようになる。祐介はユカリとの距離が近づいていくにつれ、徐々に「the pillows」の魅力にもはまっていく。

というお話です。

 

 
カメラマン志望の祐介は、叔父の大将が営むラーメン屋でアルバイトをしながら、勉強をしている。亡き父の影響で始めた写真にのめり込み、プロのカメラマンを目指すのだが、夢を叶えるには現実は厳しく、苛立ちと焦りに苛まれながら日々を過ごしていた。
 
ラーメン屋の客として来ていたユカリは、ボーっとしていた祐介に声をかけ、我に返った祐介は、助けてもらって礼を言い、彼女が気になり始める。彼女が来ていたTシャツに「the pillows」のマークを見つけ、一度、行ってみようかと思いライブに行くと、そこでユカリを見かけ、話すようになる。ユカリとの距離が近づき、叔父が知り合いらしいので聞いてみると、彼女は叔父が入っていた劇団の新人らしい。
 
 
祐介はthe pillowsの魅力にハマっていき、カメラマンとしての崖っぷちの自分を奮起させるべく、ライブ撮影を行っていたカメラマンの虻川の存在を知った祐介は弟子入りを直談判し、仕事のチャンスを掴む。微かな可能性に必死に食らいつこうともがく祐介と、応援しつつも自分の人生に不安を抱えるユカリ。二人は未来に向かって、一歩を踏み出していく。後は、映画を観てくださいね。

 

私、あまり音楽に詳しくなくて、この「the pillows」も知りませんでした。この映画で、初めて知ったのですが、音楽、良かったです。映画の色々なところで、the pillowsの曲が入ってくるので、とっても耳障りが良くなっていきました。

 

 

ある青年が夢に向かってもがいて行く内容なのですが、祐介役の岡山さんのもがきっぷりが良いんですよ。カメラマンになりたいけど上手く行かず、アルバイトをしているのですが、仕事もいい加減になっちゃってて、ミスをするんです。水をジャバジャバしちゃってたのは、まぁ許すけど、お客様にラーメンを出して、”ネギ抜き”って言ったのに入れちゃってて、そのネギを手で取って、そのままラーメンを出すんですよ。映画の中でお客様は怒ったけど、そりゃそうでしょ。怒るよね。作り直しでしょ。もし、ネギでアレルギーとかあったらどうするの?頼まれたものが出せてないなら、作り直しでしょ。観ている私もムカついたわよ。その考え方があんたのレベルを下げてるのよ。

 

 

夢に向かって勉強しているのは解るけど、アルバイトだって仕事なんだから、真剣にやるべきです。それが出来ない人には、夢も叶わないと思うよ。何事も真剣に向き合う事が出来る人間にしか、チャンスも幸運も巡ってこないの。

 

ユカリは、劇団員なんだけど、ある秘密を抱えているんです。彼女にとっては大きな問題なんですけど、人に話せないんです。自分の事で精一杯の祐介には、特に話せなくて、可哀想でした。祐介は、自分の事ばかりで、ユカリの様子にも何も気が付かないんです。若いからと言っても、もう少し、好きな人の事は気にかけようね。それ、嫌われる典型だから。

 

 

「the pillows」って、30周年なんですね。というか、本当に知らなかったので、これから聞いてみます。GLAYとかと同じ年代とのことで、何で聞いてなかったのかしらと不思議に思いました。あの頃、ラジオを聞いたり、CDを買ったりという時代で、色々な音楽を聴いていたのになぁ。

 

 

私は、この映画、お薦めしたいと思います。私は、the pillowsを知らなかったのですが、この映画で初めて聞いて、気持ちの良い音楽だなと思いました。完璧に単館系の大人しい映画ですが、単館系に慣れている方なら、楽しく観られると思います。ぜひ、観に行ってみてください。

ぜひ、楽しんできてくださいね。カメ

 

 

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