「ブレードランナー ファイナル・カット IMAX」美しい映像であの世界を再び呼び戻す。 | ゆきがめのシネマ。劇場に映画を観に行こっ!!

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「ブレードランナー ファイナル・カット IMAX」を観てきました。

 

ストーリーは、

酸性雨で荒廃した2019年のロサンゼルス。人間にそっくりな外見を持つ人造人間「レプリカント」たちが植民地惑星から逃亡してきた。レプリカント専門の捜査官「ブレードランナー」のデッカードが追跡を開始するが・・・。

というお話です。

 

 

もう、これはあらすじは要らないでしょ。

 

2019年のロサンゼルスで起こる出来事なんだけど、37年前には、2019年にはこんな未来が広がっていると思ったのかしら。デッカードがこの戦いをしたのが、2019年の11月となっていて、映画が作られたのは1982年でした。人間の技術は、この映画まで追いつけませんでしたね。でも、今観ても、全く色褪せることが無く、全編、ドキドキして観てしまいました。

 

今回は、IMAXレーザー2D上映だったので、もー、映像が美しくて鮮明で、ため息が出るほどでした。この映像が、自宅でも楽しめるようになったら、どんなに嬉しいかしら。あの空気感を自宅で感じたいなぁ。

 

 

この映画で、私の中では究極の壁ドン(死語っ!)だと思っている場面があるんです。デッカードの家から帰ろうとするレイチェルを、デッカードが力づくで連れ戻し、強引に”キスしてと言え!”って言うんです。で、恥ずかしがりながらレイチェルが言うと、次に、”抱いてと言え!”って言って、またも言わせるんです。これ、レイチェルが既にデッカードに恋しているから良いけど、いきなりやったら叩かれるか、セクハラですからね。でも、レイチェルは好きだから、もう、”きゃ~ん、嬉しいっ!”って感じになってるんです。私、これ始めて観たとき、子供ながらドキドキしましたもん。大人の世界を覗いちゃったっていう気持ちになったことを覚えています。イイ場面だなぁ。

 

 

他にも、素晴らしい場面が沢山あるでしょ。ゾーラが、シャワーを浴びて全身をエアーで乾かすところも美しいし、殺される場面もショーウィンドウを壊しながら倒れ込むところはキラキラ光っていて、美しく儚げな雰囲気が良く出てますよねぇ。

 

タイレル博士の部屋も独特で素晴らしいデザインでした。あれも究極ですよね。考えてみれば、タイレル博士が作ったレイチェルだけは妊娠が出来たのだから、彼は神と呼ばれても良いくらいの天才だったんですね。ロイが殺しちゃうけど、もし、あそこで父殺しをしなければ、レプリカントの新しい時代が開けていたかもしれません。

 

 

もう、ブレードランナーの事を書き始めると、止まらなくなるので、ここら辺で止めておきます。次は、ホログラム上映をして欲しいなぁ。自分があの世界を体験しながら観ることが出来たら楽しいだろうな。

このIMAX版ブレードランナー ファイナルカットは、既に上映が終わってしまいましたが、Blu-rayで出ているので、ぜひ、観てみてください。

ぜひ、楽しんでくださいね。カメ

 

 

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